「厳かな雰囲気の和の結婚式に憧れるけど、どんな選択肢があるんだろう?」 「ウェディングドレスも素敵だけど、自分たちらしく和の要素も取り入れたいな」
そんな風に、結婚式に「和」のテイストを取り入れたいと考えているあなたへ。
この記事では、元ウェディング業界にいた私の視点から、和の結婚式のスタイルを「濃度別」に4パターンご紹介します。この記事を読めば、おふたりにぴったりの「和」の取り入れ方が具体的にイメージできるようになりますよ。
【和の濃度100%】伝統を重んじる本格的な和婚スタイル

「和の結婚式」と聞いて多くの方がイメージするのが、この本格的な和婚スタイルです。挙式から披露宴まで、すべてを和のテイストで統一することで、日本の伝統美を感じられる一日になります。
神社で行う「神前式」
神前式は、神社の神殿で神様に結婚を報告する、日本古来の挙式スタイルです。雅楽の生演奏が響く中、参道を花嫁行列で進む「参進の儀」は、和婚ならではの感動的なシーン。
白無垢や色打掛といった伝統的な和装に身を包み、厳かな雰囲気の中で永遠の愛を誓います。家族の絆を大切にしたいカップルや、日本の伝統文化を重んじたい方に特に選ばれています。

会場内の神殿で行う「神殿式」
「神前式をしたいけど、天候が心配…」「ゲストの移動負担を減らしたい」という方には、ホテルや専門式場に併設された神殿で行う「神殿式」がおすすめです。
会場内に神殿があるため、天候に左右されることなく、挙式から披露宴までスムーズに移動できます。設備も整っていることが多く、ご年配のゲストにも安心して参列していただけるのが魅力です。
披露宴も料亭や和モダンな会場で
挙式だけでなく、披露宴会場も和にこだわることで、世界観がぐっと深まります。美しい日本庭園を望む料亭や、和の要素を取り入れたモダンなゲストハウスなどが人気です。
お料理も、こだわりの和食や和洋折衷コースでおもてなしをすれば、ゲストの満足度も一層高まりますよ。
ちなみに、本格的な和婚は費用が高くなるイメージがあるかもしれませんが、選ぶ会場や衣装によって大きく変わります。まずは全体の費用感を掴んでおくことが大切です。

【和の濃度70%】挙式は和、披露宴は洋のハイブリッドスタイル

「挙式は厳かに和装でしたいけど、披露宴ではウェディングドレスも着たい!」そんな願いを叶えるのが、和と洋を組み合わせたハイブリッドスタイルです。
挙式は神前式、披露宴はドレスで華やかに
挙式は神社や神殿で白無垢や色打掛を着用し、披露宴からはウェディングドレスにお色直しするスタイル。和装と洋装、両方の花嫁姿をゲストにお披露目できることから、多くのカップルに選ばれている人気のスタイルです。
お色直しのインパクトも大きく、ゲストにとっても忘れられない一日になるでしょう。
披露宴会場の選択肢が広がる
挙式を神社で行い、披露宴は提携しているホテルやレストランに移動するケースも多くあります。これにより、披露宴会場の選択肢が一気に広がります。
例えば、「挙式は由緒ある神社で、披露宴は景色の良いホテルのバンケットで」といった、おふたりの理想を組み合わせることが可能です。
和装から洋装へのお色直し時間と費用に注意
和装から洋装へのお色直しは、ヘアセットやメイクも大きく変えるため、30分〜45分程度の時間がかかります。その間、ゲストを待たせてしまうことになるので、プロフィールムービーを流したり、デザートビュッフェを用意したりと、飽きさせない工夫が必要です。
また、衣装代も和装と洋装の両方がかかるため、費用は少し高くなる傾向があります。
「お色直しで中座している間にゲストが退屈しないか心配…」という声も聞きますが、ゲストにとっては食事や歓談を楽しめる貴重な時間。美味しい料理と飲み物があれば、過度に心配する必要はありませんよ。
【和の濃度40%】洋風ウェディングに和の要素をプラスするスタイル

「挙式も披露宴も基本は洋風がいいけど、どこかに和のアクセントを入れたい」という方には、ポイントで和を取り入れるスタイルがおすすめです。さりげない和の演出が、結婚式をおしゃれで個性的に見せてくれます。
お色直しで和装をサプライズ登場
挙式はウェディングドレス、披露宴の前半もカラードレスで過ごし、お色直しで色打掛や引き振袖で登場する演出です。
洋装のイメージが続いた中での和装の登場は、ゲストにとって大きなサプライズになります。「わぁ!」という歓声が上がること間違いなし。写真映えも抜群で、結婚式のハイライトになるでしょう。
装花やアイテムに和のテイストを
会場の装花に、桜や紅葉、竹、和傘といった和のアイテムを取り入れるだけでも、会場の雰囲気はぐっと変わります。
例えば、ゲストテーブルの装花に小さな和傘を添えたり、ウェルカムスペースに折り鶴や手まりを飾ったり。ペーパーアイテム(招待状や席次表)を和柄にするのも統一感が出て素敵ですね。
鏡開きやだるまの目入れなど和の演出
洋風の披露宴の中でも、和の演出は人気があります。 代表的なのは「鏡開き」。新郎新婦が木槌で酒樽の蓋を叩き開く演出で、「未来を切り開く」という意味が込められています。開いたお酒をゲストに振る舞うこともでき、会場に一体感が生まれます。
他にも、ふたりの共同作業として「だるまの目入れ」を行うのもユニークでおすすめです。
ちなみに、和の演出は費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、折り鶴シャワーなど手作りできるものもたくさんあります。自分たちらしく取り入れられるのが魅力ですね。

【和の濃度10%】前撮りだけで和装を楽しむスタイル
「結婚式当日はウェディングドレスだけに集中したい。でも、和装の写真も記念に残したい」というカップルにぴったりなのが、前撮りで和装を選ぶ方法です。
当日のスケジュールに余裕が生まれる
結婚式当日は、想像以上にスケジュールがタイトです。お色直しを減らすことで、ゲストと過ごす時間を長く取れるという大きなメリットがあります。
また、衣装チェンジの費用や時間を気にすることなく、当日の流れをシンプルにできるのも嬉しいポイントです。
ロケーション撮影で理想の写真を
前撮りなら、スタジオだけでなく、日本庭園や歴史的建造物など、和装が映えるロケーションでじっくりと撮影ができます。結婚式当日では撮れないような、こだわりの一枚を残せますよ。
撮影した写真は、ウェルカムボードやプロフィールムービーに使えば、当日参加できなかったゲストにも和装姿をお披露目できます。
費用を抑えやすい選択肢
和装の前撮りプランは、結婚式当日にお色直しで和装を追加するよりも費用を抑えられるケースがほとんどです。
「和装も着たいけど、予算が気になる…」という方にとって、非常に賢い選択肢と言えるでしょう。
ちなみに、前撮りのデータは年賀状や結婚報告はがきにも活用できるので、撮っておいて損はありません。早めに撮影を済ませておくと、後々の準備がスムーズに進みますよ。
まとめ|自分たちらしい「和」の取り入れ方を見つけよう
今回は、結婚式に「和」を取り入れる方法を、4つの濃度別にご紹介しました。
- 【濃度100%】本格和婚スタイル:伝統を重んじ、すべてを和で統一
- 【濃度70%】ハイブリッドスタイル:挙式は和装、披露宴は洋装で両方楽しむ
- 【濃度40%】アクセントスタイル:洋風ウェディングに和の演出や衣装をプラス
- 【濃度10%】前撮りスタイル:当日は洋装、写真で和装を残す
「和の結婚式」と一言で言っても、その取り入れ方は本当に様々です。
「自分たちはどれくらい『和』が好きかな?」 「ゲストにどんな風に過ごしてほしいかな?」
ぜひおふたりで話し合いながら、理想のスタイルを見つけてみてくださいね。
もし少しでも迷ったり、プロの意見を聞きたくなったりしたら、まずは無料相談カウンターで話を聞いてみるのも一つの手です。きっと、おふたりにぴったりの選択肢が見つかりますよ。


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