【2026年】結婚式で使う曲は何曲?元業界人が選曲のコツと著作権を解説

結婚式の打ち合わせで「BGMリストを提出してください」と言われたけど、一体何曲必要なのか、どんな結婚式使われる曲を選べばいいのか途方に暮れていませんか?

BGM選びは、結婚式準備の中でも特に楽しく、そして悩ましい作業ですよね。私も自分の結婚式の時、膨大な曲を前に頭を抱えた経験があります。

でも、安心してください。BGM選びには、知っておくだけでぐっと楽になるコツがあるんです。

この記事では、結婚情報メディアの取材で多くの結婚式を見てきた元業界人の視点から、必要な曲数やシーン別の選び方、意外と知らない著作権の話まで、BGM選びの全てを分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたも自信を持って、ふたりらしい最高のBGMリストを完成させることができますよ。

目次

結婚式のBGM、全部で何曲くらい必要?

結婚式のBGM、全部で何曲くらい必要?

まず最初に気になるのが「一体、何曲用意すればいいの?」という点ですよね。

結論から言うと、一般的な披露宴(約2時間半)で必要な曲数は平均15〜20曲です。もちろん、演出の数によって曲数は前後しますが、まずはこの曲数を目安にリストアップを始めるとスムーズに進みます。

主なBGM使用シーン一覧

具体的にどんなシーンで曲が必要になるのか、代表的なものをリストアップしました。

シーン曲の役割・雰囲気
ゲスト迎賓披露宴開始前の歓談タイム。会話を邪魔しない、心地よい曲
新郎新婦入場披露宴の幕開けを華やかに告げる、インパクトのある曲
乾杯祝宴のスタートを盛り上げる、明るくアップテンポな曲
ケーキ入刀定番の盛り上げシーン。ポップでハッピーな曲
歓談中食事や会話を楽しむ時間。お洒落なカフェで流れるような曲
お色直し中座主役が一度退席するシーン。エスコート役の好きな曲も◎
お色直し入場再び登場するサプライズ感。入場曲とは雰囲気を変えて
テーブルラウンドゲストとの交流タイム。リラックスできる、軽快な曲
花嫁の手紙感動のクライマックス。しっとりとしたオルゴールやピアノ曲
花束贈呈両親への感謝を伝えるシーン。歌詞が響く感動的な曲
新郎新婦退場披露宴の締めくくり。明るく未来を感じさせる曲
ゲスト送賓ゲストを見送る時間。感謝が伝わる、温かい雰囲気の曲

これだけのシーンがあるので、15〜20曲必要になるのも納得ですよね。

ちなみに、歓談中のBGMは1曲ではなく、数曲まとめたプレイリストを用意しておくのがおすすめです。

【シーン別】結婚式で使われる曲の選び方とおすすめジャンル

【シーン別】結婚式で使われる曲の選び方とおすすめジャンル

「曲数はわかったけど、どんな曲を選べばいいの?」という方のために、シーン別の選び方のコツとおすすめのジャンルをご紹介します。

迎賓・歓談中:会話を邪魔しない心地よい曲

ゲストが会場に入ってから披露宴が始まるまでの時間や、食事中の歓談タイムは、会話の邪魔にならないインストゥルメンタル(歌なし)や、歌詞が英語の曲がおすすめです。

  • おすすめジャンル:
    • ジャズ
    • ボサノバ
    • カフェミュージック
    • ピアノやアコースティックギターのカバー曲

おふたりの好きなアーティストの曲を、あえてオルゴール版やピアノ版で流すのもお洒落ですよ。

入場・退場:インパクトとメリハリを意識

新郎新婦の入場や退場は、披露宴の「始まり」と「終わり」を告げる重要なシーンです。イントロにインパクトがあったり、誰もが知っているような有名な曲を選ぶと、会場全体が一体となって盛り上がります。

  • おすすめジャンル:
    • 明るいアップテンポな洋楽ポップス
    • 壮大な雰囲気の映画のサントラ
    • ふたりの思い出のJ-POP

お色直し入場では、1回目の入場とはガラッと雰囲気を変えると、ゲストへのサプライズにもなります。

ケーキ入刀・乾杯:ハッピーで盛り上がる曲

ケーキ入刀や乾杯の瞬間は、ゲストがカメラを構える絶好のシャッターチャンス。明るくハッピーな雰囲気の曲で、最高の笑顔を引き出しましょう。サビから始まる曲を選ぶと、タイミングを合わせやすいですよ。

  • おすすめジャンル:
    • 明るいJ-POP、K-POP
    • ディズニーソング
    • CMなどで使われている有名な洋楽

花嫁の手紙・花束贈呈:感動を引き立てる曲

クライマックスの感動的なシーンでは、歌詞の内容を重視して選ぶのがポイント。インストゥルメンタルを選ぶ場合は、しっとりとしたピアノ曲やオルゴールが手紙の朗読を邪魔せず、感動的な雰囲気を演出してくれます。

  • おすすめジャンル:
    • 感謝を歌った邦楽バラード
    • ピアノやストリングス中心のインストゥルメンタル
    • オルゴールアレンジ曲

ちなみに、曲選びで迷ったら、プランナーさんにおすすめを聞いてみるのも一つの手です。各会場で人気の「鉄板リスト」を持っていることが多いですよ。

ここが一番ややこしい!結婚式BGMの著作権問題

ここが一番ややこしい!結婚式BGMの著作権問題

BGM選びで絶対に知っておかなければならないのが「著作権」の問題です。好きな曲を自由に使えるわけではないので、注意が必要です。

基本は「ISUM」に登録されている曲から選ぶ

結婚式で市販のCD音源を使う場合、著作権(作詞家・作曲家の権利)と著作隣接権(歌手・レコード会社の権利)の両方の許可が必要になります。

この手続きを代行してくれるのが、一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)」です。 ほとんどの結婚式場や映像制作会社はISUMと契約しており、ISUMのデータベースに登録されている楽曲であれば、所定の使用料を支払うことで結婚式で利用できます。

まずは、使いたい曲がISUMのデータベースに登録されているか確認してみましょう。 (参考:ISUM楽曲データベース ※外部リンク)

ISUMにない曲を使いたい場合は?

もし使いたい曲がISUMに登録されていない場合、手続きが少し複雑になります。

  1. CDの原盤を用意する: まずは、その曲が収録されているCD(レンタル不可、中古品はOKな場合が多い)を自分で購入する必要があります。
  2. JASRACなどへ直接申請: 曲によっては、JASRACなどの著作権管理団体へ個別に利用申請が必要になるケースもあります。

このあたりは式場によってルールが異なるため、「ISUMにないこの曲を使いたいのですが、どうすれば良いですか?」と早めにプランナーさんに相談するのが一番確実です。

私自身、メディアの取材を通じて多くの結婚式を見てきましたが、この著作権の話は本当に複雑で、カップルにとっては「すごくめんどくさい」部分だと感じています。業界の内側にいたからこそ言えることですが、ここは本当に「闇が深い」ポイント。だからこそ、分からないことはプロであるプランナーさんに遠慮なく頼るのが成功の秘訣です。

ちなみに、著作権フリーの音源サイトなどで見つけた曲を使う場合は、もちろん申請は不要です。私も自分の結婚式でプロフィールムービーを作った際は、一部フリー音源を活用して費用を抑えました。

BGM選びで後悔しないための3つのポイント

最後に、BGM選びで失敗しないための大切なポイントを3つお伝えします。

1. 歌詞の内容を必ずチェックする

特に洋楽に多いのですが、メロディーは素敵でも、歌詞が「失恋」や「別れ」をテーマにしていることがあります。雰囲気だけで選んでしまうと、後から意味を知って後悔…なんてことも。

特に親世代や上司は歌詞の意味を気にする方もいるので、日本語訳を一度確認しておくと安心です。

2. 全ての曲を自分たちで選ぼうとしない

15〜20曲すべてを完璧に選ぼうとすると、本当に大変です。こだわりたい「入場」「ケーキ入刀」「手紙」などの主要シーンだけは自分たちで選び、残りの「歓談中」などは式場が用意しているBGMリストから選ぶ、という方法もおすすめです。

「このシーンは、お洒落な洋楽でお願いします」のように、ざっくりとイメージだけ伝えてお任せするのも賢い選択ですよ。

3. 早めに取り掛かり、リストを共有する

BGM選びは、後回しにすると想像以上に時間がかかる作業です。式の2ヶ月前くらいから少しずつリストアップを始められると理想的です。

また、選んだ曲はExcelやスプレッドシートでリスト化し、彼と共有しながら進めましょう。「どのシーンで」「どの曲の」「どの部分から流すか」を一覧にしておくと、プランナーさんへの提出もスムーズです。

ちなみに、提出期限ギリギリになると、ISUMへの申請が間に合わなかったり、CDの準備ができなかったりする可能性もあるので、早めの行動が吉です。

まとめ:BGM選びは大変だけど最高の思い出になる!

今回は、結婚式のBGM選びについて、必要な曲数から選び方のコツ、注意点までを解説しました。

  • 必要な曲数は平均15〜20曲
  • シーンごとに雰囲気を変えてメリハリをつけるのがコツ
  • 著作権はISUM登録曲かを確認し、なければプランナーに相談
  • 歌詞の内容チェックは忘れずに!

BGM選びは、ふたりのこれまでの思い出を振り返ったり、これからの未来を想像したりする、とても素敵な時間です。大変な作業ではありますが、ゲストの心にも残る最高のプレイリストを、ぜひ楽しんで作ってくださいね。

この記事が、あなたのBGM選びのヒントになれば幸いです。

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プロフィール

2020年に挙式を挙げました。自身の結婚式の体験とブライダル業界8年以上の経験の両面からカップルに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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