【2026年】結婚式来賓祝辞の頼み方とマナー|誰に頼む?文例も解説

結婚式の準備で意外と頭を悩ませるのが「結婚式来賓祝辞」。お世話になった上司や恩師にお願いしたいけど、誰にどう頼めばいいのか、マナーは?と不安になりますよね。また、祝辞を頼まれた側も「何を話せばいいんだろう…」と緊張してしまうのではないでしょうか。

この記事では、元業界人の視点から、来賓祝辞を「頼む側」と「頼まれる側」両方の疑問をまるっと解消します。依頼のタイミングからスピーチの構成、注意点まで、これさえ読めば安心して当日を迎えられますよ。

目次

まずは基本から!来賓祝辞と主賓挨拶の違いとは?

まずは基本から!来賓祝辞と主賓挨拶の違いとは?

結婚式のスピーチと一言で言っても、「主賓挨拶」と「来賓祝辞」があります。実はこの2つ、役割が少し違うんです。まずは基本の違いを知って、誰に何をお願いすべきかクリアにしましょう。

来賓祝辞:新郎新婦との関係性が深いゲストからの言葉

来賓祝辞は、新郎新婦と個人的に親交が深く、お世話になった方にお願いするスピーチです。会社の直属の上司や先輩、学生時代の恩師などが一般的。主賓挨拶よりも少しパーソナルなエピソードを交え、新郎新婦の人柄が伝わるような温かい内容になることが多いのが特徴です。

主賓挨拶:ゲストの代表格からの格調高いお祝い

一方、主賓挨拶は、新郎新婦が招待したゲストの中で最も社会的地位の高い方にお願いするのが慣例です。例えば、勤務先の社長や役員、大学の学部長などが挙げられます。ゲスト全体を代表して、格調高くお祝いの言葉を述べる、非常にフォーマルなスピーチです。

誰がスピーチする?一般的な人数と順番

披露宴でのスピーチの順番は、一般的に以下のようになります。

  1. ウェルカムスピーチ(新郎または新郎新婦)
  2. 主賓挨拶(新郎側主賓 → 新婦側主賓)
  3. 乾杯の挨拶
  4. 来賓祝辞(新郎側ゲスト → 新婦側ゲスト)
  5. 友人代表スピーチ

主賓挨拶は新郎側・新婦側から各1名、来賓祝辞も同様に各1名ずつお願いするのが最も一般的な形です。

ちなみに、最近では主賓を立てず、親しい方からの来賓祝辞のみというカジュアルなウェディングも増えている傾向にあります。形式にこだわりすぎず、お二人の結婚式のスタイルに合わせて考えてみてくださいね。

【頼む側】来賓祝辞は誰に頼む?依頼のマナーとタイミング

【頼む側】来賓祝辞は誰に頼む?依頼のマナーとタイミング

祝辞をお願いする相手選びと、失礼のない依頼方法はとても重要です。ポイントをしっかり押さえて、気持ちよく引き受けてもらいましょう。

誰に頼む?人選の優先順位

誰にお願いするか迷ったら、以下の優先順位で検討するのがおすすめです。

  1. 会社の直属の上司:仕事での姿を一番よく知っており、具体的なエピソードを交えて話してもらいやすいです。
  2. 会社の先輩:上司がいない場合や、特にお世話になった先輩がいる場合に。
  3. 学生時代の恩師:新郎新婦の昔の姿を知る貴重な存在。温かいスピーチが期待できます。

取材で多くの結婚式を見てきましたが、やはり日頃からお世話になっていて、自分のことをよく理解してくれている方にお願いするのが、心に残るスピーチに繋がる一番の秘訣だと感じます。

依頼のタイミングは「3ヶ月前」がベスト

祝辞の依頼は、結婚式の招待状を送る前、日程が決まった段階で打診するのが理想です。具体的には3ヶ月前までにお願いしましょう。

なぜなら、祝辞を頼まれた方は、内容を考えたり、当日他の予定を調整したりと準備に時間が必要だからです。早めにお願いすることが、相手への最大の配慮になります。

依頼方法は「直接会って」が鉄則

依頼は必ず直接会って、丁寧にお願いするのがマナーです。遠方でどうしても会えない場合は、まずは電話でお願いし、後日改めて挨拶に伺うのが良いでしょう。メールやLINEだけで済ませるのは失礼にあたるので避けてくださいね。

依頼時の伝え方例文

「〇〇さん、いつもお世話になっております。私事で恐縮ですが、この度結婚することになりました。つきましては、〇月〇日の披露宴で、〇〇さんからお祝いのスピーチを賜りたく、ご連絡いたしました。ご多忙のところ大変恐縮ですが、お引き受けいただけないでしょうか。」

このように、丁寧な言葉で依頼の気持ちを伝えましょう。

万が一断られてしまっても、相手の事情を尊重し、決して無理強いはしないようにしましょう。その場合は、次にお願いしたい候補の方へ速やかに依頼を進めてくださいね。

【頼まれる側】3分で感動を呼ぶ!祝辞の構成と文例

【頼まれる側】3分で感動を呼ぶ!祝辞の構成と文例

もしあなたが祝辞を頼まれたら…緊張しますよね。でも大丈夫!基本の構成さえ押さえれば、素晴らしいスピーチが作れます。

祝辞の基本構成(4ステップ)

スピーチの時間は3分〜5分が一般的です。長すぎず短すぎず、ゲストが集中して聞ける長さを意識しましょう。以下の4つのステップで構成すると、話がまとまりやすくなります。

  1. お祝いの言葉と自己紹介
    • 新郎新婦とご両家へのお祝いの言葉を述べ、自分の名前と新郎(または新婦)との関係性を簡潔に伝えます。
  2. 新郎新婦との心温まるエピソード
    • スピーチのメイン部分。新郎新婦の人柄が伝わるような、具体的なエピソードを話します。仕事での真面目な一面や、プライベートでの面白い一面など、あなただけが知る魅力を伝えましょう。
  3. はなむけの言葉
    • これからの二人の未来を応援する、前向きなメッセージを贈ります。
  4. 結びの言葉
    • 改めてお祝いの言葉を述べ、ご両家と列席者の皆様の幸せを祈る言葉で締めくくります。

そのまま使える!来賓祝辞の文例

ここでは、新婦の上司としてスピーチする場合の文例をご紹介します。

(1. お祝いの言葉と自己紹介) ただいまご紹介にあずかりました、新婦〇〇さんの勤務先で上司をしております、△△と申します。 〇〇くん、〇〇さん、並びにご両家ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。このような晴れがましい席にお招きいただき、心より御礼申し上げます。

(2. エピソード) 新婦の〇〇さんとは、彼女が入社して以来、5年間一緒に仕事をしてまいりました。いつも明るく前向きで、周りを笑顔にするムードメーカーですが、特に印象に残っているのは、大きなプロジェクトを任せた時のことです。困難な課題にも決して諦めず、粘り強くチームをまとめ上げ、見事に成功へと導いてくれました。その真摯な姿勢と責任感の強さは、部署の誰もが認めるところです。

(3. はなむけの言葉) 〇〇くん、そんな芯の強い彼女と家庭を築けるあなたは、本当に幸せ者だと思います。仕事で見せるその粘り強さで、これからは〇〇くんをしっかりと支え、温かい家庭を築いていってください。二人で力を合わせれば、どんな困難も乗り越えていけると信じています。

(4. 結びの言葉) 甚だ簡単ではございますが、お二人の末永いお幸せと、ご両家並びに本日ご列席の皆様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げまして、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

ちなみに、スピーチで使う言葉選びに迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。結婚式では避けるべき「忌み言葉」というものがあります。

これはNG!来賓祝辞で避けるべき3つのタブー

せっかくのお祝いの場を台無しにしないために、スピーチで絶対に避けるべき内容を知っておきましょう。

タブー1:暴露話・内輪すぎるネタ

「昔の恋愛話」や「失敗談」など、新郎新婦が恥ずかしくなるような暴露話は絶対にNGです。また、一部の人にしかわからない内輪ネタも、他のゲストが置いてきぼりになってしまうので避けましょう。

タブー2:下ネタ・自慢話

品のない下ネタは、会場の雰囲気を壊してしまいます。また、自分の経歴や実績を長々と語るような自慢話も、主役である新郎新婦をないがしろにする行為なので厳禁です。

タブー3:長すぎるスピーチ

感動的な内容でも、長すぎるスピーチはゲストを退屈させてしまいます。事前に原稿を用意し、声に出して時間を計ってみるのがおすすめです。3分程度(文字数にして約900字)を目安にまとめましょう。

新郎新婦、特に花嫁の立場からすると、事前にスピーチの内容を大まかにでも共有してもらえると、当日安心して聞くことができる、という声を取材でよく耳にします。もし可能であれば、お願いする際に「どのようなお話をしてくださるか、差し支えなければ教えていただけますか?」と一言添えてみるのも良いでしょう。

まとめ:心を込めた祝辞で最高の門出を演出しよう

今回は、結婚式の来賓祝辞について、「頼む側」と「頼まれる側」の両方の視点からマナーやポイントを解説しました。

  • 来賓祝辞は新郎新婦と親しい間柄の人が行うスピーチ
  • 依頼は3ヶ月前までに直接会ってお願いするのがマナー
  • スピーチは3〜5分で、基本の4構成(お祝い→エピソード→はなむけ→結び)を守る
  • 暴露話や長すぎるスピーチなど、NGな内容は避ける

来賓祝辞は、新郎新婦にとって一生の思い出に残る大切な贈り物です。頼む側は相手への感謝と配慮を忘れずに、頼まれた側は心を込めて準備することで、会場全体が温かい祝福ムードに包まれる、最高のワンシーンを演出できます。

結婚式の準備は、祝辞の依頼以外にも決めることが山積みで大変ですよね。全体の費用感や流れについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

ご質問があればコメント欄まで

コメントする

目次