結婚式の準備を進める中で、「親族紹介」という儀式があると知り、「誰が紹介するの?」「どんな順番で?」「何を話せばいい?」と不安に思っていませんか?
両家の親族が初めて顔を合わせる大切な場だからこそ、失礼がないようにスマートに進めたいですよね。私も自分の結婚式の時、両家の親族が初めて一堂に会する場だったので、とても緊張したのを覚えています。
でも安心してください。この記事では、結婚式親族紹介の基本的な流れから、そのまま使える挨拶例文、よくある疑問への回答まで網羅的に解説します。この記事を読めば、親族紹介への不安が解消され、両家の絆が深まる素敵な時間になりますよ。

そもそも結婚式の親族紹介とは?いつ・どこでやるの?

まずは、親族紹介の基本を押さえておきましょう。いつ、どこで、何のために行うのかを知ることで、当日のイメージがぐっと掴みやすくなります。
親族紹介の目的は「両家の絆を深める第一歩」
親族紹介は、新郎新婦を通じてこれから親戚となる両家の家族が、お互いの顔と名前を認識し、挨拶を交わすための大切な儀式です。
結婚はふたりだけのものではなく、家族と家族の結びつき。この親族紹介が、両家の良好な関係を築くための第一歩となります。少し堅苦しく感じるかもしれませんが、和やかな雰囲気で行うことで、披露宴もリラックスして楽しめますよ。
タイミングは「挙式前」が一般的
親族紹介を行うタイミングとして最も一般的なのは、挙式の15〜30分前です。
ゲストが全員揃い、挙式が始まる前の少し落ち着いた時間帯に行われます。披露宴中に行うケースもありますが、お酒が入る前の方が落ち着いて挨拶ができるため、挙式前がおすすめです。
場所は「親族控室」で行うことが多い
親族紹介は、式場に用意された「親族控室」で行うのが一般的です。
両家それぞれに控室が用意されている場合は、どちらかの部屋に集まって行います。多くの式場では、挙式前に親族控室で10〜15分ほどの時間を設けています。当日の詳しい流れはプランナーが事前に説明してくれるので安心してくださいね。
最近では親族紹介を省略するカップルもいますが、両家の顔合わせを兼ねて行うことで、その後の関係がスムーズになることが多いので、特別な理由がなければ実施することをおすすめします。
親族紹介の2つの形式と進行役(誰がやるか)

親族紹介には、大きく分けて2つの形式があります。どちらの形式にするか、誰に進行役をお願いするかを事前に決めておきましょう。
【代表者紹介形式】両家の父親が紹介する最も一般的なスタイル
最もオーソドックスなのが、両家の代表者(主に父親)が、自分の親族を相手方に紹介していく形式です。
メリット
- 進行がスムーズで時間通りに進めやすい
- 年配の親族が多い場合でも負担が少ない
- フォーマルで格式のある雰囲気になる
デメリット
- 少し堅苦しい印象になる可能性がある
進行役の父親には事前に紹介する順番や名前の読み方などを共有しておく必要がありますが、格式を重んじたい場合や、スムーズに進行したい場合には最適な方法です。
【自己紹介形式】アットホームな雰囲気にしたい場合におすすめ
もう一つは、親族一人ひとりが自分で自己紹介をしていく形式です。
メリット
- アットホームで和やかな雰囲気になる
- 一人ひとりの人柄が伝わりやすい
- 少人数の結婚式に向いている
デメリット
- 一人ひとりが話すため、時間が長引く可能性がある
- 人前で話すのが苦手な親族には負担になることがある
自己紹介形式にする場合は、「名前」と「新郎(新婦)との続柄」に加えて、「一言メッセージ」を添えてもらうようにお願いしておくと、より和やかな雰囲気になりますよ。
進行役は新郎父にお願いするのがスムーズ
どちらの形式を選ぶにしても、全体の進行役は新郎側の父親にお願いするのが一般的です。
これは、昔からの慣習で「嫁にもらう」側の家が進行するという考え方に基づいています。もちろん、新婦側の父親や、新郎新婦自身が進行役を務めても問題ありません。誰にお願いするかは、事前に両家で話し合って決めておきましょう。
ちなみに私の結婚式では、夫の父に代表者形式でお願いしました。事前に紹介リストと簡単なプロフィールメモを渡しておいたので、当日はとてもスムーズに進めてくれて助かりましたよ。
【順番が重要】親族紹介の正しい序列とマナー

親族紹介で最も気をつけたいのが「紹介する順番」です。基本的には、新郎新婦との関係性が近い(血縁が濃い)順に紹介していくのがマナーです。
基本的な紹介の順番
まずは新郎側から紹介を始め、次に新婦側が同じ順番で紹介します。
- 両親
- 兄弟姉妹(とその家族)
- 祖父母
- 父方のおじ・おば
- 母方のおじ・おば
- いとこ
基本はこの順番ですが、状況に応じて柔軟に対応しましょう。例えば、祖父母が最も年長者であることから、敬意を表して両親の前に紹介するケースもあります。迷った場合は、式場のプランナーに相談するのが一番確実です。
席順も紹介順に合わせておくとスムーズ
親族控室での席順も、紹介する順番通りに座ってもらうと、進行がとてもスムーズになります。
事前に親や兄弟姉妹に席順の意図を伝えておき、他の親族を誘導してもらうようにお願いしておくと良いでしょう。こうした小さな配慮が、当日のスムーズな進行に繋がります。
紹介する際は「父方の祖父の〇〇です」のように、新郎新婦から見た続柄を明確に伝えるのがポイントです。
そのまま使える!親族紹介の挨拶・口上例文
「いざ挨拶するとなると、何と言えばいいかわからない…」という方のために、そのまま使える基本的な例文をご紹介します。
進行役(父親)の挨拶例文
① 始まりの挨拶
「ただ今より、両家の親族紹介を執り行わせていただきます。僭越ながら、新郎の父、〇〇が進行を務めさせていただきます。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。」
② 新郎側親族の紹介(代表者形式)
「それでは、私ども〇〇家(新郎の名字)の親族を紹介させていただきます。 まず、新郎の母、〇〇でございます。 続きまして、新郎の兄、〇〇でございます。 こちらは、新郎の父方の祖母、〇〇でございます。…(以下、順番に紹介)」
③ 結びの挨拶
「以上をもちまして、〇〇家の親族紹介を終わらせていただきます。皆様、幾久しくよろしくお願い申し上げます。」
自己紹介形式の挨拶例文
自己紹介の場合は、「続柄」「名前」「一言」を簡潔に話すのがポイントです。
「新婦の兄の〇〇です。妹をどうぞよろしくお願いいたします。本日は誠におめでとうございます。」 「新郎のいとこの〇〇と申します。〇〇君(新郎の名前)、〇〇さん(新婦の名前)、ご結婚おめでとうございます。おふたりの幸せを心から願っています。」

挨拶は長々と話す必要はありません。簡潔に、心を込めて伝えることが何よりも大切ですよ。
親族紹介でよくあるQ&A
最後に、プレ花嫁さんからよく寄せられる親族紹介に関する細かい疑問にお答えします。
Q1. 欠席者がいる場合はどうすればいい?
A. 紹介の際に「本日は都合により欠席しております」と伝えましょう。
親族の中に、体調不良や遠方などの理由で結婚式に参列できない方がいる場合もあるでしょう。その場合は、紹介する順番が来た際に、「新郎の祖父、〇〇は、本日は都合により欠席しております」のように一言添えるのが丁寧な対応です。
Q2. 所要時間はどのくらい?
A. 10分〜15分程度が目安です。
親族の人数にもよりますが、全体の所要時間は10分〜15分程度を見ておくと良いでしょう。自己紹介形式の場合は少し長くなる可能性があるので、事前にプランナーと相談して、スケジュールに余裕を持たせておくと安心です。
Q3. 兄弟姉妹の配偶者や子供も紹介する?
A. はい、紹介するのが一般的です。
兄弟姉妹の配偶者(義理の兄・姉・弟・妹)や、その子供(甥・姪)も家族の一員ですので、一緒に紹介します。
紹介する際は、「新郎の兄の〇〇、その妻の〇〇、長男の〇〇です」というように、関係性がわかるように紹介しましょう。
Q4. 堅苦しいのが苦手…もっとカジュアルにできない?
A. 新郎新婦が進行役を務めるのもおすすめです。
もっとカジュアルでアットホームな雰囲気にしたい場合は、新郎新婦が進行役となって、自分の親族を相手方に紹介するというスタイルも素敵です。
「私の自慢の母です!」「いつもお世話になっている叔父さんです」のように、簡単なエピソードを交えながら紹介すると、場が和んでおすすめです。

親族紹介はあくまで両家のための時間なので、両家の親御さんの意向も確認しながら、みんなが納得できる形式を選ぶことが大切ですよ。
まとめ:事前準備で自信を持って親族紹介に臨もう!
今回は、結婚式の親族紹介について、基本的な流れからマナー、そのまま使える例文まで詳しく解説しました。
親族紹介のポイント
- タイミングと場所: 挙式前に親族控室で行うのが一般的
- 形式: 代表者紹介形式か自己紹介形式か、事前に決めておく
- 進行役: 新郎父にお願いするのがスムーズ
- 順番: 新郎新婦との血縁が濃い順に紹介する
- 挨拶: 簡潔に、心を込めて伝える
一見、堅苦しくて難しそうに感じる親族紹介ですが、ポイントを押さえて事前に準備しておけば、決して怖いものではありません。
この記事を参考に、誰に進行をお願いし、どんな形式で、どの順番で紹介するかを家族と話し合っておきましょう。しっかり準備をしておけば、当日は自信を持って臨めるはずです。
親族紹介は、両家の絆を深める大切な時間です。ぜひ、和やかで素敵なひとときにしてくださいね。応援しています!


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