家族婚の人数別費用相場!10名・20名・30名を元業界人が解説

「家族だけでアットホームな結婚式をしたいけど、ゲストの人数は何人くらいが一般的なんだろう?」 「人数によって費用はどれくらい変わるのか、相場が知りたい…」

大切な家族へ感謝を伝える「家族婚」。 でも、いざ準備を始めると、招待するゲストの範囲や人数、そしてそれに伴う費用について、悩んでしまうプレ花嫁さんは少なくありません。

家族婚は招待人数によって総額が大きく変わるため、早めに相場感を掴んでおくことが、予算計画を立てる上でとても重要になります。

こんにちは!結婚式情報ブログ「Bride&Groom」のライター、Mikiです。 私は情報誌の営業や取材で数百件の式場を回った経験と、自分自身の卒花としての経験をもとに、プレ花嫁さんの役に立つ情報を発信しています。

この記事では、元業界人の視点から、

  • 家族婚の平均的な人数
  • 【10名・20名・30名】人数別のリアルな費用相場
  • 費用の内訳とご祝儀とのバランス
  • 費用を賢く抑えるコツ

などを、具体的な数字を交えて分かりやすく解説していきます。 この記事を読めば、あなたにぴったりの家族婚の規模と予算感がクリアになり、安心して準備を進められるようになりますよ。

目次

そもそも家族婚とは?平均人数と選ばれる理由

まずは「家族婚」の基本的な定義と、最近のトレンドについておさらいしましょう。

家族婚の定義と一般的な人数

家族婚とは、その名の通り新郎新婦と家族・親族を中心に行う少人数スタイルの結婚式のことです。

明確な定義はありませんが、一般的にはゲスト数が30名以下の結婚式を指すことが多いです。 特に、

  • 両家の親と兄弟姉妹のみ:6名~10名程度
  • 祖父母やおじ・おば、いとこまで:10名~20名程度
  • 特に親しい友人を数名招待:20名~30名程度

といった規模感が主流です。

私が取材や営業で式場を回っていた頃も、家族婚(〜30名)を選ぶカップルは全体の20〜25%を占める人気のスタイルでした。アットホームな雰囲気を求めるカップルにとって、定番の選択肢の一つになっています。

家族婚が選ばれる3つの理由

なぜ今、多くのカップルが家族婚を選ぶのでしょうか。主な理由は3つあります。

  1. アットホームな雰囲気で感謝を伝えられる ゲスト一人ひとりとゆっくり話す時間が持てるのが最大の魅力です。大規模な披露宴だと高砂に座っている時間が長く、ゲストと話す時間は意外と限られてしまいます。家族婚なら、ゲストとの距離が近く、食事や会話を心ゆくまで楽しめます。
  2. 費用を抑えやすい ゲスト数に比例して費用が変動する「料理・飲物」「ギフト」などの費用が抑えられるため、結婚式全体の費用をコントロールしやすくなります。浮いた費用を新婚旅行や新生活に充てるカップルも多いです。
  3. 準備の負担が少ない 招待状の準備や席次決め、余興の依頼など、大人数の結婚式で発生しがちな準備の手間が大幅に軽減されます。仕事で忙しいカップルや、準備にあまり時間をかけられないカップルにも選ばれています。

実際に私の友人も家族婚を選んだのですが、「一人ひとりとしっかり話せたし、歓談中にテーブルを回ってたくさん写真を撮れたのが本当に良かった」と話していました。ゲストとの親密な時間を大切にしたいカップルにぴったりのスタイルですね。

ちなみに、少人数だと寂しい雰囲気にならないか心配な方もいるかもしれませんが、その分ゲストとの一体感が生まれ、かえって感動的で温かい時間になることが多いので安心してくださいね。

【人数別】家族婚の費用相場を徹底比較!

それでは、気になる人数別の費用相場を見ていきましょう。ここでは「10名」「20名」「30名」の3パターンに分けて、それぞれの目安となる金額と特徴を解説します。

家族婚の人数別費用相場(目安)
家族婚の人数別費用相場(目安)

※グラフは挙式+食事会を行った場合の一般的な総額目安(単位:万円)です。

10名の場合の費用相場:50万円~80万円

両家の親と兄弟姉妹など、ごく近しい身内のみを招くケースです。

項目費用目安
総額50万~80万円
挙式料10万~20万円
会場費(食事会)5万~10万円
料理・飲物15万~25万円
衣裳(新郎新婦)15万~30万円
写真・装花など5万~15万円

特徴: 挙式と会食をレストランの個室などで行うことで、会場費を抑えることも可能です。演出などをせず、食事と会話を楽しむシンプルなスタイルが人気です。

20名の場合の費用相場:80万円~130万円

祖父母やおじ・おばなど、近い親族まで招くケースです。

項目費用目安
総額80万~130万円
挙式料10万~25万円
会場費(食事会)10万~20万円
料理・飲物30万~50万円
衣裳(新郎新婦)20万~40万円
写真・装花など10万~25万円

特徴: ホテルの小宴会場やゲストハウスなど、選択できる会場の幅が広がります。ケーキカットや両親への手紙など、披露宴の定番演出を取り入れるカップルも増えてきます。

30名の場合の費用相場:120万円~180万円

親族に加えて、特に親しい友人を数名招待するケースです。

項目費用目安
総額120万~180万円
挙式料15万~30万円
会場費(食事会)15万~25万円
料理・飲物45万~75万円
衣裳(新郎新婦)25万~50万円
写真・装花など20万~35万円

特徴: 一般的な披露宴に近い形で、司会者を立ててプログラムを組むことも可能です。ゲストに楽しんでもらうための演出やムービー上映などを取り入れると、より盛り上がります。

ちなみに、人数が増えると総額は上がりますが、ご祝儀も増えるため自己負担額が比例して増えるわけではありません。次の章で詳しく解説しますね。

家族婚の費用内訳とご祝儀との収支バランス

結婚式の費用を考える上で、総額だけでなく「何にいくらかかるのか」という内訳と、ゲストからいただく「ご祝儀」とのバランスを理解しておくことが大切です。

費用を左右する5つの主要項目

家族婚の費用は、大きく分けて以下の5つの項目で構成されます。

  1. 会場費 挙式料や食事会の会場使用料です。人数が少ない場合、レストランの個室などを利用すると費用を抑えられます。ただし、一定の広さの会場を貸し切る場合、最低保証料金が設定されていることもあるので確認が必要です。
  2. 料理・飲物代 ゲスト1人あたりの費用で最も大きな割合を占める項目です。料理のコース料金は1.5万円~2.5万円、フリードリンクは5千円~8千円程度が相場。ゲストへのおもてなしの要なので、こだわりたいポイントでもありますね。
  3. 衣裳代 新郎新婦の衣裳代です。ウェディングドレスやタキシード、和装など、選ぶ衣裳によって金額は大きく変動します。
  4. 写真・映像代 スナップ撮影や記念撮影、記録ビデオなどの費用です。少人数だからこそ、プロのカメラマンに依頼して質の高い写真を残すカップルが増えています。
  5. ギフト代 引き出物やプチギフトの費用です。親族中心の場合は、ご祝儀の額も高くなる傾向があるため、引き出物も少しランクアップすると喜ばれます。

ご祝儀を考慮した自己負担額の目安

家族婚では、ご祝儀制ではなく会費制にしたり、ご祝儀を辞退するケースもありますが、ここではご祝儀制の場合で考えてみましょう。

親族からのご祝儀相場は、関係性にもよりますが1人あたり5万円~10万円が一般的です。友人であれば3万円が相場です。

これを基に、自己負担額のシミュレーションをしてみましょう。

【例】20名(親族のみ)で総額120万円の結婚式の場合

  • 総費用: 120万円
  • ご祝儀収入(予測): 20名 × 5万円 = 100万円
  • 自己負担額(目安): 120万円 – 100万円 = 20万円

もちろん、ご祝儀の額はあくまで目安であり、親からの援助などによっても自己負担額は変わります。しかし、こうして収支をシミュレーションしておくことで、現実的な予算計画が立てやすくなりますよ。

ちなみに、項目が多くて混乱しそうですが、基本的には「ゲストの人数に比例して増える費用(料理・ギフトなど)」「人数に関わらず固定の費用(衣裳・会場費の一部など)」の2種類で考えるとシンプルに整理できます。

家族婚の費用を賢く抑える3つのコツ

最後に、クオリティを下げずに費用を賢く抑えるためのコツを3つご紹介します。

1. 「挙式のみ」「食事会のみ」のスタイルを選ぶ

「結婚の誓いはきちんと立てたいけど、食事会は堅苦しいかも…」という方は「挙式のみプラン」を。逆に「挙式はせず、親しい人たちと美味しい食事を楽しみたい」という方は「食事会のみプラン」を選ぶと、費用を大きく抑えられます。

2. アイテムを手作り・持ち込みする

ペーパーアイテム(招待状、席札、メニュー表)やウェルカムボード、プロフィールムービーなどを手作りすると、数万円単位で節約できます。ただし、式場によっては持ち込み料がかかる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

3. 少人数専門のプランや相談カウンターを活用する

結婚式場によっては、お得な「少人数プラン」や「家族婚プラン」が用意されています。これらのプランには、必要なものがパッケージ化されているため、一つひとつ手配するより割安になることが多いです。

また、どんなプランがあるか自分たちで探すのが大変な場合は、結婚式相談カウンターを利用するのもおすすめです。プロのアドバイザーが、二人の希望に合った会場やプランを無料で紹介してくれますよ。

私が取材で様々なカップルを見てきた中でも、家族婚で特に悩みがちなのが「何をどこまでやるか」という線引きです。少人数だからこそ、演出を省きすぎて間が持たなかったり、逆に色々詰め込みすぎて慌ただしくなったり…。

費用を抑えることに集中しすぎると満足度が下がってしまうこともあるので、まずはおふたりが「これだけはこだわりたい」というポイント(料理、衣裳、写真など)を一つ決めて、そこを軸に予算を配分していくのがおすすめです。

まとめ:まずは「誰とどんな時間を過ごしたいか」を話し合おう

今回は、家族婚の人数別の費用相場や内訳について詳しく解説しました。

  • 家族婚の主流は6名~30名
  • 費用相場は10名で50~80万円、20名で80~130万円、30名で120~180万円が目安
  • 費用は「料理・飲物代」が大きな割合を占める
  • ご祝儀を考慮すれば、自己負担額を抑えることも可能

家族婚の準備で最も大切なのは、「誰を招待して、どんな時間を過ごしたいか」をおふたりでしっかり話し合うことです。

人数や費用はあくまで目安。おふたりとゲストが心から楽しめる形を見つけることが、満足度の高い結婚式への一番の近道です。

この記事でご紹介した相場感を参考に、ぜひおふたりらしい素敵な家族婚を計画してくださいね。

より具体的に会場を探したり、プロに相談してみたいと感じた方は、以下の記事も参考にしてみてください。あなたにぴったりの相談先が見つかるはずです。

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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