アフターセレモニーとは?元営業担当が解説する人気演出14選と実例

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アフターセレモニーとは?挙式後を彩る大切な祝福の時間

こんにちは。ウェディング業界で10年以上営業を経験し、現在はメディアライターとして活動している者です。

さて、「アフターセレモニー」という言葉、聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。一言で言えば、アフターセレモニーとは、神聖な挙式を終えた新郎新婦を、ゲストが祝福するために行われる演出全般を指します。

挙式が無事に終わり、緊張が解けたおふたりの最高の笑顔を、ゲストと間近で分かち合う最初の時間。フラワーシャワーや記念撮影も、このアフターセレモニーの一部です。

この記事では、元業界人としての知見を交えながら、

  • 人気のアフターセレモニー演出14選(意味や費用感も解説)
  • 自分たちらしい演出を選ぶためのポイント
  • 筆者自身が実際に行ったアフターセレモニーの実例

を、分かりやすくご紹介します。この記事を読めば、おふたりの結婚式をより一層思い出深いものにするヒントがきっと見つかるはずです。

【結論】アフターセレモニーは、感謝と喜びを分かち合う時間

アフターセレモニーは、チャペルから退場した後の大階段や、隣接するガーデンで行われるのが一般的です。

厳かな雰囲気の挙式から一転、ゲストからの「おめでとう!」の言葉と笑顔に包まれる、幸せに満ちたひととき。この時間は、新郎新婦からゲストへ「来てくれてありがとう」という感謝を伝え、ゲストから新郎新婦へ「結婚おめでとう」という祝福を贈る、大切なコミュニケーションの場でもあります。

演出の種類は実に多彩で、複数を組み合わせたり、オリジナルのアレンジを加えたりすることで、おふたりらしさを表現できます。

それでは、具体的にどのような演出があるのか、カテゴリーに分けて見ていきましょう。

人気のアフターセレモニーアイデア14選

ここでは、数多くの結婚式で採用されてきた人気の演出を、元担当者としてのワンポイントアドバイスと共に解説します。

シャワー系演出|祝福の気持ちを形に

まずは、新郎新婦に祝福を降り注ぐ「シャワー系」の演出です。写真映えも抜群で、ゲストも参加しやすいのが魅力です。

1. フラワーシャワー|王道の人気演出

花びらを新郎新婦に浴びせる、最もポピュラーな演出。舞い散る花びらは非常に華やかで、ウェディングドレスとの相性も抜群です。

  • 込められた意味: 花の香りで災いや悪魔からふたりを守り、幸せを願うという意味があります。
  • メリット: 華やかで写真映えする。年齢を問わず全てのゲストが楽しめる。
  • 注意点: 生花は持ち込み不可の会場も多いです。費用を抑えたい場合は、造花やリボンなどを混ぜる「ミックスシャワー」も検討しましょう。

2. ライスシャワー|歴史ある伝統的な演出

欧米では古くから伝わる、お米を投げかける演出。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、その意味合いはとても素敵です。

  • 込められた意味: 新郎新婦が将来「食べるものに困らないように」「子孫繁栄に恵まれるように」という願いが込められています。
  • メリット: 伝統的な意味合いが強く、厳かな挙式の雰囲気を引き継げる。
  • 注意点: 掃除の手間や、鳥が集まってしまうなどの理由で禁止している会場がほとんどです。実施したい場合は、必ず事前に確認が必要です。

3. バブルシャワー|幻想的な空間を創出

シャボン玉で新郎新婦を包み込む演出。光に反射してキラキラと輝くシャボン玉は、とても幻想的な雰囲気を作り出します。

  • 込められた意味: 「幸せが天まで届きますように」という願いが込められていると言われます。
  • メリット: ドレスや会場を汚す心配がない。お子様ゲストに特に喜ばれる。
  • 注意点: 風が強いとシャボン玉がすぐに流れてしまうことも。天候に左右されやすい演出です。

4. コンフェッティシャワー|ポップで華やかさMAX

コンフェッティとは「紙吹雪」のこと。色とりどりの紙吹雪が舞う様子は、まるでパーティーのような楽しさを演出します。

  • 込められた意味: イタリアが発祥とされ、元々は豊穣や繁栄を祝う意味がありました。
  • メリット: 色や形を自由に選べ、結婚式のテーマカラーと合わせやすい。写真映えも抜群。
  • 注意点: 素材によっては掃除が大変なため、会場の許可が必要です。屋外のガーデンなど、使用できる場所が限られる場合があります。

5. リボンシャワー|可愛らしさと縁結びを願って

短いリボンを蝶々結びにしたものを投げかける、可愛らしい演出です。

  • 込められた意味: リボンを結ぶことから「新郎新婦とゲストの縁を結ぶ」「両家の縁を結ぶ」といった意味が込められています。
  • メリット: 手作りしやすく、費用を抑えられる。ドレスや髪についても可愛いアクセントになる。
  • 注意点: 軽いので遠くまで飛ばない可能性があります。ゲストには優しく投げてもらうよう、司会者からアナウンスしてもらうと良いでしょう。

6. 折り鶴シャワー|和装にぴったりの演出

小さな折り鶴で祝福する、和の心を感じさせる演出。国際結婚のカップルにも喜ばれます。

  • 込められた意味: 「平和」や「健康」「長寿」の象徴である鶴に、ふたりの幸せな未来への願いを込めます。
  • メリット: 和装との相性が抜群。一つ一つ手作りすることで、ゲストへのおもてなしの気持ちが伝わる。
  • 注意点: 紙の角が当たると少し痛い可能性も。小さめに作り、素材を和紙などの柔らかいものにするのがおすすめです。

7. パールシャワー|上品でロマンチックな意味

レースの羽がついたパールビーズをシャワーにする、比較的新しい演出です。

  • 込められた意味: パールには「純粋・健康・長寿・富」といった意味があり、まさに結婚式にふさわしい祝福の形です。
  • メリット: 上品で高級感がある。他のシャワーと組み合わせても美しい。
  • 注意点: アイテムの費用が他のシャワーに比べて高くなる傾向があります。

トス&プルズ系演出|幸せのおすそ分け

ブーケなど、幸せの象徴となるアイテムをゲストにプレゼントする参加型の演出です。

8. ブーケトス|未婚女性の憧れ

花嫁が投げたブーケを受け取った女性が「次の花嫁になれる」というジンクスはあまりにも有名。根強い人気を誇る定番演出です。

  • 由来: 中世ヨーロッパで、花嫁の幸せにあやかろうとドレスやブーケを引っ張るゲストから逃れるためにブーケを投げたのが始まりとされています。
  • メリット: イベント性があり、会場が一体となって盛り上がる。
  • 注意点: 参加するのが未婚女性に限られるため、ゲストの顔ぶれによっては配慮が必要です。最近では性別や未婚・既婚を問わず、幸せを分かち合いたい人全員に参加してもらう「ハッピートス」形式も増えています。

9. ブロッコリートス|男性ゲストも主役に

ブーケトスの新郎版。新郎がブロッコリーをトスし、キャッチした男性が次に結婚できる、または健康に過ごせるとされています。

  • 由来: ブロッコリーの房の多さが「子孫繁栄」を連想させることが由来です。
  • メリット: 男性ゲストも参加でき、ユニークで盛り上がる。キャッチした方にマヨネーズをプレゼントするなどの工夫も楽しい。
  • 注意点: ブーケトスの後に行うのが一般的。意外と重さがあるので、投げる際は周囲の安全に十分注意しましょう。

10. ブーケプルズ|参加者全員が楽しめる工夫も

ブーケに繋がった一本のリボンを、複数のリボンの中から引き当てる演出。トスが恥ずかしい、スペースがないといった場合に人気です。

  • メリット: 天候や場所を選ばず、室内でも実施可能。参加者全員がドキドキ感を楽しめる。
  • 注意点: ハズレのリボンの先に小さなチャームなどを用意しておくと、参加者全員に喜んでもらえます。リボンが絡まないよう、スタッフの誘導が重要です。

ゲスト参加型演出|一体感が生まれる

ゲストと一緒に作り上げる、思い出に残る演出です。

11. バルーンリリース|空に舞う風船に願いを込めて

新郎新婦とゲストが、一斉に風船を空に放つ演出。色とりどりの風船が空に舞い上がっていく光景は圧巻です。

  • 込められた意味: 「ふたりの幸せが天まで届きますように」という願いが込められています。
  • メリット: ゲスト全員が参加でき、一体感が生まれる。写真や映像に残した時の感動が大きい。
  • 注意点: 環境への配慮から、自然に還る素材の風船や紐を使用することが必須です。電線などがない、開けた場所でのみ実施可能で、会場によっては禁止されている場合もあります。

12. ドロップ&フライ|驚きと感動の新感覚演出

プールなどの水面に風船を投げ入れると、しばらくして自然に空へ浮かび上がっていくという、サプライズ感のある演出です。

  • メリット: 水面から風船が飛び立つ瞬間の驚きと歓声で、会場が一体となる。バルーンリリースとは一味違った感動がある。
  • 注意点: プールや大きな水盤のある会場でしか実施できません。対応できる会場が限られるため、希望する場合は式場探しの段階で確認しましょう。

13. リボンワンズ|振って祝うオシャレなアイテム

「リボンのついた杖」を意味するリボンワンズ。ゲストに振ってもらうことで、華やかな祝福の空間が生まれます。

  • メリット: シャワー系演出が禁止の会場でも実施できることが多い。ゴミが出ず、ゲストは記念に持ち帰れる。
  • 注意点: DIYしやすく、テーマカラーに合わせると統一感が出ます。小さなベルをつけると、音でも祝福を表現できておすすめです。

14. パラシュートベア|ぬいぐるみキャッチで大盛り上がり

専用の発射台から、パラシュートをつけたクマのぬいぐるみを打ち上げる演出。ゆっくりと落ちてくるぬいぐるみをゲストにキャッチしてもらいます。

  • メリット: ブーケトスに代わる「幸せのおすそ分け」演出として新鮮味がある。老若男女問わず全員が参加できる。
  • 注意点: 打ち上げるためのスペースが必要です。火薬を使わない安全なタイプが主流ですが、会場のルールを必ず確認しましょう。

後悔しないアフターセレモニーの選び方 3つのポイント

多くの演出をご紹介しましたが、「どれを選べばいいかわからない」と感じるかもしれません。元営業担当として、おふたりに合う演出を選ぶための3つのポイントをお伝えします。

1. 会場のロケーションとルールを確認する

アフターセレモニーは、会場の設備やルールに大きく左右されます。

  • 屋外か室内か: 開放的なガーデン、荘厳な大階段、全天候型の屋内アトリウムなど、場所によって映える演出は異なります。
  • 会場の制約: ライスシャワーやコンフェッティ、バルーンリリースなどは、環境への配慮や安全上の理由から禁止されている場合があります。必ず事前に会場へ確認しましょう。

2. ゲストの顔ぶれを考慮する

誰に、どのように楽しんでもらいたいかを考えることも大切です。

  • お子様ゲスト: バブルシャワーやリボンワンズは、小さなお子様も安全に楽しめます。
  • ご年配のゲスト: 移動が少なく、その場で見ているだけでも楽しめる演出(バルーンリリースなど)が負担になりにくいでしょう。
  • 友人が中心: ブーケトスやブロッコリートスなど、イベント性の高い演出は盛り上がります。

3. 結婚式のテーマやコンセプトと合わせる

アフターセレモニーも、結婚式全体を構成する大切な要素です。

  • 和装での挙式: 折り鶴シャワーや、番傘をさして登場するなど、和のテイストを取り入れると素敵です。
  • テーマカラー: リボンシャワーやバルーンの色をテーマカラーで統一すると、洗練された印象になります。
  • ナチュラルな雰囲気: フラワーシャワーや、緑豊かなガーデンでの記念撮影がよく合います。

【筆者の体験談】4つの演出を組み合わせた実例と費用

最後に、私自身の結婚式で実際に行ったアフターセレモニーをご紹介します。業界知識はありましたが、いざ自分のこととなると大いに悩みました。その末に選んだのは、以下の4つです。

  1. フラワーシャワー
  2. バブルシャワー
  3. ブーケトス
  4. パラシュートベア

中庭のある会場だったため、挙式後にゲストに中庭へ移動してもらい、フラワーシャワーとバブルシャワーを同時に行いました。花びらとシャボン玉がキラキラと舞う中を歩いたのは、今でも忘れられない光景です。

その後、友人たちに楽しんでもらいたくてブーケトスを、そして性別や年齢を問わず全員に幸せのおすそ分けをしたくてパラシュートベアを実施しました。

【当日の流れ】

  1. 挙式後、新郎新婦が先に退場し、控え室で待機
  2. ゲストが中庭へ移動し、スタッフからフラワーペタルとシャボン玉を受け取る
  3. 新郎新婦が再登場し、フラワー&バブルシャワーの中を歩く
  4. そのまま集合写真を撮影
  5. ブーケトス、パラシュートベアを実施

【費用について】

  • フラワーシャワー: 約20,000円(80名分・会場手配)
  • バブルシャワー: 約5,000円(ゲストテーブルに置くタイプを自分で手配・持ち込み)
  • ブーケトス: 約5,000円(トス用ブーケ)
  • パラシュートベア: 約30,000円(会場手配)

費用は会場やアイテムのグレードによって大きく変動しますが、一つの目安として参考にしてください。シャワー系は費用を抑えやすく、トスやパラシュートベアなどの機材を使う演出は費用がかかる傾向にあります。

まとめ|アフターセレモニーで、おふたりらしい祝福の形を

アフターセレモニーは、挙式を終えた安堵感と幸福感の中で、ゲストと喜びを分かち合うかけがえのない時間です。

  • シャワー系で華やかに祝福される
  • トス&プルズ系で幸せをおすそ分けする
  • ゲスト参加型で一体感を楽しむ

たくさんの選択肢の中から、会場の特性やゲストのこと、そして何より「おふたりがどんな時間を過ごしたいか」を大切に、演出を選んでみてください。

具体的にどんな演出ができるか知りたい、費用について相談したいという方は、ぜひブライダルフェアに参加して、実際の会場を見ながらウェディングプランナーに相談するのがおすすめです。おふたりにぴったりのアフターセレモニーが見つかることを、心から願っています。

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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