【2026年最新】結納金の相場と後悔しない決め方を元業界人が解説

「彼のご両親から『結納金はいくらがいいかしら?』と聞かれたけど、相場がわからなくてどう答えたらいいんだろう…」

ご婚約おめでとうございます!幸せいっぱいの時期ですが、お金の話はデリケートで悩みますよね。

特に結納金は、金額を決める根拠がないまま話を進めると、両家の認識がずれてしまい、後々トラブルの原因になることも。 そうならないためにも、しっかり相場やマナーを知っておきたいと思いませんか?

この記事では、結婚情報誌の取材や営業で数百件の式場を回ってきた元業界人の私が、結納金の全国平均や地域差、後悔しないための決め方のポイントを、自身の体験談も交えて徹底解説します。

この記事を読めば、自信を持ってご両親に金額の相談ができるようになりますよ。

結婚準備にかかるお金の全体像をまず把握したい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

目次

そもそも結納金とは?今どきのカップルはどうしてる?

まずはじめに、結納金の基本と最近の傾向についておさらいしておきましょう。

結納金の意味と目的

結納金とは、結納の際に男性側の家から女性側の家へ贈られるお金のことです。もともとは、嫁入り道具を揃えるための準備金としての意味合いがありました。

現代では、「結婚準備の支度金」や「これまで大切に育ててくださったご両親への感謝の気持ち」といった意味合いが強くなっています。

結納・結納金の実施率は?データで見る最新事情

「そもそも、今どき結納ってするべきなの?」と疑問に思うプレ花嫁さんも多いですよね。

「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、結納を行ったカップルは全体のわずか7.5%でした。結納の代わりに、両家の顔合わせを行うカップルが主流(74.2%)になっています。

結納金のやり取りがあったカップルも全体の14.5%と、必ずしも全員が行うものではなくなってきているのが現状です。

私の体験談:結納金を「なし」にする選択肢も

実は、私自身も2020年に結婚しましたが、結納金のやり取りはしませんでした。

お互いの両親と話し合い、「形式的なやり取りは省略して、その分を新生活や結婚式の費用に充てよう」という結論になったんです。

このように、最近では両家の考え方や価値観に合わせて、結納や結納金を省略するケースも珍しくありません。大切なのは、おふたりと両家が納得できる形を見つけることです。

ちなみに、結納をしない代わりに顔合わせ食事会だけ行う場合でも、記念品の交換をするカップルは多いですよ。

【2026年最新】結納金の相場はいくら?平均額をデータで解説

結納を行うと決めた場合、次に気になるのが「いくら包むべきか」という金額の相場ですよね。データに基づいて見ていきましょう。

全国の平均額は約95万円

「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、結納金の平均金額は 95.2万円 でした。

最も多い価格帯は100万円~150万円未満で、全体の42.1%を占めています。次いで50万円~100万円未満が36.8%となっており、この2つの価格帯で約8割を占めることがわかります。

結納金の金額帯別割合(%)
結納金の金額帯別割合(%)

※出典:結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)

100万円をキリの良い数字として包む方が多いことが、データからも見て取れますね。

「給料の2~3ヶ月分」は本当?目安の考え方

昔から「結納金は給料の3ヶ月分」とよく言われますが、これは今も有効な目安なのでしょうか?

結論から言うと、今でも一つの目安として使われています。 例えば、彼の月収(手取り)が30万円なら60~90万円、40万円なら80~120万円といった具合です。

ただし、これはあくまで目安。彼の年齢や貯蓄額、ご両親からの援助の有無によっても変わってきます。相場である100万円と、「月収の2~3ヶ月分」を天秤にかけながら、無理のない範囲で金額を決めるのが良いでしょう。

地域で違う?関東と関西の金額の慣習

結納金の相場には、実は地域差もあります。私が情報誌の取材で全国の式場スタッフの方に話を聞いた中でも、特に違いが大きかったのが関東と関西です。

  • 関東:「御帯料(おんおびりょう)」
    • 100万円など、キリの良い数字が好まれる傾向にあります。
  • 関西:「小袖料(こそでりょう)」
    • 51万円、101万円など、「割り切れない」奇数にして縁起を担ぐ慣習があります。

もちろん、これはあくまで一般的な傾向です。ご両親の出身地なども考慮しながら、両家が違和感のない金額を相談するのが一番ですよ。

ちなみに、結納金の金額で他の人と比べる必要は全くありません。おふたりと両家の気持ちが大切なので、安心して話し合いを進めてくださいね。

後悔しない!結納金の金額を決める3つのステップ

相場や慣習がわかったところで、具体的な金額の決め方を3つのステップでご紹介します。この順番で進めれば、スムーズに話がまとまりますよ。

Step1: まずは彼とふたりで目安を立てる

最初に、彼とふたりで結納金の予算について話し合いましょう。 彼の月収や貯蓄状況を考慮し、「月収の2~3ヶ月分」を目安に大まかな金額の方向性を決めます。ご両親から援助がある場合は、その額も確認しておきましょう。

この段階で、女性側として「これくらいだと嬉しいな」という希望があれば、彼に伝えておくのがおすすめです。

Step2: 両家の意向をすり合わせるのが最重要

ふたりである程度の目安が立ったら、それぞれの親に相談し、両家の意向をすり合わせます。

ここが最も重要なステップです。

男性側だけで金額を決めてしまうと、女性側の両親が「少ない」「多すぎる」と感じてしまう可能性があります。逆に、女性側から金額を指定するのも角が立ちやすいもの。

おふたりが間に入って、それぞれの親の考えをうまく伝え合い、全員が納得できる着地点を見つけましょう。

Step3: 縁起の良い数字に調整する

両家の合意が取れたら、最終的な金額を縁起の良い数字に調整します。

  • キリの良い数字: 50万円、100万円
  • 縁起の良い奇数: 51万円、71万円、101万円
  • 末広がりの「八」: 80万円

「死」や「苦」を連想させる4や9は避けるのがマナーです。 例えば、話し合いの結果85万円になった場合、キリよく80万円にするか、縁起を担いで101万円にするか、といった最終調整を行います。

結納や顔合わせ食事会の会場探しも、このタイミングで進めておくとスムーズです。会場探しには、お得なキャンペーンを実施しているサイトを活用するのが賢い方法ですよ。

ちなみに、式場探しにはゼクシィやハナユメだけでなく、マイナビウェディングみんなのウエディングといったサイトも参考になりますので、幅広く情報を集めてみてくださいね。

結納金をもらったらお返し(結納返し)は必要?

結納金をいただいたら、女性側からは「結納返し」をするのが一般的です。こちらも相場やマナーを知っておきましょう。

結納返しの相場は「半返し」~3分の1返し

結納返しの金額の目安は、いただいた結納金の 3分の1~半額(半返し) が一般的です。

  • 関東式: いただいた額の「半返し」が主流
  • 関西式: いただいた額の1割程度が主流

こちらも地域差がありますが、最近では全国的に「半返し」が無難とされています。100万円いただいたら、50万円程度をお返しするイメージですね。

結納返しについても、事前に両家で「どうするか」「いくらくらいにするか」を話し合っておくと、後のトラブルを防げます。

現金?それとも品物?人気の結納返しアイテム

結納返しは、現金でお返しする「御袴料(おんはかまりょう)」のほかに、品物で贈るケースも増えています。

【人気の結納返し品】

  • 腕時計
  • スーツ
  • パソコン、カメラなどの家電
  • 万年筆などのビジネス小物

品物で返す場合は、いただいた結納金の半額程度の品物を選ぶのが一般的です。

結納返しを省略するケースも

最近では、「新生活の準備資金に充ててほしい」という親心から、結納返しを辞退されるケースも少なくありません。

その場合は、ご厚意に甘えさせていただき、結納返しの代わりにお礼の手紙や、新婚旅行のお土産などをお渡しすると、感謝の気持ちが伝わって喜ばれますよ。

ちなみに、結納返しをどうするかは、結納金の金額を決める段階で一緒に話し合っておくと、女性側の負担も明確になるのでおすすめです。

まとめ:結納金は両家の気持ちを繋ぐ大切なステップ

今回は、結納金の相場や決め方について詳しく解説しました。

【結納金のポイント】

  • 全国平均は約95万円、100万円が一つの目安
  • 金額の決め方は「①ふたりで相談 → ②両家ですり合わせ → ③縁起の良い数字に調整」の3ステップ
  • 最も大切なのは、金額そのものよりも、両家が納得して円満に進めること
  • 結納返しは半返しが一般的だが、省略するケースも増えている

結納金は、結婚に向けて両家の気持ちを繋ぐための大切なステップです。金額のことで不安になったり、揉めたりするのは避けたいですよね。

もし両家だけで話を進めるのが難しいと感じたら、第三者であるプロに相談してみるのも一つの手です。結婚式場の相談カウンターなどでは、結納や顔合わせに関する相談にも乗ってくれますよ。

この記事が、あなたの不安を少しでも解消し、両家円満な結婚準備の第一歩を踏み出すお手伝いができれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

ご質問があればコメント欄まで

コメントする

目次