「結婚式の二次会、会費っていくらに設定すればいいんだろう…」
ゲストに負担はかけたくないけど、新郎新婦や幹事が赤字になるのも避けたい。その絶妙なバランス、本当に悩みますよね。地域によって相場が違うみたいだし、男女で差をつけるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。この記事では、元結婚情報誌のライターだった私が、全国・地域別のリアルな会費相場から、赤字を出さないための具体的な計算方法、ゲストに喜ばれる設定のコツまで、業界の裏側と自身の経験を交えて徹底解説します。
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【2026年版】まずは基本!結婚式二次会の全国・地域別会費相場
二次会の会費設定で最も重要なのが、自分のエリアの相場を知ることです。まずは全国平均と、主要都市・地方のリアルな金額感を見ていきましょう。
全国の平均相場は「男性7,000円、女性6,000円」
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、結婚式二次会の会費の全国平均は、男性が6,800円、女性が6,000円でした。2026年現在もこの傾向は大きく変わらず、男性7,000円前後、女性6,000円前後を一つの目安と考えると良いでしょう。
多くの二次会で、飲食量に差が出やすいことから男女で1,000円〜2,000円程度の価格差が設けられています。
エリアでこんなに違う!地域別のリアルな相場観
全国平均はあくまで目安。会費は会場費に大きく左右されるため、地域によって相場はかなり変わります。
| 地域 | 会費相場(男女平均) | 特徴 |
|---|---|---|
| 首都圏(東京など) | 8,000円~10,000円 | 会場費や人件費が高いため、全国で最も高い傾向。 |
| 関西圏(大阪など) | 7,000円~8,000円 | 首都圏よりは少し落ち着くが、全国的に見れば高め。 |
| 地方都市 | 6,000円~7,000円 | 会場費が抑えられる分、リーズナブルな設定が可能。 |
私が情報誌の取材で各地の式場やレストランを回っていた頃も、やはり都心部は会場のレンタル料自体が高く、それがダイレクトに会費に反映されていました。あなたの二次会会場があるエリアの相場をリサーチすることが、適正価格を見つける第一歩ですよ。
会場の「格」も会費に影響する
地域だけでなく、どんな会場を選ぶかも会費を左右する大きな要因です。
- ホテルや専門式場内の会場: 設備が整っている分、高めの傾向(8,000円〜)
- レストランやダイニングバー: 料理の質で価格が変動(7,000円〜)
- カフェやレンタルスペース: 比較的リーズナブル(6,000円〜)
会場の雰囲気や提供される料理のランクに合わせて会費を調整することが、ゲストの納得感にも繋がります。
ちなみに、会場のランクによって雰囲気は大きく変わりますが、どの会場が良い・悪いということではありません。おふたりの理想の二次会の雰囲気に合わせて選ぶのが一番ですよ。
会費に男女差はつけるべき?ゲスト層に合わせた調整術
「会費の男女差」は、多くのカップルが悩むポイントです。ここでは、男女差をつけるかどうかの判断基準と、ゲストの年齢層に合わせた調整方法を解説します。
男女差をつけるメリット・デメリット
メリット
- 飲食量の差を考慮でき、公平感が出やすい
- 多くの二次会で採用されており、ゲストも慣れている
デメリット
- 「男女で差をつけるのは時代に合わない」と感じるゲストもいる可能性がある
- 計算や受付での管理が少しだけ複雑になる
私が取材で新郎新婦さんから相談を受けていた頃も、この悩みは定番でした。結論から言うと、1,000円程度の差であれば、つけてもつけなくても大きな問題にはなりません。 大切なのは、新郎新婦と幹事の間で「今回はこうしよう」と方針を統一しておくことです。
学生や20代前半のゲストが多い場合の配慮
もし、ゲストに学生や社会人になりたての友人が多い場合は、相場より少し低めに設定する配慮も素敵です。例えば、相場が7,000円のエリアでも、一律6,000円に設定するなど。
その分、景品を少しシンプルにしたり、新郎新婦が少しだけ費用を負担したりすることで調整できます。高すぎる会費で参加をためらう友人が出てしまうより、「みんなに来てほしい」という気持ちを優先するのも一つの考え方ですね。
会費設定は、おふたりの「おもてなし」の気持ちを表現する最初のステップ。ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら考えてみてくださいね。
絶対に赤字にしない!二次会会費の具体的な計算方法
ゲストへの配慮はもちろん大切ですが、新郎新婦や幹事が大きな赤字を抱えてしまっては、せっかくのパーティーが後味の悪いものになってしまいます。ここでは、赤字を防ぐための具体的な計算方法と考え方をお伝えします。
基本の計算式「(総費用 ÷ 予想参加人数)+ 予備費」
会費は、以下の計算式で算出するのが基本です。
(会場費+飲食代+景品代+その他経費)÷ 予想参加人数 = 1人あたりの最低必要会費
- 会場費・飲食代: 会場に支払う総額
- 景品代: ビンゴゲームなどの景品にかかる費用
- その他経費: プチギフト、備品レンタル代、幹事へのお礼など
この計算で出た金額に、500円〜1,000円程度の予備費(バッファ)を上乗せした金額を会費として設定するのがおすすめです。
失敗談から学ぶ「予備費(バッファ)」の重要性
なぜ予備費が必要なのか。それは、当日のドタキャンや想定外の出費に備えるためです。
私自身も友人の二次会で何度か幹事を経験しましたが、当日は本当に何が起こるかわかりません。「受付で預かった現金の計算が合わない」「急遽備品が必要になった」「用意していた景品が足りなくなった」など、小さなトラブルはつきものです。
少しだけ会費に余裕を持たせておくことで、こうした不測の事態にも慌てず対応でき、新郎新婦や幹事が自腹を切る事態を防げます。
高すぎは逆効果!参加率が下がる「損益分岐点」に注意
赤字を恐れるあまり会費を高く設定しすぎるのは危険です。会費が高くなると、ゲストは参加をためらい、結果的に参加人数が減ってしまいます。
参加者が減ると、会場費などの固定費を少ない人数で割ることになり、かえって赤字が膨らんでしまうのです。
実際に私が業界で見てきた中にも、「豪華な景品を用意して会費を1万円に設定したら、予想の半分しか参加者が集まらず、新郎新婦が数十万円の赤字を補填した」という悲しいケースがありました。
相場から大きく外れた高い会費は、参加率低下のリスクがあることを覚えておきましょう。
二次会の会場探しや、プロの幹事代行サービスについて相談したい場合は、専門のカウンターで話を聞いてみるのも一つの手です。無料で相談に乗ってくれますよ。

新郎新婦・幹事必見!二次会会費でよくあるQ&A
最後に、二次会の会費設定に関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q. そもそもご祝儀制と会費制、どっちがいいの?
結婚式の二次会は、ほぼ100%「会費制」です。ご祝儀制は、親族のみの食事会など、披露宴に近い形式の場合に限られます。友人中心のカジュアルなパーティーであれば、迷わず会費制を選びましょう。
Q. 景品代は会費にどれくらい含めてOK?
景品代は、二次会にかかる総費用の10%〜15%程度が目安です。
取材で多くのプランナーさんや司会者さんに聞いた話ですが、二次会で一番盛り上がる景品は「高価なものが一つ」よりも「多くの人に当たるプチギフト」だそうです。全員参加型のビンゴやクイズと組み合わせるのが、満足度を高める鉄板の構成ですよ。
Q. 新郎新婦の負担額はゼロでもいい?
基本的には、ゲストからいただく会費で二次会の費用をすべて賄う「会費制」で問題ありません。
ただし、二次会用のドレスやタキシードのレンタル代、ゲストに渡すプチギフト代など、「新郎新婦自身にかかる費用」や「ゲストへのおもてなしに関わる費用」は、新郎新婦が負担するケースが多いです。すべてを会費で賄おうとすると金額が高くなってしまうため、新郎新婦もある程度の負担は考えておくと、よりスムーズに計画が進みます。
ちなみに、新郎新婦の負担額をゼロにすること自体はマナー違反ではありません。予算と相談しながら、おふたりらしいおもてなしの形を決めてくださいね。
まとめ:ゲストも自分たちも満足できる二次会会費を設定しよう
今回は、結婚式二次会の会費相場と、赤字を出さないための設定方法について解説しました。
- 全国の会費相場は男性7,000円、女性6,000円が目安
- 東京は8,000円〜、地方は6,000円〜と地域差が大きい
- 赤字を防ぐには「(総費用 ÷ 人数)+ 予備費」で計算する
- 高すぎる会費は参加率低下を招き、逆効果になることも
二次会の会費設定は、ゲストへの感謝の気持ちと、現実的な予算管理のバランスがとても大切です。この記事を参考に、ゲストにも「参加してよかった!」と思ってもらえるような、素敵な二次会を計画してくださいね。応援しています!


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