「大切な家族の一員であるペットと一緒に結婚式を挙げたい!」そう考えるカップルが、最近とても増えていますよね。特に、愛犬や愛猫が結婚指輪を運ぶ「リングドッグ」は、会場が一体となる心温まる演出です。
しかし、「どうやって練習すればいい?」「衣装はどこで買うの?」「当日にちゃんと歩いてくれるか心配…」など、動物のことだからこそ、不安や疑問も尽きないのではないでしょうか。
ご安心ください。この記事では、ウェディング業界で多くの結婚式に携わってきた元業界人の視点から、リングドッグを成功させるための準備、練習のコツ、当日の注意点までを分かりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、ペットとの結婚式準備がスムーズに進み、最高の思い出を作るための具体的なヒントが見つかります。
まずは確認!ペットと結婚式を挙げるための大前提

リングドッグの準備を始める前に、最も重要なのが「式場選び」です。実は、すべての結婚式場がペットの参加を歓迎しているわけではありません。
「ペットOK」の式場は意外と少ないのが現実
「ペットウェディング」という言葉をよく聞くようになりましたが、実際には「ペット同伴可」と明記している式場はまだ少数派です。特に、格式高いホテルや専門式場では、衛生面や他のゲストへの配慮からNGとされるケースが少なくありません。
また、同伴OKな場合でも、「挙式会場のみ」「ガーデンのみ」といったように、ペットが立ち入れるエリアに制限があることがほとんどです。
契約前に確認すべき3つの重要ポイント
ペット可の式場を見つけたら、契約前に以下の3点は必ず確認しましょう。
- ペットの参加可能エリアはどこまでか
- 挙式、披露宴、ガーデン、控室など、具体的にどこまで同伴できるかを確認します。
- ペットの種類や大きさに制限はないか
- 「小型犬のみOK」「猫はケージから出せません」など、式場ごとに細かなルールが定められています。
- ゲストへのアレルギー対応は可能か
- アレルギーを持つゲストがいる可能性も考慮し、式場側がどのような配慮(席の配置など)をしてくれるかを聞いておくと安心です。
ペット可の式場探しはプロに相談するのが近道
自力でペット可の式場を探すのは、意外と時間と手間がかかるもの。
そこでおすすめなのが、結婚式場の相談カウンターを活用することです。「ペットと一緒に結婚式がしたい」という希望を伝えれば、条件に合う式場をリストアップし、空き状況の確認や見学予約まで無料で代行してくれます。
式場探しのプロに任せることで、スムーズに理想の式場を見つけられますよ。
結婚指輪そのものの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

リングドッグ成功の鍵!今日からできる練習方法と準備

式場が決まったら、いよいよリングドッグ本番に向けた準備と練習のスタートです。
ステップ1:バージンロードの環境に慣れさせる
まずは、結婚式本番の環境に近い場所で練習を始めましょう。
- 広い場所で歩く練習:公園やドッグランなど、広々とした場所でまっすぐ歩く練習をします。
- 人に注目される練習:家族や友人に協力してもらい、両脇に並んでもらった間を歩く練習をします。最初は短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくのがコツです。
ステップ2:「おいで」の練習と誘導役の決定
リングドッグは、新郎または新婦の元へ歩いていく演出です。
- 誰が呼ぶかを決める:普段から一番懐いている人が「おいで」と呼ぶのが最も成功率が高いです。新郎新婦のどちらかが担当しましょう。
- ご褒美を用意する:大好きなおやつやおもちゃをご褒美として用意し、ゴール地点で待っている人がそれを見せながら呼ぶと、ペットのモチベーションがぐっと上がります。
ステップ3:リングピローに慣れさせる練習
指輪を運ぶためのリングピローにも慣れてもらう必要があります。
- 背負うタイプか、首から下げるタイプか:ペットの性格や大きさに合わせて選びます。嫌がらないものを選ぶのが大前提です。
- 軽いものから試す:最初はリングピローをつけずに歩き、慣れてきたら何も入れていない軽い状態で背負わせてみましょう。
- 短時間から始める:いきなり長時間つけるとストレスになるため、最初は数分から始め、徐々に時間を延ばしていきます。
練習は大切ですが、あまり根を詰めすぎるとペットも疲れてしまいます。1回の練習は10〜15分程度を目安に、遊びの延長として楽しく行うことを心がけてくださいね。
【タイプ別】リングドッグにおすすめの衣装とリングピロー

大切な家族だからこそ、とびきり可愛い衣装で登場させたいですよね。ここでは、人気の衣装とリングピローのアイデアをご紹介します。
定番の可愛さ!タキシード・ドレススタイル
新郎新婦とお揃いのようなフォーマルな衣装は、写真映えも抜群でゲストからも好評です。
- 男の子なら:蝶ネクタイ付きのタキシード風ハーネスや、シャツの首輪飾りが人気です。
- 女の子なら:小さなウェディングドレスや、レースやフリルが付いた可愛らしいワンピースがおすすめです。
ペット用の衣装はオンラインショップやペット用品店で様々なデザインが販売されています。
ナチュラルウェディングに!花冠・グリーンネックレス
ガーデンウェディングやナチュラルな雰囲気の式には、お花の装飾がぴったりです。
- 花冠(はなかんむり):頭にちょこんと乗せるだけで、まるでお花の妖精のような愛らしい姿になります。
- グリーンネックレス:葉っぱや小花を編んだリースを首からかければ、おしゃれでナチュラルな印象に。
【注意】 生花を使う場合は、ペットにとって有毒な植物でないかを必ずフローリストに確認してください。
リングピローの選び方と注意点
リングピローは、ペットが安全に指輪を運べるものを選びましょう。
- 背負うタイプ:小さなカゴやクッションを背中に固定するタイプ。安定感がありますが、ペットが気にしてしまうことも。
- 首から下げるタイプ:小さなポーチや袋を首輪につけるタイプ。軽量でペットの負担が少ないですが、歩いているうちに揺れてしまう可能性があります。
【重要】本物の指輪は使わないのが鉄則! 万が一の紛失や破損を防ぐため、リングドッグが運ぶのはイミテーションリング(偽物の指輪)にしましょう。本物の指輪は、リングボーイやリングガール、あるいは牧師先生に預けておくのが最も安全です。
衣装やリングピローは手作りする花嫁さんも多いです。100円ショップの材料などを活用して、世界に一つだけのオリジナルアイテムを作るのも素敵な思い出になりますよ。
結婚式当日に慌てない!リングドッグの注意点と成功のコツ
どれだけ練習を重ねても、本番は何が起こるか分かりません。当日に向けて、万全の対策をしておきましょう。
ペットシッターや世話役を必ず依頼する
結婚式当日、新郎新婦は準備で大忙し。ペットのお世話をずっとしてあげることは不可能です。
必ず、気心の知れた友人や親族、あるいはプロのペットシッターに、リングドッグの出番までの間のお世話をお願いしましょう。控室での待機、トイレ、水分補給などを任せられる人がいるだけで、安心して本番に臨めます。
ペットのコンディションを最優先に
慣れない場所や大勢の人に、ペットは想像以上のストレスを感じる可能性があります。
- 直前の食事は控えめに:緊張で吐いてしまうことを防ぐため、出番の直前の食事は軽めにするか、抜くのがベターです。
- リラックスできる環境を:控室には、普段使っているおもちゃやブランケットを用意してあげましょう。
- 無理はさせない:当日の様子を見て、どうしても嫌がっているようなら、無理に演出を行うのはやめましょう。「参加してくれただけで十分」という気持ちでいることが何より大切です。
失敗しても大丈夫!会場が和むハプニング集
もし本番でうまく歩けなくても、それはそれでゲストが笑顔になる素敵なハプニングになります。
- 途中で止まって動かなくなってしまった
- ゲストの席に寄り道してしまった
- 逆方向に走り出してしまった
こんなハプニングも、後から振り返れば「あの子らしいね」と笑える最高の思い出になります。完璧を目指すのではなく、ペットと一緒にその場の雰囲気を楽しむことが成功の一番の秘訣です。
結婚式の演出についてもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

まとめ:万全の準備でペットとの最高の結婚式を!
今回は、ペットとの結婚式で人気の演出「リングドッグ」を成功させるための準備や注意点について解説しました。
- まずは「ペット可」の式場探しからスタートする
- 練習は「場所」「人」「モノ」に慣れさせることから始める
- 衣装やリングピローはペットの負担にならないものを選ぶ
- 当日は必ずお世話役を頼み、ペットの体調を最優先する
- 失敗してもハプニングとして楽しむ気持ちが大切
大切な家族であるペットと迎える結婚式は、何物にも代えがたい特別な一日になるはずです。この記事を参考に、しっかりと準備を進めて、あなたとペットにとって最高の思い出を作ってくださいね。
もし、ペット可の式場探しで迷っているなら、まずは一度、無料の相談カウンターでプロに話を聞いてみることをおすすめします。きっと、理想の結婚式への近道が見つかりますよ。
ペットと一緒に挙げられる結婚式の費用について気になる方は、こちらの記事で詳しく解説しています。



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