両家の親御様が初めて顔を合わせる、大切な「両家顔合わせ食事会」。
会場も決まり、いよいよ当日が近づくと、「あれ、当日の支払いって誰がするのが正解…?」「顔合わせの費用は親が払うものなの?」と、ふと疑問に思うプレ花嫁さんは多いのではないでしょうか。
お金の話は、事前に決めておかないと当日レジ前で気まずい雰囲気になる最たるもの。せっかくのハレの日を、そんなことで台無しにしたくありませんよね。
ご安心ください。この記事では、結婚情報誌の取材で数百件の式場を訪れた元業界人の私が、【2026年最新】の支払いパターン3つと、彼とスムーズに話し合うコツを徹底解説します。
これを読めば、あなたも当日スマートに支払いを済ませられ、両家の親御さんにも「しっかりしたおふたりね」と好印象を与えられますよ。
両家顔合わせの支払い、誰がする?データで見る3つの主流パターン
両家顔合わせの支払いに「こうでなければならない」という絶対の決まりはありません。しかし、最近のカップルがどうしているか、主流のパターンを知っておくと、彼と相談するときの参考になりますよ。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、費用負担者は主に以下の3つのパターンに分かれています。
パターン1:両家の親が負担する(46.9%)
最も多いのが、両家の親が折半、またはどちらかの親が負担するパターンです。
これは、顔合わせ食事会を「家と家との結びつきの儀式」と捉え、親が主催者となって子どもたちを招待するという考え方に基づいています。
特に、親御様が主体となって話を進めている場合や、昔ながらの慣習を大切にするご家庭では、この形が自然だと受け入れられることが多いようです。
パターン2:新郎新婦(ふたり)で負担する(40.4%)
次に多いのが、新郎新婦のふたりで費用を折半するパターンです。
「両家を招待するのは私たちふたりだから」という考え方で、最近の自立したカップルには非常に合理的だと受け入れられています。親に金銭的な負担をかけたくない、という気持ちの表れでもありますね。
私自身も、結婚に関する費用は基本的に自分たちで、と考えていたので、この考え方にはとても共感します。自分たちが主催者であるという意識を持つことで、当日の進行もよりスムーズになりますよ。
パターン3:新郎側(男性側)が多めに、または全額負担する(約7%)
少数派ではありますが、昔からの慣習で「男性側が女性側をお招きする」という考え方から、新郎側の親、または新郎本人が多めに支払うケースもあります。
特に、結納をしない代わりに顔合わせ食事会を行う場合、男性側が費用を負担することで誠意を示す、という意味合いも含まれます。
ちなみに、どのパターンが一番良いか迷うかもしれませんが、一番大切なのはどのパターンを選ぶかより「事前にふたりで話し合って決めておくこと」ですよ。
【体験談】もめない!支払い方の決め方と彼への切り出し方
「じゃあ、彼とどうやって話し合えばいいの?」と不安に思うプレ花嫁さんもいますよね。大丈夫、ちょっとしたコツでスムーズに話し合えます。
タイミングは「婚約後すぐ」がベスト
お金の話は、先延ばしにするとどんどん切り出しにくくなるもの。プロポーズを受けたり、婚約指輪をもらったりして、結婚が具体的になった直後に話すのがおすすめです。
私が取材で見てきた中でも、お金の話を後回しにして当日気まずくなった…というケースは意外と多いんです。だからこそ、「今後のためにも、お金のことは最初にクリアにしておこう!」と、結婚準備の第一歩として彼に提案してみましょう。
彼への切り出し方:「親同士で気まずくならないように、先に決めておかない?」
彼にお金の話を切り出すのは、少し勇気がいるかもしれません。そんな時は、こんな風に伝えてみてはいかがでしょうか。
「顔合わせの日の支払いなんだけど、当日、親同士で『いえいえ、こちらが』みたいになると気まずいから、事前にどうするか決めておかない?」
このように、「親に気を遣わせないため」という思いやりの視点で提案すると、彼も「確かにそうだね」と受け入れやすくなります。
親への伝え方:ふたりで決めた方針を事前に報告しておく
ふたりで支払いの方針が決まったら、必ずそれぞれの親に事前に伝えておきましょう。
「当日の食事代は、私たちふたりでご馳走させてね」 「当日は、新郎側で支払いの準備をしてくれることになったから」
と一言伝えておくだけで、親御さんも安心して当日を迎えられます。
ちなみに私の場合は、顔合わせの支払いに限らず、結婚式全体の費用について「自分たちで出す」という方針を最初にふたりで決めました。彼の親御さんは援助も考えてくださっていたようですが、最初に方針を共有していたので、ありがたくお気持ちだけ頂戴する形でスムーズにお話を進められました。
顔合わせの支払いをきっかけに、結婚費用全体のスタンスをふたりで話し合っておくのも、とても良い機会になりますよ。
顔合わせ食事会の費用相場は?予算の立て方
事前に予算を把握しておくことも、スムーズな話し合いには欠かせません。
食事代のみなら1人1万円前後が目安
顔合わせ食事会の費用は、食事代だけであれば1人あたり1万円〜1.5万円が相場です。両家合わせて6名なら、合計で6万円〜9万円程度を見ておくと良いでしょう。
私が取材で伺った料亭やレストランでも、顔合わせプランは1人1万円前後のコースが最も人気でした。もちろん、お店の格式や料理の内容によって金額は変動します。予約時にコース料金をしっかり確認しておくと、当日「思ったより高かった!」と慌てずに済みますよ。
結納品や手土産を用意する場合は別途考慮
もし結納を兼ねた食事会にするなら、結納品の費用が別途かかります。また、当日に手土産を交換する場合は、その費用も必要です。
手土産は1つ3,000円〜5,000円程度が相場。両家で金額に差が出すぎないよう、事前に「手土産はどうする?」「予算は5,000円くらいで考えない?」と相談しておくと、より丁寧な印象になります。
ちなみに、結納品や手土産代をどちらが負担するかは家庭の考え方によるので、これも事前にふたりで話し合っておくべき大切なポイントですね。予算オーバーが心配な方は、比較的リーズナブルなランチタイムを利用するのもおすすめですよ。
当日スマートに支払う3つのコツ|親に気を遣わせない配慮
支払い方法が決まったら、あとは当日にどうやってスマートに支払うか。親御さんに気を遣わせない、「デキるカップル」だと思われるためのコツを3つご紹介します。
1. 予約時にカード決済を済ませておく
可能であれば、これが最もスマートな方法です。 お店を予約する際に、「当日は顔合わせなので、事前にカードで決済しておきたいのですが」と相談してみましょう。対応してくれるお店なら、当日お金のやり取りを一切見せずに済みます。
2. 中座のタイミングでこっそり支払う
会食の終盤、デザートが出てくるくらいのタイミングで、男性か女性のどちらかが「ちょっとお手洗いに」と席を立ち、その間に支払いを済ませる方法です。
私が結婚情報誌の取材で高級料亭に伺った際、支配人の方が「顔合わせの場合、新郎様がお手洗いに立つタイミングでこっそりお会計を済ませていかれるのが一番スマートですね」と話していました。親御さんたちに気を遣わせない、この「こっそり」という配慮が喜ばれるポイントです。
3. 「本日は私たちで」と一言添えて支払いの意思を伝える
ふたりで支払う場合、食事が終わったタイミングで「本日は、私たちふたりからの感謝の気持ちです。どうぞお構いなく」と、はっきりと支払いの意思を伝えるのも良い方法です。
ここで親御さんから「いや、自分たちの分は…」と言われるかもしれませんが、「今日という日を迎えられた感謝の気持ちなので」と笑顔で伝えれば、きっと温かく受け入れてくれるはずです。
もし親御さんから「どうしても払いたい」と言われた場合も、事前に決めた方針を無理に通そうとせず、その場はご厚意に甘える柔軟さも大切ですよ。
よくある質問:交通費や手土産代はどうする?
食事代以外にも、気になるお金の疑問についてお答えします。
Q1. 遠方からの交通費・宿泊費は誰が負担する?
A. 招待した側が負担するのが一般的です。
例えば、新郎側の地元で顔合わせを行う場合、新婦側の家族が遠方から来る交通費や宿泊費は、新郎側(またはふたり)が負担するのが丁寧な対応とされています。
ただし、これも家庭の考え方によります。「自分たちの旅費は自分たちで」と考える親御さんもいらっしゃいますので、事前に「交通費はこちらで用意させてください」と申し出て、意向を確認するのがベストです。
Q2. 手土産は用意すべき?費用は誰が払う?
A. 用意するのがマナー。費用はそれぞれの家で負担します。
手土産は、これからお世話になる相手へのご挨拶のしるしです。3,000円〜5,000円程度の地元の銘菓などを用意するのが一般的。
費用はそれぞれの家で負担しますが、金額に差が出すぎないよう、ふたりが間に入って「5,000円くらいで用意しようか」と事前にすり合わせておくと安心です。
手土産代を食事代と合算してどちらかが払う、というよりは、それぞれが用意して持参する形がスムーズですよ。
【応用編】費用負担でもめないための具体的なステップと配慮
ここまでの内容で、支払いパターンや相場、当日のスマートな振る舞いはご理解いただけたかと思います。しかし、元業界人として多くのカップルを見てきた中で、最もつまずきやすいのは「どうやって両家の合意を取るか」というプロセスです。
そこでこの章では、さらに一歩踏み込み、後々までわだかまりを残さないための具体的なステップと、円満解決のためのアイデアを補足します。
各支払いパターンのメリット・デメリットを天秤にかける
前半でご紹介した3つの支払いパターンには、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらの家の考え方を尊重すべきか、ふたりの状況はどうか、などを考慮しながら、最適な選択をするための判断材料にしてください。
パターン1:両家の親が負担する場合
- メリット:「家と家とのお祝い事」という伝統的な形を重んじる親御様には、最も安心感を与えやすいでしょう。
- デメリット: どちらかの負担が大きくなると、今後の関係で片方が恐縮してしまう可能性があります。また、ふたりが主体性を発揮しにくくなる側面もあります。
パターン2:新郎新婦(ふたり)で負担する場合
- メリット:「自分たちの結婚は自分たちで」という自立した姿勢を示すことができ、両家に金銭的な負担をかけずに済みます。この姿勢を見せることで、その後の結婚準備もふたりの意見を尊重してもらいやすくなる傾向があります。
- デメリット: 親御様の世代によっては「子どもに支払わせるなんて」と、かえって気を遣わせてしまうことも。ふたりの貯蓄が少ない場合は、負担が大きくなる点も考慮が必要です。
パターン3:新郎側が多めに、または全額負担する場合
- メリット: 結納をしない場合、男性側の誠意や感謝の気持ちが伝わりやすく、新婦側の親御様に良い印象を与えられます。
- デメリット: 新郎側の金銭的負担が大きくなります。また、新婦側が「申し訳ない」と過度に恐縮してしまう可能性も考えられます。
角を立てない「親への相談」3ステップ
ふたりで方針を決めた後、それをどう親に伝えるかが最も重要なポイントです。取材で見てきた中でも、この伝え方ひとつでその後の関係性が大きく変わるのを何度も目の当たりにしてきました。以下のステップを踏むのが、最も丁寧で角が立たない進め方です。
- 【ふたりで】まずは方針を固める お互いの親の性格や価値観を考慮し、「自分たちはこうしたい」という着地点をふたりで決めます。ここがブレると、後で親の意見に流されてしまいがちです。
- 【彼から】彼の親へ「相談ベース」で話す ふたりで決めた方針を、まずは彼から彼の親へ伝えてもらいましょう。この時、「こうすることに決めたから」と決定事項として伝えるのはNGです。「僕たちとしてはこう考えているんだけど、どう思う?」と、あくまで相談という形で意見を伺うのがポイント。親を尊重する姿勢が伝わり、心象が良くなります。
- 【新郎側の親から】新婦側の親へ提案してもらう 両家の間で話がまとまったら、新郎側の親(主にお父様)から新婦側のお父様へ、電話などで費用負担について提案してもらうのが最も正式で丁寧な流れです。「息子たちがぜひ自分たちで、と申しておりますので、お言葉に甘えさせていただいてもよろしいでしょうか」といった形で事前に話を通しておくことで、当日の気まずさが一切なくなります。
状況に応じた柔軟なアイデアでさらに円満に
きっちりルール通りに進めるだけでなく、お互いの状況を思いやった柔軟な対応ができると、両家の絆はより一層深まります。
- 「折半」の応用アイデア もし両家の実家が離れているなら、「遠方から来てくれる側の交通費・宿泊費は、もう一方の家が負担し、当日の食事代はふたりで持つ」といった折衷案も非常にスマートです。公平さを保ちつつ、お互いを思いやる気持ちが伝わります。
- 「折半」当日のスマートな支払い方 両家で折半する場合、当日のレジ前でそれぞれの親が財布を出す…という事態は避けたいもの。代表して新郎新婦が全額を立て替え、後日それぞれの親から受け取るか、会食が始まる前にそれぞれの親から費用を預かっておくとスムーズです。
結婚は家と家との結びつき。その第一歩である顔合わせで、ふたりが中心となって両家への配慮を示せれば、これからの結婚準備もきっとスムーズに進むはずです。
まとめ:一番大切なのは「事前の話し合い」
今回は、両家顔合わせの支払いを誰がするのか、もめずに決める方法について解説しました。
▼支払いの3大パターン(データより)
- 両家の親が負担(約47%)
- 新郎新婦ふたりで負担(約40%)
- 新郎側が多めに負担(約7%)
どのパターンを選ぶにしても、最も大切なのは「当日を迎える前に、ふたりでしっかり話し合って方針を決め、両家に共有しておくこと」です。
お金の話は、これからの結婚生活でも何度も向き合う大切なテーマ。この顔合わせを、ふたりで協力して乗り越える最初のステップにしてくださいね。
この記事が、あなたの両家顔合わせの成功に少しでも役立てば嬉しいです。
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