【結婚式の費用 完全ガイド】総額はいくら?卒花が明かす見積もりのカラクリと節約術

「結婚式の費用って、結局総額でいくらかかるの?」 「ネットで見る相場と、実際にかかる金額が違うって本当…?」

結婚が決まって幸せいっぱいの反面、お金のことが気になり始めているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

情報はいろいろあるけれど、何が本当かわからない。かといって、いきなり式場に聞きに行っても、高い見積もりを出されそうでちょっと怖い…。その気持ち、すごくよくわかります。

こんにちは!結婚式情報ブログ「Bride&Groom」のライターです。 私は情報誌の営業として数百の式場を取材で回り、結婚式費用の裏側を見てきました。そして、自分自身も2020年に卒花嫁となり、プレ花嫁さんの不安を実体験した一人です。

この記事では、そんな「業界のプロ」と「卒花」の両方の視点から、結婚式費用のリアルな相場、見積もりが上がってしまうカラクリ、そして後悔しないための賢い節約・交渉術まで、すべてを正直にお伝えします。

この記事を読めば、漠然としたお金の不安が解消され、自信を持って予算計画を立てられるようになりますよ。

目次

まずは知っておきたい!結婚式費用の全国平均と内訳

まずは「そもそも結婚式にはいくらかかるのか?」という基本から押さえましょう。最新のデータによると、結婚式にかかる費用の全体像は以下のようになっています。

  • 挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額:平均327.1万円
  • ご祝儀総額:平均197.8万円
  • カップルの自己負担額:平均143.6万円

(出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ)

つまり、ご祝儀を差し引いても、150万円前後の自己負担が発生するケースが多いということです。もちろんこれは全国平均なので、招待人数や挙式エリア、結婚式のスタイルによって大きく変動します。

結婚式費用の主な内訳は?

では、その約330万円という費用は何に使われているのでしょうか。主な内訳と割合を見てみましょう。

結婚式費用の項目別割合(全国平均)
結婚式費用の項目別割合(全国平均)

一番大きな割合を占めるのが「料理・飲物代」で、全体の約3割にもなります。ゲストへのおもてなしに直結する部分なので、こだわりたいカップルが多いんですね。

ちなみに、このデータはあくまで平均値です。「私たちはもっとシンプルでいいから安く済むはず」と思っていても、後から費用が膨らむケースは多いので注意してくださいね。

なぜ?結婚式の見積もりが「最終的に100万円上がる」と言われるカラクリ

「最初の見積もりから、最終的に100万円も上がった!」という話、聞いたことはありませんか?これは決して大げさな話ではなく、多くのカップルが経験することです。

実は、私自身の結婚式でも、初回見積もりから最終金額は200万円ほどアップしました。情報誌の仕事で費用構造を理解していた私でさえ、これだけ上がったのです。

では、なぜそんなことが起こるのでしょうか?そのカラクリを、業界の裏側を知る立場から解説します。

初回見積もりは「最低ランク」が基本

ブライダルフェアなどで提示される最初の見積もりは、多くの場合、結婚式を挙げるために必要な「最低限のアイテム」だけで構成されています。

式場側も、まずは「自分たちの会場で挙げられる」と思ってもらうために、意図的に価格を抑えて提示する傾向があるんです。

例えば、

  • 料理:一番下のランクのコース
  • ドレス:プラン内の追加料金なしのドレス
  • 装花:メインテーブルとゲストテーブルに最低限のボリューム
  • 写真:一番カット数の少ないアルバム

といった内容になっています。打ち合わせを進める中で「やっぱり料理は少し良いものにしたい」「このドレスが着たい!」と希望が出てくると、どんどん金額が加算されていく仕組みです。

値上がりする3大項目は「料理・衣裳・写真」

特に金額が上がりやすいのが、「料理」「衣裳」「写真・映像」の3つです。

私のケースでも、値上がりの主な原因はこの3つでした。

  • 料理のアップグレード:ゲストに喜んでもらいたくて、コースのランクを上げました。これが一番大きな値上がり要因でした。
  • ドレスのアップグレード:プラン内のドレスでは気に入るものがなく、結局インポートブランドのドレスを選んだため、数十万円の追加料金が発生。
  • アルバム・動画のアップグレード:写真のカット数を増やし、当日のエンドロールムービーを追加したことで費用が上がりました。

これらはゲストのおもてなしや、一生の思い出に残る部分なので、どうしてもこだわりたくなってしまうポイント。式場側も、カップルがこだわりたい部分をよく理解しているので、魅力的なアップグレードプランをたくさん用意しているのです。

業界の裏側:式場の利益構造を知っておこう

ここで少し、情報誌の営業時代に知った業界の裏話をしますね。結婚式場がどこで一番利益を上げているか、ご存知ですか?

それは、圧倒的に「飲食(料理・ドリンク)」です。 飲食代の原価は2〜3割程度と言われており、粗利率は70〜80%にもなります。つまり、2万円のコース料理なら、式場の利益は1万4,000円〜1万6,000円にもなる計算です。

一方で、ドレスやアルバムなどは提携業者から仕入れているため、利益率はそこまで高くありません。

この「式場は料理で儲けている」という構造を知っておくことが、後ほど説明する賢い交渉術に繋がってきます。

ちなみに、見積もりの内容を細かく確認しないと、後から「こんな費用もかかるの?」と不信感につながることもあるので、初期段階でのチェックは念入りに行いましょう。

賢く交渉&節約!卒花が実践したコストダウン術

「じゃあ、費用が上がるのは仕方ないの?」と不安になったかもしれませんが、大丈夫です。カラクリを知った上で、賢く交渉・節約する方法はたくさんあります。

交渉編:効果的な値引きのポイント

やみくもに「安くしてください」と言うのはNG。式場側も商売なので、ただの値引きには応じにくいものです。ポイントは、式場側にもメリットのある提案をすることです。

料理のランクアップを交渉材料にする

先ほどお伝えした通り、式場にとって一番嬉しいのは料理のランクを上げてもらうことです。これを逆手に取りましょう。

料理をワンランクアップするので、代わりにペーパーアイテム(席次表など)を持ち込み料無料でサービスしてもらえませんか?

このような交渉は非常に有効です。カップルが支払う総額はあまり変わらなくても、式場側は利益率の高い料理で売上が上がるため、他の部分での値引きに応じやすくなります。

「持ち込み料」は交渉の狙い目

ドレスやカメラマンなどを外部の業者に依頼する場合にかかる「持ち込み料」。これも交渉しやすいポイントです。

情報誌の仕事をしていてわかったのですが、式場は提携しているドレスショップや写真スタジオから紹介マージン(紹介料)をもらっています。持ち込みをされると、そのマージンが入らなくなるため、その補填として「持ち込み料」を設定しているのです。

つまり、持ち込み料は純粋な利益になる部分が大きいため、交渉の余地がある項目と言えます。特に「この式場に決めたいのですが、持ち込み料だけがネックで…」と契約直前に相談すると、サービスしてもらえる可能性が高まります。

節約編:自分でできるコストカット

交渉だけでなく、自分たちで工夫できる節約ポイントもたくさんあります。

  • ペーパーアイテムを外注・DIYする:招待状や席次表は、式場に頼むより専門の外部業者に頼んだり、自分たちで手作り(DIY)したりするだけで数万円の節約になります。
  • ムービー類を手作りする:プロフィールムービーやオープニングムービーは、自作すれば制作費がゼロに。今はスマホアプリでも簡単におしゃれな動画が作れます。
  • 日柄や季節を検討する:結婚式が少ない「仏滅」や、真夏・真冬のオフシーズンは割引プランが用意されていることが多いです。

プロに相談するのも一つの手

「自分たちだけで交渉したり、節約ポイントを探したりするのは大変…」と感じるなら、結婚式の無料相談デスクを活用するのも賢い方法です。

ゼクシィやハナユメなどが運営する相談カウンターでは、元プランナーなどのプロが第三者の視点で、

  • 見積もりの内容が適正かチェックしてくれる
  • 予算に合った式場を提案してくれる
  • お得な割引プランを紹介してくれる

など、心強いサポートが受けられます。式場探しの初期段階で一度相談しておくと、その後の進行がスムーズになりますよ。

ちなみに、私たちだけで悩むより、プロの意見を聞くことで視野が広がり、思わぬ節約アイデアが見つかることも多いので、気軽に利用するのがおすすめです。

見積もり比較で失敗しない!相談デスク・式場検索サイトの賢い使い方

式場探しや費用比較に役立つサービスはたくさんありますが、どれを使えばいいか迷いますよね。ここでは代表的な3つのサービスの特徴を比較し、賢い使い方をご紹介します。

サービス名特徴特典・割引こんな人におすすめ
ゼクシィ掲載式場数が業界No.1。地方やリゾート婚にも強い。アプリや相談カウンターも充実。時期や会場によってキャンペーン内容は様々。商品券プレゼントなど。とにかくたくさんの式場を比較検討したい人。選択肢の広さを重視する人。
ハナユメ「ハナユメ割」という独自の割引が魅力。半年以内の挙式ならさらにお得に。ハナユメ割、キャンペーンで最大数十万円お得になることも。費用をできるだけ抑えたい人。お得感を重視する人。
マイナビウェディング結婚指輪や新生活準備など、結婚式以外の情報も豊富。相談サロンも全国に展開。キャンペーンで電子マネープレゼントなど。結婚式だけでなく、結婚準備全体をまとめて情報収集したい人。

情報誌の営業時代に感じたことですが、式場は1組のカップルを集客するのに約30万円もの広告費をかけていることがあります。特に、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休中は、各社が大きなキャンペーンを打ち出すので、その時期に成約すると割引や特典がつきやすくなる傾向がありますよ。

これらのサイトをうまく使い分け、キャンペーン情報をチェックしながら式場探しを進めるのがおすすめです。他にもみんなのウエディングといった口コミが豊富なサイトもあるので、合わせて参考にすると良いでしょう。

ちなみに、複数のサイトから同じ式場のフェアを予約するのはマナー違反になるので、予約は一つのサイトに絞るようにしてくださいね。

【人数別】自己負担額シミュレーション

結婚式の費用は、招待するゲストの人数によって大きく変わります。私自身の経験でも、人数が多いほどご祝儀で総額の多くをカバーでき自己負担が減り、逆に少人数だと持ち出しが増えるということを実感しました。

ここでは、ゲスト人数別の自己負担額の目安をシミュレーションしてみましょう。

ゲスト人数費用総額の目安ご祝儀総額の目安自己負担額の目安
30名(家族・親族中心)約150万円約90万円約60万円
60名(平均的)約330万円約180万円約150万円
80名(友人・会社関係も)約420万円約240万円約180万円

※ご祝儀を1人あたり3万円(親族は多め、友人は3万円として平均化)で計算した場合の概算です。

このように、人数が多くなると総額は上がりますが、ご祝儀も増えるため、自己負担額の上がり幅は比較的緩やかになります。逆に、少人数婚は総額を抑えられますが、ご祝儀が少ない分、自己負担の割合は高くなる傾向があります。

どちらが良いというわけではなく、お二人がどんな結婚式をしたいかによって最適な人数は変わってきます。このシミュレーションを参考に、招待するゲストの顔ぶれを想像しながら予算を考えてみてくださいね。

ちなみに、招待人数を考える際は、会場の収容人数も必ずチェックしましょう。理想の会場が見つかっても、呼びたいゲストが入りきらない、なんてことになったら悲しいですからね。

まとめ:不安な費用計画も、知識があれば大丈夫!最初の一歩を踏み出そう

今回は、結婚式費用のリアルな相場から、見積もりのカラクリ、そして賢い節約・交渉術までを詳しく解説しました。

▼この記事のポイント

  • 結婚式の自己負担額は平均143.6万円
  • 初回見積もりは最低ランク。100万円以上上がるのは当たり前と心得る
  • 値上がりの3大元凶は「料理」「衣裳」「写真・映像」
  • 交渉の鍵は「料理のランクアップ」「持ち込み料」
  • 不安な時は一人で抱えず無料相談デスクを頼るのが賢い選択

結婚式の費用は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、漠然とした不安を感じてしまうのは当然のことです。

でも、今回お伝えしたような費用の構造や業界の裏側を少し知っておくだけで、その不安は「賢く進めるための知識」に変わります。

何から始めたらいいかわからない…という方は、まずはプロに相談して、客観的なアドバイスをもらうのがおすすめです。お二人の理想と予算にぴったりの結婚式を、楽しみながら見つけてくださいね。

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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