両家顔合わせの費用、誰が払う?もめない3パターンと決め方

結婚が決まり、両家顔合わせの会場も決まって一安心…と思いきや、次に立ちはだかるのが「費用は誰が負担するの?」というお金の問題ですよね。

「新郎側が払うべき?」「きっちり折半は失礼?」と悩んで、彼との話し合いも進まない…そんなプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

実は、このお金の問題で後々までギクシャクしてしまうカップルを、業界の取材を通じてたくさん見てきました。だからこそ、あなたには円満にこのステップを乗り越えてほしいんです。

この記事では、元ブライダル業界人の私が、

  • 両家顔合わせの費用相場
  • 一般的な3つの費用負担パターンとメリット・デメリット
  • もめずに決めるための具体的なステップ
  • 筆者の実体験談

を交えながら、誰が払うべきか、どう決めるべきかを分かりやすく解説します。この記事を読めば、もう費用負担で悩むことはありません。彼とも両家の親とも円満に話を進め、最高の笑顔で当日を迎えるための具体的な方法が分かります。

目次

まずは知っておきたい!両家顔合わせの費用相場

費用負担の話をする前に、そもそも顔合わせにいくらかかるのか、相場を把握しておきましょう。大きく分けて費用は「食事代」と「会場費」の2つです。

食事代と会場費の内訳

顔合わせ食事会は、料亭やレストランの個室で行うのが一般的です。

  • 食事代: 1人あたり5,000円〜10,000円のコース料理が人気です。両家の親とふたりの合計6名で2万円〜4万円が目安。
  • 会場費(個室料): 無料の場合も多いですが、お店によっては3,000円〜1万円程度かかることも。予約時に確認しておきましょう。
  • その他: 飲み物代、手土産代、遠方から来る親の交通費・宿泊費などが別途かかる場合があります。

総額は2万円〜5万円が目安

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(首都圏)」によると、両家顔合わせにかかった費用の平均は6.7万円でした。ただしこれは結納も兼ねたケースが含まれるため、食事会のみの場合はもう少し手頃になります。

一般的には、食事代と会場費を合わせて2万円〜5万円の範囲で考えておけば、お店選びの選択肢も広がるでしょう。

顔合わせ費用とあわせて、結婚式全体の予算感を把握しておくと、今後の準備がさらにスムーズになります。まずは総額がいくら位かかるのか、チェックしてみましょう。

【ケース別】両家顔合わせの費用負担3つのパターン

では、本題の費用負担についてです。主に3つのパターンがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分たちの状況や両家の考え方に合わせて、最適な方法を選びましょう。

パターン1:新郎側(または男性側)が全額負担する

「男性側が女性側をもてなす」という伝統的な考え方に基づいたパターンです。特に結納をしない場合、その代わりに新郎側が費用を持つことで、誠意や感謝を示すという意味合いもあります。

  • メリット:
    • 伝統を重んじる親世代に安心感を与えやすい
    • 新婦側の両親に良い印象を持ってもらえる
  • デメリット:
    • 新郎側の金銭的負担が大きくなる
    • 新婦側が恐縮してしまう可能性がある

パターン2:ふたり(新郎新婦)が全額負担する

「自分たちの結婚なのだから、両親を“招待”する」という考え方で、近年主流になりつつあるのがこのパターンです。

  • メリット:
    • 両家に金銭的な負担をかけずに済む
    • 「ふたりで協力して家庭を築いていく」という自立した姿勢を見せられる
  • デメリット:
    • 親世代の中には「子どもに出させるなんて」と遠慮する人もいる
    • ふたりの貯金が少ない場合は負担になる

実は、私の結婚式の時も、このパターンを選びました。 結婚費用全般の負担について、私たちの両家で少し考え方の違いがあったんです。そのため、最初の公式なイベントである顔合わせは「自分たちの結婚だから、自分たちがホストとして両親をもてなしたい」という姿勢をはっきり見せることが大切だと考えました。

相手側の親からは援助の申し出もありましたが、「これからの新生活は自分たちでしっかりやっていきます」という気持ちを込めて、丁寧にお断りしました。結果的に、その後の結婚準備もスムーズに進んだので、良い選択だったと思っています。

パターン3:両家で折半する

最も公平で、現代的な考え方と言えるのがこのパターンです。きっちり半額ずつ分ける方法もあれば、少し柔軟に対応する方法もあります。

  • メリット:
    • 両家の負担が公平で、誰も気を遣いすぎずに済む
    • 今後の両家関係も対等な立場で築きやすい
  • デメリット:
    • 「割り勘」という響きに抵抗を感じる親世代もいる
    • 当日の支払いがスムーズにいかないと、少し気まずい雰囲気になる可能性がある

このパターンの応用編として、「遠方から来てくれる側の交通費・宿泊費は、もう一方の家が負担し、当日の食事代は折半(または新郎新婦が負担)する」という方法もあります。お互いの状況を思いやった、とてもスマートな解決策ですよね。

どのパターンを選ぶにせよ、事前に誰が払うかを決めておくのが鉄則です。当日レジ前で支払いの譲り合いになるのは、せっかくの和やかな雰囲気が台無しになるだけでなく、お店にも迷惑をかけてしまいます。

後悔しない!費用負担の決め方3ステップ

「どのパターンが良いかは分かったけど、どうやって親に切り出せばいいの?」と悩みますよね。ここからは、角を立てずスムーズに費用負担を決めるための3ステップをご紹介します。

ステップ1:まずはふたりで方針を話し合う

何よりも先に、まずは彼とふたりでどうしたいかを話し合いましょう。 「自分たちで払いたいね」「うちの親は伝統を重んじるタイプだから、新郎側に払ってもらうのがいいかも」など、お互いの意見や、それぞれの親の性格を考慮して、どのパターンが最適か方針を固めます。

ステップ2:彼から彼の親へ相談・意向を確認する

ふたりで決めた方針を、まずは彼から彼の親へ伝えてもらいましょう。 「顔合わせの費用なんだけど、僕たちで払おうと思ってるんだけど、どうかな?」 「お父さんたちの時代はどうだった?僕が払うのが普通かな?」 というように、相談ベースで話を進めるのがポイントです。いきなり「こうします」と決定事項として伝えると、親世代は寂しく感じてしまうこともあります。

ステップ3:新郎側の親から新婦側の親へ提案してもらう

両家の間で話がまとまったら、新郎側の親(主にお父様)から、新婦側のお父様へ電話などで提案してもらうのが最も丁寧で正式な流れです。 「当日の費用ですが、私どもで持たせていただけますでしょうか」 「息子たちがぜひ自分たちで、と申しておりますので、お言葉に甘えさせていただいてもよろしいでしょうか」 このように、事前に両家の親同士で話を通しておくことで、当日のお互いの気まずさがなくなり、和やかに食事会をスタートできます。

顔合わせが無事に終わると、いよいよ本格的な結婚式場探しが始まります。もし、お金のことや準備の進め方で少しでも不安があれば、一度プロに相談してみるのがおすすめです。無料で的確なアドバイスがもらえ、ふたりだけで抱え込む必要がなくなりますよ。

費用負担でもめないための円満解決アイデア

最後に、費用負担の話をさらに円滑に進めるための、ちょっとしたアイデアやマナーをご紹介します。

「手土産」で感謝の気持ちをプラスする

もし新郎側に全額負担してもらった場合や、ふたりで支払う場合でも、両家で手土産を用意して交換すると、より丁寧な印象になります。 相場は3,000円〜5,000円程度。お互いの地元の銘菓や、ご両親の好きなお菓子などが喜ばれます。お金だけでなく、こうした品物で感謝の気持ちを伝え合うのも素敵な心遣いですよね。

当日の支払いはスマートに!誰がいつ払う?

当日の支払いは、できるだけスマートに済ませたいもの。

  • ふたりか新郎が払う場合:
    • 男性が中座するタイミング(お手洗いなど)で、こっそり支払いを済ませておく。
    • 予約時にクレジットカード情報を伝えておき、会計は不要な状態にしておく。
  • 両家で折半する場合:
    • 代表して新郎(または新郎新婦)が全額を立て替え、後日精算する。
    • 食事会が始まる前に、それぞれの親からお金を預かっておく。

レジの前で財布を出すシーンは、なるべく親に見せないのがスマートな大人のマナーです。

交通費や宿泊費はどうする?

両家の実家が離れている場合、交通費や宿泊費の負担も考えておく必要があります。 明確な決まりはありませんが、

  • お互い様なので、それぞれ自己負担とする
  • 来てもらう側が、交通費か宿泊費のどちらかを負担する
  • 食事代は招待する側が持ち、交通費は自己負担としてもらう などのパターンが考えられます。これも食事代の負担と合わせて、事前に両家で話し合っておくと安心です。

まとめ:大切なのは両家への配慮。早めの相談で円満なスタートを!

今回は、両家顔合わせの費用負担について解説しました。

  • 費用相場: 2万円〜5万円
  • 負担パターン: ①新郎側が全額負担、②ふたりが全額負担、③両家で折半
  • 決め方の流れ: ①ふたりで相談 → ②彼から彼の親へ相談 → ③新郎側の親から新婦側の親へ提案

どのパターンが唯一の正解というわけではありません。最も大切なのは、両家がお互いを思いやり、事前にふたりが中心となって話し合いの場を設けることです。

情報誌の業界の取材をしていた頃、お金のことで両家の関係がこじれてしまった…という話を本当にたくさん聞きました。結婚は家と家との結びつき。その第一歩である顔合わせでつまずかないためにも、彼としっかりコミュニケーションを取って、円満なスタートを切ってくださいね。

顔合わせという最初の関門を円満にクリアできれば、その後の結婚準備もきっとスムーズに進みます。まずはこの記事を参考に、彼とじっくり話し合ってみてくださいね。応援しています!

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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