両家顔合わせでお金は包む?相場やマナーを元業界人が徹底解説

「両家の顔合わせを控えて、親から『お金って包むものなの?』と聞かれたけど、どう答えたらいいんだろう…」

そんな疑問や不安を抱えていませんか?

わかります。特に地域によって慣習が全然違うので、どちらの家に合わせるべきか、そもそもお金を用意すべきなのか、混乱してしまいますよね。

こんにちは!結婚式情報ブログ「Bride&Groom」のライター、ERIです。 私は業界人や取材で数百件の式場を回り、様々な地域のウェディング慣習に触れてきました。また、私自身も2020年に結婚し、顔合わせを経験した卒花でもあります。

この記事では、そんな「業界を取材してきた側」と「実際に経験した当事者」の両方の視点から、

  • 顔合わせでお金を包むかどうかの判断基準
  • 地域による慣習の違い(特に関東と関西)
  • もし包む場合の相場やマナー

について、わかりやすく解説します。この記事を読めば、両家の慣習の違いを理解し、お互いが納得できるベストな選択ができるようになります。自信を持って当日を迎えられるよう、一緒に準備を進めましょう。

目次

そもそも両家顔合わせでお金(結納金)は必要?

結論から言うと、現代の顔合わせ食事会で、必ずしもお金(結納金)を用意する必要はありません。

「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、結納を行ったカップルは全体の1割以下(8.2%)。一方で、約87%のカップルは顔合わせ食事会のみを行っています。

結納と顔合わせの実施状況
結納と顔合わせの実施状況

このように、儀式としての結納は省略し、カジュアルな食事会で親睦を深めるのが今の主流なんです。

ちなみに、私たち自身の顔合わせでも結納金の交換は行いませんでした。 代わりに、和やかな雰囲気で食事を楽しみ、お互いの家族を紹介することに時間をたっぷり使いました。

もちろん、ご家庭の方針や地域の慣習を重んじることも大切です。大切なのは「最近はこうだから」と決めつけるのではなく、両家が納得できる形を選ぶことですよ。

顔合わせや結納など、結婚準備全体でどれくらいのお金がかかるか不安な方は、まず全体の費用感を把握しておくと、個別の判断がしやすくなるのでおすすめです。

お金を包むケースと包まないケース【地域差と判断基準】

では、具体的にお金を包むのはどんな場合なのでしょうか。ここが一番悩むポイントですよね。実は、これには明確な地域差があります。

お金を包む慣習がある地域(特に関西など)

私が取材した関西エリアの式場担当者によると、関西の一部地域では、今でも結納の代わりに顔合わせの席で金封(お金)を用意する慣習が根強く残っているそうです。

これは「結納は省略するけれど、けじめとして結納金だけはお渡ししたい」という親御さんの気持ちの表れ。この場合、「結納金」として5〜10万円程度を包むのが一般的です。

もし彼やあなたの出身地がこうした慣習のあるエリアなら、お金を用意する方向で検討した方がスムーズかもしれません。

お金を包まないのが主流の地域(特に関東など)

一方、業界取材の経験上、関東では顔合わせでお金を交換するケースは比較的少ない印象です。

その代わり、

  • 手土産の交換のみ
  • 婚約記念品(婚約指輪とお返しの品)を披露する

といった形で、お互いの気持ちを示すのが主流です。お金のやり取りがない分、品物選びに心を込めるカップルが多いですね。

どう判断する?両家で事前にすり合わせるのが鉄則

ここまで読んで、「うちはどうすれば…」とさらに迷ってしまったかもしれません。

一番大切な解決策は、必ず事前に両家で意向をすり合わせることです。

どちらか一方の慣習を押し付けると、後々までしこりが残ってしまう可能性も。気まずいからと先延ばしにせず、彼(彼女)を通じて、お互いの親御さんに「お金(結納金)については、どうお考えですか?」とストレートに確認してもらいましょう。

この一手間をかけるだけで、当日の「しまった!」を防ぎ、両家が気持ちよく過ごせる顔合わせになりますよ。

顔合わせでお金を包む場合の完全マナーガイド

両家で話し合った結果、「お金を包む」と決まったプレ花嫁さんへ。ここでは、いざという時に困らないための具体的なマナーを解説します。

ご祝儀袋(のし袋)の選び方と表書き

お金を包む際は、必ずご祝儀袋(のし袋)を用意します。

  • 水引の種類: 婚礼関係では「一度きり」を意味する「結び切り」「あわじ結び」を選びます。蝶々結びはNGなので注意してください。
  • 表書き: 上段には「御結納料」または「寿」と書くのが一般的です。
  • 名前: 下段には、渡す側の名字(〇〇家)を書きます。

筆ペンで丁寧に書くのが正式なマナーですが、苦手な方は印刷されたものや代筆サービスを利用しても問題ありません。

お金の相場と包み方

結納の代わりとして顔合わせで包む場合の相場は、5万円〜10万円が目安です。縁起を担いで、割り切れない奇数の金額(5万、7万など)にするのが好ましいとされています。

お札は必ず新札を用意し、人物の肖像画がご祝儀袋の表側・上に来るように揃えて入れましょう。

当日の渡し方とタイミング

お金を渡すタイミングは、食事会が始まる前の、両家の挨拶が済んだタイミングが最もスムーズです。

男性側の父親から、女性側の父親へ「本日はおめでとうございます。ささやかですが、結納の代わりとお納めください」といった一言を添えて、手渡しするのが丁寧な流れです。

ちなみに、顔合わせの会場となる料亭やレストラン選びも意外と重要です。個室があって、お祝いプランが充実している場所を選ぶと、当日の進行がぐっと楽になりますよ。

お金は包まないけど…手土産や記念品交換はどうする?

「両家で話し合った結果、お金はなしにしよう」となった場合も、手ぶらで行くのは少し気が引けますよね。そんな時は、手土産や記念品の交換で気持ちを伝えましょう。

手土産の相場と選び方のポイント

お金を包まない場合、3,000円〜5,000円程度の手土産を用意するのが一般的です。

選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 相手の地元の銘菓を避ける: 相手がいつでも買えるものは避けましょう。
  • 日持ちするものを選ぶ: 生菓子よりは焼き菓子などがベターです。
  • 縁起の悪いものは避ける: 「切り分ける」を連想させる羊羹や、「割れる」を連想させるせんべいなどは、気にする方もいるので避けた方が無難です。
  • 個包装になっている: 家族で分けやすいので喜ばれます。

相手の親御さんの好みをリサーチして選ぶと、会話のきっかけにもなりますよ。

婚約記念品の交換もおすすめ

顔合わせの場は、婚約記念品をお披露目する絶好の機会です。

彼から贈られた婚約指輪を披露し、あなたからはそのお返しとして腕時計やスーツなどを贈る(または目録を渡す)セレモニーを取り入れると、場が華やぎ、両家の親御さんにも喜んでもらえます。

お金のやり取りがなくても、こうして形に残る品物を交換することで、結婚へのけじめをしっかり示すことができますよ。

ちなみに、「手土産と記念品、両方用意すると大変…」と感じるかもしれませんが、すべて完璧にしようとしなくても大丈夫。一番大切なのは、お互いを思いやる気持ちです。

まとめ:両家の意向確認が何より大切!後悔しない顔合わせ準備を

今回は、両家顔合わせでのお金の扱いについて解説しました。

【この記事のポイント】

  • お金は必須ではない: 今や約9割のカップルが結納を省略。
  • 地域差が大きい: 関西などでは結納金代わりに5〜10万円包む慣習も。
  • 判断基準は「両家のすり合わせ」: 最も重要なのは事前のコミュニケーション。
  • 包む場合: ご祝儀袋の表書きは「御結納料」や「寿」。新札を用意する。
  • 包まない場合: 手土産や婚約記念品の交換で気持ちを伝える。

色々な慣習があって難しく感じるかもしれませんが、一番大切なのは「両家が納得できる形を見つけること」です。

この記事で紹介した知識を参考に、ぜひ彼(彼女)やご両親と話し合ってみてください。

もし、当人同士で話し合っても結論が出なかったり、第三者の客観的な意見が欲しくなったりしたら、プロに頼るのも賢い選択です。結婚式相談カウンターでは、顔合わせのことから式場探しまで、無料で相談に乗ってくれますよ。

あなたの両家顔合わせが、素晴らしい一日になることを心から願っています!

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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