結婚式の中座とは?ゲストが退屈しない演出とエスコート役の選び方

「披露宴の進行表に『中座』って書いてあるけど、何のこと?」 「お色直しで席を外す間、ゲストが退屈してしまわないか心配…」

結婚式の準備を進める中で、初めて「中座(ちゅうざ)」という言葉を知った方も多いのではないでしょうか。

わかります。中座とは、新郎新婦がお色直しのために一時的に席を外す時間のこと。ですが、実はこの時間こそ、ゲストへの感謝を伝え、披露宴をさらに盛り上げる絶好のチャンスなんです。

この記事では、結婚式情報に携わってきた元業界人であり、卒花でもある私が、

  • 結婚式の中座の基本的な意味と所要時間
  • ゲストを絶対に退屈させない演出アイデア5選
  • 感動を呼ぶエスコート役の選び方と頼み方のマナー
  • 中座を盛り上げるBGM選びのコツ

などを、自身の経験も交えながら徹底解説します。この記事を読めば、中座の時間もゲストにとって忘れられない思い出の一部に変えるヒントがきっと見つかりますよ。

目次

結婚式の中座とは?基本的な意味と平均時間

結婚式の中座とは?基本的な意味と平均時間

まずは「中座」の基本から押さえていきましょう。知っているようで意外と知らないポイントもあるかもしれません。

中座=お色直しのための退席時間のこと

結婚式における中座とは、新郎新婦がお色直し(衣装チェンジ)のために披露宴会場から一時的に退席することを指します。

ウェディングドレスからカラードレスへ着替えるのが最も一般的なパターンですね。その間、新郎はゲストと歓談したり、新郎も衣装を変える場合は一緒に退席したりします。

中座の平均時間は約20分~30分

お色直しにかかる時間は、選ぶドレスやヘアメイクのチェンジ度合いによって変わりますが、一般的には20分~30分が目安です。

  • ドレスの着替え:10~15分
  • ヘアメイクチェンジ:10~15分
  • 移動や準備:5分

意外と時間がかかるな、と感じるかもしれません。だからこそ、この時間をどう活用するかがゲストの満足度に大きく関わってきます。

ちなみに私自身、ゲストと歓談する時間を少しでも長く取りたかったので、お色直しは1回に絞りました。妻のドレスはウェディングドレスとカラードレスの2着でしたが、進行を工夫すれば1回の中座でも十分満足度の高いお披露目ができますよ。

中座の回数、何回がベスト?メリット・デメリットを解説

中座の回数、何回がベスト?メリット・デメリットを解説

中座の回数は1回が主流ですが、中には2回行うカップルもいます。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分たちのスタイルに合った回数を選びましょう。

主流は「1回」:ゲストとの時間を最優先

現在、最も一般的なのが中座1回のパターンです。

メリットデメリット
ゲストとの歓談や写真撮影の時間がたっぷり取れる着られる衣装の数が限られる(最大2着)
披露宴全体の進行がスムーズになる衣装にこだわりたい人には物足りないかも
新郎新婦の負担が少ない

取材を通じて多くの結婚式を見てきた経験から言えるのですが、最近のトレンドはゲストとの一体感を重視する傾向にあります。お色直しの回数が多いと豪華に見える一方で、新郎新婦が席にいない時間が長くなり、ゲストが手持ち無沙汰に感じてしまうケースも少なくありません。

一部の地域では「お色直しが多い=ステータス」という考え方もありますが、ゲスト満足度を第一に考えるなら1回に集中させるのがおすすめです。

こだわるなら「2回」:お披露目の機会を増やす

和装も洋装もどちらも着たい!という花嫁さんに選ばれるのが中座2回のパターンです。

メリットデメリット
ウェディングドレス・カラードレス・和装など3着着られる新郎新婦が席にいない時間が長くなる(合計40分~1時間)
ゲストにたくさんの衣装姿を見てもらえる披露宴の時間が慌ただしくなりがち
衣装チェンジのたびに会場の雰囲気が変わる追加の衣装代や着付け代で費用がかさむ

2回中座する場合は、ゲストが退屈しないための工夫がより一層重要になります。後述する演出を組み合わせたり、食事のペースを調整したりと、プランナーさんと入念に打ち合わせをしましょう。

ゲストを絶対に退屈させない!中座中の人気演出アイデア5選

ゲストを絶対に退屈させない!中座中の人気演出アイデア5選

「主役がいない20分間、ゲストは何をしているの?」という不安を解消する、おすすめの演出アイデアをご紹介します。

1. プロフィールムービーの上映

定番ですが、やはり一番人気なのがプロフィールムービーです。二人の生い立ちや馴れ初めをまとめた映像は、ゲストも感情移入しやすく、再入場への期待感を高めてくれます。

2. 料理やデザートビュッフェの提供

お色直しのタイミングで、メインディッシュを提供したり、デザートビュッフェをオープンしたりするのも良いアイデアです。美味しい食事があれば、ゲストも自然と会話が弾みます。

3. テーブルラウンド(各卓写真)

再入場後の演出と思われがちですが、新郎だけが各テーブルを回って写真撮影や挨拶をする「新郎ラウンド」も人気です。新婦がお色直しをしている間に、新郎がゲスト一人ひとりとコミュニケーションを取ることで、アットホームな雰囲気になります。

4. ゲスト参加型のミニゲーム

ドレスの色当てクイズや、二人にまつわるクイズ大会など、ゲストが参加できるゲームを用意するのも盛り上がります。景品を用意すれば、さらに楽しんでもらえますよ。

5. 生演奏やパフォーマンス

ジャズの生演奏やマジックショーなど、プロのパフォーマーにお願いするのも特別感があって素敵です。歓談のBGMにもなり、会場の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。

これらの演出を詰め込みすぎると逆に慌ただしくなるため、式のコンセプトに合わせて1つか2つ選ぶのがポイントです。

感動を呼ぶ!中座エスコート役の選び方と頼み方のマナー

中座の際、新郎新婦が一人で退席するのではなく、誰かにエスコートしてもらう演出が人気です。大切な人へのサプライズにもなり、感動的なシーンになりますよ。

誰に頼む?エスコート役の人気候補

エスコート役は誰にお願いしてもOKですが、感謝を伝えたい相手を選ぶのが一般的です。

  • 母親・父親:最も定番で、感謝を伝えるのに最適な相手。会場全体が温かい空気に包まれます。
  • 祖父母:「おばあちゃん子だった」「おじいちゃんとの思い出」などを司会者から紹介してもらうと、より感動的に。
  • 兄弟姉妹:小さい頃の思い出話と共に退場するのも素敵です。
  • 恩師や上司:お世話になった方へ、感謝を伝える良い機会になります。
  • 親友・友人グループ:複数人で賑やかに退場するのも楽しい演出です。

失礼にならない頼み方のマナー

エスコート役は、当日サプライズで指名するのが一般的です。司会者から突然名前を呼ばれることで、驚きと喜びが倍増します。

ただし、以下のようなケースでは事前に伝えておくと親切です。

  • ご高齢の方や、足が不自由な方にお願いする場合
  • スピーチなど他の役割もお願いしている場合

事前に伝える際は、「披露宴で少しだけ協力してほしいことがあるんだけど…」とお願いし、後日お礼の品を渡すとより丁寧な印象になります。エスコート役へのお礼は必須ではありませんが、プチギフトや後日食事に誘うなど、何らかの形で感謝を伝えるのがおすすめです。

中座を盛り上げる!BGM(曲)選びの3つのコツ

中座のシーンを彩るBGMも重要な要素です。エスコート役との関係性や、伝えたい雰囲気に合わせて選びましょう。

1. エスコート役との思い出の曲を選ぶ

例えば、母親と中座するなら母親が好きだった曲、友人と中座するなら学生時代に流行った曲など、エスコート役との思い出にちなんだ曲を選ぶと、パーソナルな感動が生まれます。

2. 歌詞に注目して選ぶ

感謝を伝えるシーンなので、「ありがとう」や「家族」がテーマの曲は鉄板です。いきものがかりの「ありがとう」や、Superflyの「やさしい気持ちで」などが人気ですね。

3. 明るく手拍子したくなる曲を選ぶ

しっとり感動的にするのも良いですが、あえて明るい曲で退場するのもおすすめです。再入場への期待感を高めることができます。

ちなみに私の結婚式では、エスコート役は立てませんでしたが、中座の曲に星野源さんの「ドラえもん」を選びました。ポップで明るい曲調だったので、ゲストが自然と手拍子をしてくれて、会場が一体となって盛り上がったのが良い思い出です。

まとめ:中座はゲストへの感謝を伝えるチャンス!

今回は、結婚式の中座について、意味や時間、ゲストを退屈させないためのアイデアを解説しました。

  • 中座とはお色直しのための退席で、時間は約20~30分
  • ゲストを退屈させないためには、ムービーや料理など工夫が大切
  • エスコート役をサプライズ指名すれば、感動的な演出になる
  • BGMはエスコート役との思い出や伝えたい雰囲気に合わせて選ぶ

最初はただの「お着替えタイム」だと思っていた中座も、工夫次第でゲストの心に残る大切な時間に変わります。

ぜひ、この記事を参考に、あなたらしい素敵な中座のシーンをプランニングしてくださいね。応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

ご質問があればコメント欄まで

コメントする

目次