「フォトウェディングをしたいけど、スタジオ撮影とロケーション撮影、どっちがいいんだろう?」 「それぞれのメリット・デメリットや、費用の違いがよくわからなくて決められない…」
結婚の記念に素敵な写真を残したいと思っても、撮影スタイルの選択肢が多くて迷ってしまいますよね。
雰囲気重視なら開放感のあるロケーション撮影、天候や費用を気にせず安定感を求めるならスタジオ撮影。どちらも魅力的ですが、実は「両方のいいとこ取り」をする方法もあるんです。
この記事では、結婚情報メディアの取材や営業で数百の結婚式場・スタジオを見てきた元業界人の私が、スタジオ撮影とロケーション撮影の具体的な違い、費用相場、そして後悔しない選び方を、自身の前撮り体験も交えながら徹底解説します。
この記事を読めば、お二人にぴったりの撮影スタイルが明確になり、自信を持って準備を進められるようになりますよ。
フォトウェディングや前撮りも、結婚式準備の大切な一部です。全体の費用感や流れを把握したい方は、まずはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。


まずは結論!スタジオとロケーション撮影のメリット・デメリットを比較
最初に、スタジオ撮影とロケーション撮影の主な違いを整理しましょう。それぞれの特徴を理解することで、自分たちが何を重視したいのかが見えてきます。
スタジオ撮影のメリット・デメリット
スタジオ撮影は、天候に左右されず、快適な環境で撮影に集中できるのが最大の魅力です。
- メリット
- 天候に左右されない:雨や風、夏の暑さや冬の寒さを気にせず、計画通りに撮影できる。
- 費用を抑えやすい:移動費や施設使用料がかからないため、ロケーション撮影よりリーズナブル。
- 衣装の選択肢が豊富:スタジオ併設のドレスショップなら、たくさんの衣装から選べる。着替えもスムーズ。
- プライベート空間:人目を気にせず撮影に集中できる。
- デメリット
- 写真の雰囲気が画一的になりがち:背景セットがある程度決まっているため、独創的な写真を撮るのは難しい場合も。
- 開放感には欠ける:屋外のような自然光やダイナミックな風景は得られない。
ロケーション撮影のメリット・デメリット
ロケーション撮影は、お二人の思い出の場所や、非日常的な絶景を背景に、オリジナリティあふれる写真を残せるのが魅力です。
- メリット
- オリジナリティが出せる:海や森、歴史的建造物など、好きな場所で撮影できる。
- 開放感のある写真が撮れる:自然光を活かした、ドラマチックで美しい写真が残せる。
- 撮影自体が思い出になる:小旅行気分で撮影を楽しめる。
- デメリット
- 天候に大きく左右される:雨天の場合は延期や中止のリスクがある。
- 費用が高くなる傾向:移動費、施設使用料、出張料などがかかる。
- 人目が気になる:観光地などでは、周囲の目が気になることも。
- 着替えやメイク直しの場所が限られる:衣装によっては負担が大きい。
スタジオ vs ロケーション 比較一覧表
| 比較項目 | スタジオ撮影 | ロケーション撮影 |
|---|---|---|
| 費用相場 | 比較的安い(約6万~15万円) | 比較的高額(約10万~25万円) |
| 天候の影響 | なし | あり(延期・中止リスク) |
| 写真の雰囲気 | 作り込まれた世界観、フォーマル | 自然体、開放的、オリジナリティ |
| 衣装・ヘアメイク | 種類が豊富で着替えも楽 | 場所が限られ、持ち運びが大変な場合も |
| 移動・所要時間 | 短い(半日程度) | 長い(1日がかり) |
| プライベート感 | 高い | 低い(場所による) |
ちなみに、ロケーション撮影は許可申請が必要な場所も多いです。個人で手配するのは大変なので、基本的にはフォトスタジオやカメラマンに相談して進めるのが安心ですよ。
フォトウェディングの費用相場は?スタジオとロケーションでこれだけ違う!
やはり気になるのは費用ですよね。一般的に、ロケーション撮影はスタジオ撮影よりも高くなる傾向にあります。
私が情報誌の取材で様々なスタジオにヒアリングした経験から言うと、フォトウェディングの需要は年々高まっており、「結婚式はしないけど写真は残したい」というカップルだけでなく、「結婚式の前撮りとして」利用するカップルも非常に多いです。

スタジオ撮影の費用目安:約6万円〜15万円
スタジオ撮影の費用相場は、約6万円から15万円が中心です。 プランには撮影料、衣装(ドレス・タキシード各1着)、ヘアメイク、数カットのデータや台紙写真が含まれていることが多いです。非常にリーズナブルなプランもありますが、その分、選べる衣装やデータ数に制限がある場合が多いので、プラン内容はしっかり確認しましょう。
ロケーション撮影の費用目安:約10万円〜25万円
一方、ロケーション撮影の費用相場は約10万円から25万円と、スタジオ撮影より高めになります。 基本プランに加え、カメラマンやスタッフの出張費、撮影場所の使用許可料、移動費などが上乗せされるためです。特に人気の観光地や複数の場所で撮影する場合は、費用が上がりやすくなります。
見積もりが変わるポイントは「衣装数」と「データ形式」
私が自身の前撮りを検討した際もそうでしたが、最終的な見積もり額を左右する大きなポイントは主に以下の3つです。
- 衣装の着数:和装と洋装の両方を着たい、カラードレスも着たいなど、衣装が1着増えるごとに3〜5万円程度の追加料金がかかるのが一般的です。
- データ・アルバム:プラン内のデータ数以上に全データをもらう場合や、豪華なアルバムを作成する場合は追加料金が発生します。
- オプション:家族も撮影に参加する、土日祝日に撮影する、などの場合も追加料金の対象となります。
最初の見積もりから大きく上がらないように、「絶対にやりたいこと」と「妥協できること」を二人で話し合っておくことが大切ですよ。
より具体的なスタジオやサービスを比較検討したい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ロケーション撮影最大の不安!雨天・荒天時の対応はどうなる?
ロケーション撮影を希望するカップルが最も心配するのが「天気」ですよね。こればかりは誰にも予測できません。
一般的な雨天保証のパターン
もし撮影日が雨予報になってしまった場合、スタジオによって対応は様々ですが、主に以下のパターンがあります。
- 撮影日の延期:無料で別日に振り替えてくれるケースが最も多いです。ただし、延期できる回数に制限がある場合も。
- スタジオ撮影への変更:屋内のスタジオ撮影に切り替えるパターン。差額を返金してくれる場合と、そうでない場合があります。
- 雨天決行:小雨程度なら、傘を使った素敵な写真を撮るなど、雨を活かした撮影を提案してくれることもあります。
【実話】台風で撮影延期になった友人のケース
私の友人も、楽しみにしていた海でのロケーション撮影が台風で延期になってしまった経験があります。彼女の場合は、スタジオが無料で延期対応してくれたものの、お互いの仕事の都合やカメラマンの空き状況を調整するのが大変で、結局、再撮影できたのは3ヶ月後だったそうです。
このように、延期はできてもスケジュールが大幅にずれてしまう可能性があることは、頭に入れておきましょう。特に、結婚式のウェルカムボードなどで写真を使いたい場合は、納期に間に合わなくなるリスクも考慮が必要です。
事前に確認すべき3つのポイント
後で「こんなはずじゃなかった!」とならないために、契約前に必ず以下の3点を確認しておきましょう。
- 延期・キャンセル料はかかるか?(いつから発生するのか)
- 延期は何回まで無料か?
- スタジオ撮影に変更した場合の料金はどうなるか?
ちなみに、撮影日の延期はできても、ヘアメイクさんの再手配料など、一部実費負担が発生するケースもあるので、契約内容は細かくチェックしてくださいね。
【体験談】私が「スタジオ+ロケ」のミックスプランを選んだ理由
ここまでスタジオとロケーション、それぞれの特徴をお伝えしてきましたが、「どちらの良さも捨てがたい…」と感じる方も多いのではないでしょうか。何を隠そう、私自身がそうでした。
天候に左右されず、理想の写真も諦めない選択
私は2020年に結婚式を挙げたのですが、その前撮りで「スタジオ撮影」と「小規模なロケーション撮影」を組み合わせたミックスプランを選びました。
選んだ理由は、
- きっちりした王道のウェディングドレス姿は、照明が整ったスタジオで綺麗に残したかった
- でも、二人らしい自然な雰囲気の写真も、思い出の場所で撮りたかった
- 万が一、ロケーション撮影が雨でダメになっても、スタジオ撮影分は必ず手元に残る安心感が欲しかった
という3点です。午前中にスタジオで撮影し、午後に近くの公園で私服に近いカジュアルな衣装で撮影するという流れでした。
費用はかかったけど満足度は最高でした
もちろん、両方行う分、費用は少し高くなりました。私の場合は衣装を洋装2着にしたことや、全データ納品を希望したこともあり、総額は20万円を超えました。
でも、結果として全く後悔はありません。スタジオでは家族も呼んでフォーマルな写真を撮り、ロケーションでは二人きりでリラックスした表情の写真を残せて、両方のいいとこ取りができたと心から満足しています。
もし予算と時間に余裕があるなら、「ミックスプラン」は非常におすすめの選択肢ですよ。
ロケーション撮影の場所に迷ったら、こちらの記事もヒントになるかもしれません。

あなたはどっち派?スタジオ・ロケーション撮影向き不向きチェックリスト
最後に、あなたがどちらのスタイルに向いているか、簡単なチェックリストを用意しました。二人で一緒にチェックしてみてください。
スタジオ撮影がおすすめなカップル
- [ ] 費用はできるだけ抑えたい
- [ ] 天候に左右されず、計画通りに進めたい
- [ ] 暑さや寒さが苦手で、快適な環境で撮影したい
- [ ] 人に見られるのは少し恥ずかしい
- [ ] 王道でフォーマルなウェディング写真を残したい
- [ ] いろいろな種類のドレスを着てみたい
→ 2つ以上当てはまったら、あなたは「スタジオ撮影」向き!
ロケーション撮影がおすすめなカップル
- [ ] 二人だけの思い出の場所で撮影したい
- [ ] 開放感のある、自然体な写真が好き
- [ ] 写真のオリジナリティや世界観にこだわりたい
- [ ] 撮影そのものをイベントとして楽しみたい
- [ ] 費用よりも、理想の写真を撮ることを優先したい
→ 2つ以上当てはまったら、あなたは「ロケーション撮影」向き!
迷ったら「ミックスプラン」や「相談カウンター」も視野に
「どちらにも当てはまる…」という方は、私のようにスタジオとロケーションを組み合わせたプランを検討してみるのがおすすめです。
また、最近では提携スタジオに縛られず、フリーのカメラマンに依頼して好きな場所で撮影するという選択肢も増えています。自由度が高く、コストを抑えられるケースもあるので、情報収集してみる価値はありますよ。
ちなみに、どうやってスタジオやカメラマンを探せばいいかわからない、という場合は、結婚式の相談カウンターで相談してみるのも一つの手です。前撮りやフォトウェディング専門のカウンターではありませんが、結婚式場探しのプロが、提携している優良なスタジオを紹介してくれることもあります。
まとめ:それぞれの違いを理解して、二人らしい最高の写真を残そう
今回は、フォトウェディングのスタジオ撮影とロケーション撮影の違いについて、費用やメリット・デメリットを比較しながら解説しました。
- スタジオ撮影:天候に左右されず、費用を抑えて快適に撮影できる。フォーマルな写真を残したいカップルにおすすめ。
- ロケーション撮影:費用は高めだが、オリジナリティと開放感あふれる写真を残せる。思い出や雰囲気を重視するカップルにおすすめ。
- 費用相場:スタジオは約6〜15万円、ロケーションは約10〜25万円が目安。
- 雨天対応:ロケーションの場合は、延期やスタジオ撮影への変更など、事前の確認が必須。
- 選択肢:迷ったら両方の良いとこ取りができる「ミックスプラン」も検討の価値あり。
どちらのスタイルにも、それぞれにしかない魅力があります。一番大切なのは、お二人が「どんな写真を残したいか」を共有し、納得して決めることです。
この記事が、あなたの後悔しないフォトウェディングの助けになれば嬉しいです。ぜひ二人でじっくり話し合って、最高の思い出を作ってくださいね。
具体的なスタジオ探しや、結婚式全体の相談をしたいと思った方は、専門の相談カウンターを活用するのも賢い方法です。無料でプロに相談できるので、一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。



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