はじめに
先日ジャンポケ太田さんと近藤千尋さん夫妻が、バウ・リニューアルをしたことが話題になっていました。
このニュースで「バウ・リニューアル」という言葉を初めて聞いたという方もいらっしゃるかと思います。
芸能人の話で自分には関係ないと思う方も多いと思いますが、バウ・リニューアルはどの夫婦でもできるイベントです。
本記事では、バウ・リニューアルの内容や誰でもできるなんちゃってバウ・リニューアルについて紹介します。
ジャンポケ太田さんと近藤千尋さんがバウ・リニューアル
TBSラヴィット!でもお馴染みのジャンポケ太田さん×近藤千尋さん夫妻がバウリニューアルを行ったことで話題になっていました。
テレビでもよく見る好感度の高いオシドリ夫婦なので目にした方も多いと思います。
ちょっと恥ずかしいかも……
結婚式でもないのに、タキシードとドレスを着てチャペルで誓っている姿を見て、少し大袈裟だと思った方もいらっしゃるかと思います。
では、バウ・リニューアルとはどんなイベントなのでしょうか。
バウ・リニューアルとは?
バウ・リニューアル“Vow Renewal”は「誓いの更新」という意味です。
その名の通り、「結婚式で立てた誓いをもう一度更新する」イベントです。
一般的な内容は、正装をしてチャペルなどの場所でもう一度誓いを立てるという内容です。
具体的な内容は、カップルによって様々なバリエーションがあります。
披露宴のようにゲストと食事が必須ではなく、誓いの部分のみ数十分で終わることが多いようです。
プログラムとしては、バウ・リニューアルの宣誓、指輪の交換、誓いのキスなどです。
バウ・リニューアルを行った有名人
日本ではあまり聞き慣れませんが、海外では多くの著名人がバウ・リニューアルを行っています。
日本でも芸能人の夫婦がバウ・リニューアルを行った例がいくつかあります。
過去にバウ・リニューアルを行った著名人
- 押切もえ夫妻
- あいのり桃夫妻
- 渡辺満里奈&名倉潤
- キム・カーダシアン&カニエ・ウエスト
- ビヨンセ&ジェイ・Z
- デイビッド・ベッカム&ヴィクトリア・ベッカム
そのほか、海外では多くの有名人がバウ・リニューアルを行っているので海外では一般的なイベントです。
バウリニューアルはどんな夫婦におすすめ?
節目のタイミングでバウ・リニューアル
多くの夫婦は、結婚5周年や10周年など記念・節目の年にバウ・リニューアルを行っています。
記念日ディナーや記念日旅行などで祝っている方が、そこに少し誓いの要素を入れるとそれがバウ・リニューアルになります。
冒頭のジャンポケ太田さん&近藤千尋さん夫妻は結婚8周年にバウ・リニューアルを行いました。
8周年が末広がりという意味があるそうです。
たとえ5年や10年というキリがいい数字でなくても、夫婦が決めたタイミングで意味づけをしていけばよいでしょう。
ちなみに結婚してからの周年を以下のような呼び名があります。
バウ・リニューアルのタイミングを決める際に参考にしてみてください。
- 【1年目】紙婚式
- 【2年目】藁婚式(綿婚式)
- 【3年目】革婚式
- 【4年目】花婚式
- 【5年目】木婚式
- 【6年目】鉄婚式
- 【7年目】銅婚式
- 【8年目】ゴム婚式
- 【9年目】陶器婚式
- 【10年目】錫婚式(アルミ婚式)
- 【11年目】鋼鉄婚式
- 【12年目】絹婚式
- 【13年目】レース婚式
- 【14年目】象牙婚式
- 【15年目】水晶婚式
- 【20年目】磁器婚式(陶器婚式)
- 【25年目】銀婚式
- 【30年目】真珠婚式
- 【35年目】珊瑚婚式
- 【40年目】ルビー婚式
- 【45年目】サファイア婚式
- 【50年目】金婚式
- 【55年目】エメラルド婚
- 【60年目】ダイヤモンド婚
子どもと一緒に誓うバウ・リニューアル
結婚後、数年経ってお子さんに恵まれている場合もあるでしょう。
子どもたちが生まれて新たな家族となった後に、子どもを含めて誓う夫婦もいらっしゃいます。
結婚タイミングの2人ではなく子どもを含めた家族の誓いは、また別の意味合いを込められるのではないでしょうか。
改めてどんな家族になっていきたいか、子どもにどんな接し方をしていくのかなどを言語化していくのがいいと思います。
子どもたちにバウ・リニューアルイベントの中の何かの役割を担ってもらうのもいいかもしれません。
とても可愛い正装をしたお子さんが見れますし、両親が再度誓っている姿は子供たちにとってもいい思い出になるでしょう。
結婚式ができていない人がバウ・リニューアル
コロナ禍が数年続いた結果、多くのカップルが結婚式を諦めました。
バウ・リニューアルは結婚の誓いを再度するものですが、結婚式をしていない人がバウ・リニューアルを行うことにも意味があると思います。
もちろん結婚式をしてもよいのですが、少しハードルが高いと感じ方も多いでしょう。
バウ・リニューアルだと結婚式ほどイメージも固まっていないので、カジュアルにやりやすいものです。
特になにもないけどバウ・リニューアル
特にタイミングや理由がなくてもしたいときにやるというのもよいでしょう。
実際はそういった夫婦も多いのではないでしょうか。
思い立ったタイミングに後付けで意味を重ねていくプロセスで問題ありません。
バウ・リニューアルをするには?
バウ・リニューアルができる場所は、結婚式場やリゾート地のチャペルなどです。
まずは結婚式場にバウ・リニューアルができるかどうかを確認、問い合わせてみましょう。
ネットでもバウ・リニューアルができるかどうかが検索できます。
海外や国内リゾート地のチャペルでもバウ・リニューアルを実施していることがあります。
旅行がてらバウ・リニューアルをするのも人生の中でも大切な思い出になること間違いなしです。
なんちゃってバウ・リニューアルもおすすめ
バウ・リニューアルのようにチャペルで正装(タキシード・ドレス)で誓うというのは、気が引けるという方もいらっしゃるかと思います。
ただ、バウ・リニューアルで大切なのは夫婦で誓いを立てることです。
誓うといっても2人で今後どうやって寄り添って生きていくかを話し合ったり、手紙を送りあったりするだけでもいいのです。
それがチャペルの中である必要ありませんし、ドレスが必須なわけではありません。
記念日にレストランで少しだけ誓いを立てるというのでもいいですし、極端なことを言えば家でそういう時間を作ってもいいのです。
結婚式のときにサインをした結婚証明書を2人で見返すというのも、結婚当時のことを思い出す良い機会になるでしょう。
私のおすすめバウ・リニューアル
結婚式の価値を信じる私からすれば、ドレスとタキシードで正装をしてチャペルで誓いを再度立てて欲しいと思っています。
チャペルで誓いを立てるときの気持ちの変化や覚悟のような気持ちは特別です。
これを機会に結婚指輪のメンテナンスをお願いしたり、結婚式を挙げたときの結婚証明書を読み返しながら宣誓文を作ってみてはいかがでしょうか。
そこまでは少し大袈裟と思われる方は、レストランで記念日ディナーの際に結婚証明書を読み返しながら2人の今後について話あってみてください。
いつもの記念日ディナーが少し違ったものになりますよ。
まとめ
今回は太田さんと近藤さん夫妻が行ったことで話題のバウ・リニューアルについてご紹介しました。
チャペルでなくてもドレスを着なくても、どんな形でもいいので夫婦で誓いを確認する機会を作ってみてはいかがでしょうか。
結婚式での誓いを再確認するというのは、これからの結婚生活に臨むにあたって大切な節目です。
バウ・リニューアルで立てた誓いがその後に起こる困難の中でも立ち返る場所になるでしょう。
ご質問があればコメント欄まで