【2026年最新】結納金は総額いくら?元業界人が内訳と相場を徹底解説

「結納をすることになったけど、結納金以外に何にいくらかかるのか、総額が見えなくて不安…」 「両家のことだから、お金の話は慎重に進めたい…」

プロポーズを経て、いよいよ両家が正式に関わるステップ「結納」。伝統的な儀式だからこそ、お金のことが分からず悩んでいるプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

実は、結納にかかるお金は結納金だけではないんです。いざ見積もりを取ってみたら「こんなにかかるの!?」と驚くカップルも少なくありません。

ご安心ください。この記事では、結婚情報誌の裏側で数百件の式場を取材してきた元業界人の私が、結納にかかるお金の全内訳と相場、費用を抑えるコツまで、両家がもめないためのポイントを詳しく解説します。

この記事を読めば、結納のお金に関する不安がスッキリ解消され、自信を持って準備を進められるようになりますよ。

目次

そもそも結納とは?最近の傾向と基礎知識

まずはお金の具体的な話に入る前に、結納の基本をおさらいしておきましょう。

正式結納と略式結納の違い

結納には、大きく分けて「正式結納」と「略式結納」の2つのスタイルがあります。

スタイル特徴場所
正式結納仲人(なこうど)が両家を行き来し、結納品を届ける最も格式高いスタイル。両家の自宅
略式結納仲人を立てず、両家が一堂に会して結納品の受け渡しを行うスタイル。女性宅、料亭、ホテルなど

近年では、準備の手間や時間の関係から、仲人を立てない「略式結納」が主流になっています。

最近は「顔合わせ食事会」が主流?結納の実施率は?

「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、婚約の形式として「結納を行った」カップルはわずか4.3%。一方で「両家の顔合わせ食事会のみ行った」カップルは87.1%にものぼります。

このデータからもわかるように、現在は結納という儀式にこだわらず、両家で食事をしながら親睦を深める「顔合わせ食事会」を選ぶカップルが圧倒的に多いのが実情です。

とはいえ、家柄や地域の慣習を重んじるご家庭もあり、結納は今でも大切な儀式の一つ。どちらの形式を選ぶかは、必ず両家の意向を確認しながら進めましょう。

ちなみに、結納や顔合わせ食事会も結婚準備の第一歩です。結婚式全体の費用感を把握しておくと、今後の予算計画が立てやすくなりますよ。

【一覧表】結納にかかるお金の全内訳と相場

それでは、本題の結納にかかる費用について見ていきましょう。正式結納(または略式結納)を行う場合、主に以下の費用がかかります。

費用項目金額相場備考
結納金50万円~100万円最も多いのは100万円。キリの良い数字が好まれる。
結納品3万円~20万円9品目、7品目、5品目など品目数で変動。
婚約記念品(指輪など)30万円~50万円婚約指輪が一般的。結納品に含まれることも。
会場費・食事代3万円~10万円1人あたり1万~2万円×人数分。
引き出物5,000円~1万円/人参加者へのお土産。
その他(交通費・宿泊費)実費両家が遠方の場合は考慮が必要。
合計目安約60万円~130万円結納金や婚約指輪の有無で大きく変動。
結納の総費用内訳(結納金100万円の場合)
結納の総費用内訳(結納金100万円の場合)

メインとなる「結納金」の相場は50〜100万円

結納の費用の大部分を占めるのが「結納金」です。これは、男性側の家から女性側の家へ贈られる結婚の準備金で、相場は100万円が最も一般的です。50万円や70万円など、奇数のキリの良い数字で用意されることもあります。

ただし、これはあくまで相場。金額に決まりはないので、両家の経済状況や考え方に合わせて柔軟に決めることが大切です。

意外と見落としがちな「結納品」の費用

結納金と合わせて用意するのが「結納品」です。縁起物をかたどった品々で、9品目が正式とされていますが、最近では5品目や7品目など簡略化されたセットも人気です。

価格はセット内容によって3万円程度のものから20万円以上する豪華なものまで幅広くあります。

会場費・食事代などその他の費用

略式結納を料亭やホテルで行う場合、会場費や食事代がかかります。1人あたり1万円〜2万円が相場で、両家6名で行う場合は6万円〜12万円程度を見込んでおきましょう。

この他にも、参加者への引き出物代や、遠方から来る家族の交通費・宿泊費なども必要に応じて考慮する必要があります。

ちなみに、結納金の金額や有無で悩む方も多いと思いますが、最近は多様化しているので、二人と両家の考えをすり合わせることが何より重要ですよ。

結納のお金、誰が払う?両家でもめないための分担方法

結納のお金で最もデリケートなのが「誰が負担するのか」という問題です。伝統的な考え方と最近の傾向、両方を知っておきましょう。

基本は「男性側」が負担するケースが多い

伝統的には、結納は「男性側の家が女性側の家へ嫁入りしてもらうための儀式」という意味合いが強いため、結納金や結納品、会場費などは男性側が全額負担するのが一般的でした。

今でもこの慣習に則って、男性側が主体となって費用を負担するケースは少なくありません。

「両家で折半」や「結納なし」という選択肢も

一方で、最近では両家の考え方も多様化しています。

  • 会場費・食事代は両家で折半する
  • 結納金や結納品はなしにして、顔合わせ食事会のみ行う
  • 結納は行わず、その分のお金を新生活や結婚式の費用に充てる

など、様々なスタイルがあります。

ちなみに私の場合は、彼と話し合い、結納金はなしで進めました。 結婚費用は基本的に自分たちで出すという方針で合意していたんです。ただ、相手のご両親は援助も考えてくださっていたようで…。最終的には、私たちの考えを尊重していただき、自分たちで費用を出す形になりました。

このように、両家の価値観は違うことが多いので、お金の話はまず二人ですり合わせをして、両親に伝える前に方針を固めておくことが本当に大切ですよ。

結納の費用を賢く抑える3つのコツ

「伝統も大事にしたいけど、費用はできるだけ抑えたい…」というのが正直なところですよね。ここでは、結納の費用を賢く抑えるための3つの方法をご紹介します。

①「略式結納」や「顔合わせ食事会」にする

最も費用を抑えられる方法は、婚約の形式を見直すことです。 仲人を立てる「正式結納」から「略式結納」に変えるだけでも、仲人へのお礼(御車代など)が不要になります。

さらに、結納自体を行わず「顔合わせ食事会」にすれば、結納金や結納品が不要になるため、費用は食事代のみ(5万円〜15万円程度)にグッと抑えることができます。

② 結納品セットのランクを見直す

結納を行う場合でも、結納品セットの内容を見直すことで費用を調整できます。 伝統的な9品目セットにこだわらず、現代的な5品目や7品目のセットを選ぶのも一つの手。専門店では様々な価格帯のセットが用意されているので、予算に合わせて選びましょう。

③ 料亭やホテルの「結納プラン」を活用する

結納の会場を探すなら、料亭やホテルが提供している「結納プラン」の利用が断然おすすめです。

会場費、食事、結納品のセッティング、進行役までがセットになっていることが多く、個別に手配するより割安になるケースがほとんど。当日の流れもスムーズに進めてくれるので、初めての結納でも安心です。

結納プランがある会場探しは、各式場検索サイトで効率よく進めるのがおすすめ。サイトによっては限定の特典が付くこともありますよ。

ちなみに、プランを選ぶ際は、どこまでが料金に含まれているか(飲み物代は別か、サービス料は込みかなど)をしっかり確認することが、後々のトラブルを防ぐポイントです。

結納金のお返し(結納返し)はどうする?相場とマナー

結納金をいただいたら、女性側から男性側へ「結納返し」をするのがマナーです。これも含めて予算を考えておきましょう。

結納返しの相場は「半返し」が基本

結納返しの金額は、いただいた結納金の半額(半返し)が一般的です。例えば100万円いただいた場合は、50万円相当の品物や現金をお返しします。

ただし、地域によっては1割返しや3割返しなど慣習が異なる場合もあるため、事前に両親に確認しておくと安心です。

品物で返す場合の人気アイテム

現金ではなく品物で返すことも多く、その場合は腕時計やオーダースーツ、最新のPCなどが人気です。彼が欲しがっているものをリサーチしてプレゼントすると喜ばれますよ。

結納返しを「なし」にする場合の注意点

最近では、「結納返しはなしにして、その分を新生活の費用に充てましょう」と、両家で事前に話し合って決めるケースも増えています。

この場合、男性側の両親から「結納返しは不要です」という申し出があったとしても、必ず一度はお礼の品を用意するのが丁寧な対応です。その上で辞退された場合は、ご厚意に甘えさせていただきましょう。

ちなみに、結納返しとして現金を用意する場合、結納の当日に持参するのは「つき返す」という意味合いになり失礼にあたることも。後日改めてお渡しするのがマナーですよ。

まとめ:結納のお金は透明性が大事!両家でしっかり話し合おう

今回は、結納にかかるお金の総額や内訳、費用を抑えるコツについて解説しました。

▼結納のお金のポイント

  • 総額の目安は60万円~130万円。 結納金の有無で大きく変わる。
  • 費用は結納金だけでなく、結納品、会場費、食事代など多岐にわたる。
  • 誰が払うかは、伝統的には男性側だが、最近は折半や二人で負担するケースも。
  • 費用を抑えるなら「顔合わせ食事会」や「結納プラン」の活用がおすすめ。

結納は、これから家族になる両家が初めて正式に関わる大切な儀式です。お金の話はデリケートですが、ここを曖昧にすると後々までしこりが残ってしまうことも。

何よりも大切なのは、二人と両家が納得できる形を見つけること。 まずは二人でしっかりと話し合い、お互いの両親の意向も丁寧にヒアリングしながら、最適な方法を決めていってくださいね。

もし、両家の意見調整が難しかったり、何から手をつけていいか分からなくなったりしたら、プロに相談してみるのも一つの手です。結婚式の相談カウンターでは、結納や顔合わせの会場選びについても無料で相談に乗ってくれますよ。

あなたの結納が、両家の素晴らしい門出となることを心から願っています。

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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