結婚式の準備のなかでも、特に心躍るのが「披露宴のドレス選び」ですよね。 でも、「ゲストに『素敵!』って言われたいけど、予算オーバーは避けたい…」「種類が多すぎて、本当に似合うドレスがわからない…」と、楽しみな反面、頭を抱えているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか?
こんにちは!結婚式情報ブログ「Bride&Groom」のライターです。 私自身も卒花であり、以前は結婚情報誌の取材を通じて数百件の式場を取材してきました。そんな「業界の内側」と「花嫁」の両方の視点から、今回は後悔しない披露宴ドレスの選び方を徹底解説します。
この記事を読めば、ドレス選びの基本はもちろん、元業界人だからこそ知っている費用の裏側まで理解でき、予算内で最高のドレスを見つけるヒントが手に入ります。

まずは知っておきたい!披露宴ドレスの基本
ドレス選びを始める前に、まずは基本的な知識を押さえておきましょう。スケジュール感や探し方を知っておくだけで、スムーズに準備を進められます。
ウェディングドレスとカラードレス、何着着るのが一般的?
「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、披露宴で花嫁が着る衣裳の平均枚数は 2.2着 です。
- 挙式:ウェディングドレス
- 披露宴前半:ウェディングドレス
- お色直し後(披露宴後半):カラードレス
このパターンが最も一般的で、多くの花嫁さんがウェディングドレスとカラードレスの2着を選んでいます。もちろん、和装を取り入れたり、3着以上着たりする方もいますが、まずは「2着」を目安にイメージを膨らませていくと良いでしょう。
ドレス選びはいつから始める?理想のスケジュール
人気のデザインやサイズのドレスは、早くから予約が埋まってしまいます。そのため、結婚式の8ヶ月〜6ヶ月前には探し始めるのがおすすめです。
【ドレス選びの一般的なスケジュール】
- 8〜6ヶ月前:情報収集&ドレスショップ巡りを開始
- 6〜4ヶ月前:運命のドレスを決定・予約
- 3ヶ月前:小物合わせ(ベール、アクセサリー、グローブなど)
- 2ヶ月前:ヘアメイクリハーサル
- 1ヶ月前:最終フィッティング
遅くとも半年前には試着をスタートできると、焦らずじっくり選ぶことができますよ。
どこで探す?主なドレスの探し方3パターン
ドレスを探す場所は、主に以下の3つです。
| 探し方 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ① 式場の提携ショップ | ・持ち込み料がかからない ・式場との連携がスムーズ ・割引プランが適用されることも | ・選べるショップやデザインが限られる |
| ② 提携外のドレスショップ | ・ブランドやデザインの選択肢が豊富 ・運命の一着に出会いやすい | ・持ち込み料がかかる場合が多い ・自分で手配や搬入をする手間がかかる |
| ③ 購入・オーダーメイド | ・新品のドレスを自分サイズで着れる ・二次会や後撮りでも使える | ・費用が高くなる傾向 ・保管場所に困る |
まずは最も手軽な式場の提携ショップから見学を始め、もし好みのドレスが見つからなければ提携外のショップも検討する、という流れがスムーズでおすすめです。
もし「準備が遅れて気に入ったドレスが予約できないかも…」と心配な方も、ショップによっては直近の予約でも対応してくれる場合があるので、諦めずに相談してみてくださいね。
【相場を解説】披露宴のドレス費用、いくらかかる?
ドレス選びで最も気になるのが費用ですよね。ここでは、ドレス本体から小物まで、一体いくらくらいかかるのかを具体的に見ていきましょう。
結婚式の費用全体について知りたい方は、まずはこちらの記事で全体像を掴むのがおすすめです。

ドレス1着あたりの平均費用は?
「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によると、ドレス1着あたりのレンタル料の参考相場は以下の通りです(※費用は会場・エリアにより大きく異なります)。
- ウェディングドレス:平均 33.5万円
- カラードレス:平均 31.7万円
2着レンタルすると、合計で 約65.2万円 が相場となります。もちろん、選ぶブランドやデザイン、素材によって価格は大きく変動しますが、一つの目安として覚えておきましょう。

見落としがち!小物やインナーにかかる追加費用
ドレス費用は、ドレス本体のレンタル料だけではありません。以下のアイテムにも追加で費用がかかることを覚えておきましょう。
- ベール:1〜3万円
- グローブ:0.3〜1万円
- アクセサリー(ネックレス・イヤリング):1〜5万円
- ヘッドドレス:1〜3万円
- シューズ:0.5〜2万円
- ブライダルインナー:2〜5万円(購入が一般的)
小物類はセットでレンタルできる場合もありますが、ブライダルインナーは体にフィットさせることが重要なため、購入する花嫁さんがほとんどです。合計で5〜15万円ほど追加でかかると考えておくと安心です。
レンタルと購入、どっちがお得?メリット・デメリット
ドレスを手配する方法として「レンタル」と「購入」がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
| メリット | デデメリット | |
|---|---|---|
| レンタル | ・購入より費用を抑えられる ・クリーニングや保管の手間がない ・有名ブランドのドレスも着やすい | ・サイズ調整に限界がある ・他の人も着たドレスである |
| 購入 | ・新品のドレスを自分サイズで着れる ・二次会や後撮りでも自由に使える ・将来リメイクできる | ・費用が高額になりがち ・クリーニングや保管の手間・費用がかかる |
実際、ほとんどの花嫁さんがレンタルを選んでいますが、自分のこだわりや予算に合わせて最適な方法を選びましょう。
また、最近ではフリマアプリなどで卒花さんからドレスを安く購入する「セカンドオーナー」という選択肢も増えています。費用を抑えたい方は検討してみるのも良いでしょう。
元業界人が明かす!ドレス費用の裏側と節約のコツ
ここからは、私が結婚情報誌の取材を通じて取材する中で知った、他では聞けない「ドレス費用の裏側」をお話しします。この仕組みを知っておくだけで、賢く費用を抑えられるかもしれません。
知らないと損?式場のドレス利益構造を暴露
結婚情報誌の取材を通じて様々な式場を取材してわかったのですが、ドレスの利益構造は式場によって大きく2つのパターンがあります。
- 提携ドレスショップからのキックバック 多くの式場がこのパターンです。花嫁さんが提携ショップでドレスを借りると、その料金の一部が紹介料として式場に支払われます。クオリティの高い人気ブランドを扱っていることが多いですが、その分、価格交渉はしにくい傾向にあります。
- 式場が自社でドレスを所有 ホテルや専門式場に多いパターンです。式場自身がドレスを資産として購入し、それを花嫁さんに貸し出します。実は、このタイプの式場が狙い目なんです。
取材で聞いた話ですが、例えば1着100万円のドレスでも、3回貸し出せば元が取れるそうです。つまり、4回目以降のレンタル料はほぼすべてが利益になる。だからこそ、自社でドレスを所有している式場は、比較的ドレスの値引き交渉に応じてもらいやすい傾向があるんですよ。
「持ち込み料」の本当の意味とは?
提携外のショップからドレスを持ち込む際にかかる「持ち込み料」。相場はドレス1着あたり5〜10万円ほどです。
式場からは「ドレスの保管料やメンテナンス料です」と説明されることもありますが、本当の理由は、式場が得られたはずの利益の補填です。
先ほど説明したキックバックや、自社ドレスのレンタル料が、ドレスを持ち込まれることでゼロになってしまいますよね。その損失をカバーするのが「持ち込み料」の正体なんです。この構造を知っておくと、「持ち込み料を無料にする代わりに、他の部分で何かお願いできませんか?」といった交渉がしやすくなるかもしれません。
初期見積もりでチェックすべき重要ポイント
結婚式費用が最終的に大きく膨らむ原因のNo.1が「衣裳代」です。
特に注意したいのが、最初にもらう見積もりに入っているドレスの金額。 「プラン内ドレス一式」と書かれていても、そのプラン内で選べるのはごく一部のデザインだけで、実際に気に入るドレスはほとんどが追加料金のかかる「ランクアップドレス」だった…というケースが非常に多いのです。
私自身、卒花として式場を決める際、初期見積もりのドレスプランについて「このプランでは、具体的にどの範囲のドレスが選べますか?」と詳しく確認しました。その結果、選べるデザインが少ないことがわかり、最初からランクアップ費用を見込んだ現実的な見積もりを出してもらうことができました。
契約前に必ず「この金額で選べるドレスの実物を見せてください」とお願いすることをおすすめします。
「交渉なんて難しそう…」と感じるかもしれませんが、仕組みを知っているだけで、プランナーさんとの会話がスムーズに進み、対等な立場で話ができるようになりますよ。
後悔しない!自分にぴったりの披露宴ドレスを見つける4つのステップ
最後に、数あるドレスの中から運命の一着を見つけるための具体的なステップをご紹介します。
Step1: なりたい花嫁像をイメージする
まずは、どんな花嫁になりたいか、イメージを膨らませましょう。InstagramやPinterestなどで好きなテイストのドレス写真を集めて、スクラップブックを作るのがおすすめです。
【代表的なドレスのライン】
- Aライン:上品で誰にでも似合いやすい王道スタイル
- プリンセスライン:お姫様のような華やかさで、体型カバー力も◎
- マーメイドライン:女性らしい曲線美を強調する、大人っぽいスタイル
- スレンダーライン:スタイリッシュでナチュラルな雰囲気に
自分の好みを知ることで、試着の際に希望を伝えやすくなります。
Step2: 会場の雰囲気と合わせる
ドレスは、披露宴を行う会場の雰囲気との相性も大切です。
- ホテルや専門式場:格式高い雰囲気には、ロングトレーンの豪華なドレスが映える
- ゲストハウス:アットホームな空間には、ナチュラルで動きやすいデザインが◎
- レストラン:カジュアルな会場には、スタイリッシュなスレンダーラインやパンツドレスもおしゃれ
会場の広さや天井の高さ、バージンロードの長さなども考慮して選びましょう。
Step3: ゲストの目線を意識する
披露宴では、ゲストは座ってあなたを見ている時間がほとんどです。
- 上半身のデザイン:座ったときにも華やかに見えるよう、胸元や袖のデザインにこだわる
- 後ろ姿:ケーキカットやキャンドルサービスなど、ゲストに背を向けるシーンも多いので、バックスタイルも重要
- 写真映え:トレーンやベールの長さ、素材の光沢感など、写真に残ったときの見え方も意識する
様々な角度からチェックすることが、360度どこから見ても美しい花嫁姿を作るポイントです。
Step4: 遠慮は禁物!たくさん試着して運命の一着を
カタログで見るのと、実際に着てみるのとでは印象が全く違うのがウェディングドレス。少しでも気になったら、遠慮せずにどんどん試着させてもらいましょう。
自分では似合わないと思っていたデザインが、着てみたら一番しっくりきた、という話はよくあります。プロのドレスコーディネーターさんの意見も参考にしながら、楽しみながら運命の一着を見つけてくださいね。
憧れのブランドがある方は、そのブランドを扱っている式場を探すのも一つの方法です。

もし「自分に似合うドレスがわからない…」という場合も、プロのコーディネーターさんが骨格や肌の色などから客観的な視点で提案してくれるので安心してくださいね。
まとめ:ドレス選びは情報戦!知識を味方につけて最高の1日を
今回は、披露宴のドレス選びについて、基本的な知識から費用の裏側まで詳しく解説しました。
【この記事のポイント】
- 披露宴で着るドレスは平均2着、費用相場は小物込みで 約70〜80万円
- 準備は 結婚式の8ヶ月〜半年前 にはスタートするのが理想
- 式場の利益構造を知っておくと、 賢く交渉・節約 できる可能性がある
- なりたいイメージ と 会場の雰囲気 を軸に、たくさん試着して決めるのが成功の秘訣
ドレス選びは、結婚準備の中でも特に時間とエネルギーを使うプロセスですが、その分、運命の一着に出会えたときの喜びは格別です。
今回お伝えした知識を味方につけて、ぜひ楽しみながら、あなただけの最高のドレスを見つけてくださいね。
理想のドレスのイメージが湧いたら、次は式場探しを本格化させましょう。どんな会場でそのドレスを着たいか考えるだけで、準備がもっと楽しくなりますよ。もし式場探しで迷ったり、効率よく進めたいと感じたら、プロに無料で相談できるサービスを頼るのがおすすめです。迷っているなら、まずは話を聞いてみるだけでも、きっと価値がありますよ。




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