「結婚指輪を探し始めたけど、みんなはいくらくらいの指輪を選んでいるんだろう?」 「値段の平均ってどのくらい?安すぎると恥ずかしいかな…」
一生ものの結婚指輪だからこそ、値段の相場が気になるのは当然ですよね。プレ花嫁だった私も同じことで悩んだので、その気持ち、とてもよくわかります。
でも、平均額に合わせることが、必ずしもあなたたちにとってベストな選択とは限りません。
この記事では、ウェディング業界で働いていた卒花として、最新の平均相場データはもちろん、「相場よりもっと大切な予算の決め方」と後悔しない指輪選びのコツを、自身の体験談も交えて本音で解説します。
この記事を読めば、周りの意見に流されず、おふたりが心から納得できる結婚指輪を見つけるための、確かな軸が手に入りますよ。
まずは知っておきたい!結婚指輪の値段の最新平均相場
まずは最新の調査データから、結婚指輪の平均価格を見ていきましょう。
2026年最新データ:結婚指輪の平均購入額はペアで28.1万円
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(首都圏)」によると、結婚指輪の平均購入金額は、ふたり分で28.1万円という結果でした。単純計算すると、指輪1本あたり約14万円となります。
これはあくまで平均値ですが、多くのカップルがペアで25〜30万円前後を予算の目安にしていることがわかります。
価格帯ごとの購入割合【グラフで解説】
平均値だけでなく、実際にどの価格帯の指輪が選ばれているのか、その分布も見てみましょう。

グラフを見ると、「20〜25万円未満」が23%と最も多く、次いで「25〜30万円未満」が15%。合わせて38%のカップルが選ぶ20万円〜30万円のゾーンがボリューム層と言えそうです。
一方で、10万円台(10〜20万円)で購入するカップルも合計22%いるなど、予算はカップルごとに大きく異なることがわかります。
「平均より安いと恥ずかしいかも…」と心配になるかもしれませんが、今はデザインや素材も多様化しているので、予算内で素敵な指輪を見つけるカップルはたくさんいますよ。

【体験談】私が結婚指輪の予算を決めずに「高め」を選んで満足している理由
平均データをご紹介しましたが、参考までに私たち夫婦の話もさせてください。実は私たち、結婚指輪の予算をかっちり決めずに探し始めました。
予算は決めず「一生もの」という価値観を優先
元々ウェディング業界にいたこともあり、「毎日身につけるものだから、心から気に入ったものがいい」という気持ちが強かったんです。
色々なショップを巡った結果、最終的に選んだのはティファニーの指輪でした。価格は、妻のものが約30万円、私のものが約15万円で、ペアで約45万円。ティファニーの中では中くらいの価格帯でしたが、先ほどの平均データと比べると、一般的には「高め」の選択だったと思います。
平均より高くても後悔なし!長く愛せる満足感
なぜ相場より高くてもその指輪にしたかというと、デザインの普遍性やブランドが持つ歴史、そして何より「これを一生つけたい」とふたりで心から思えたからです。
結果として、この選択には一切後悔していません。むしろ、毎日指輪を見るたびに幸せな気持ちになれるので、自分たちの価値観を優先して本当によかったと感じています。
もちろん、高ければ良いというわけではありません。大切なのは、周りの平均に合わせることではなく、自分たちがその指輪に納得できる価値を見出せるかどうか、という点なんです。
値段は何で決まる?結婚指輪の価格を左右する4つの要素
「自分たちの価値観が大事」とは言っても、なぜ指輪によって値段がこんなに違うのか、気になりますよね。結婚指輪の価格は、主に以下の4つの要素で決まります。
1. 素材(プラチナ・ゴールドなど)
最も一般的な素材はプラチナ(Pt950やPt900)で、希少価値が高いため価格も高めになる傾向があります。次いで人気なのがゴールドで、K18(18金)が主流です。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど色のバリエーションも豊富。一般的に、同じデザインならプラチナ > ゴールドの順で価格が高くなります。
2. ブランド(国内・海外ハイブランド)
ブランドの知名度や歴史も価格に影響します。 カルティエやティファニーといった世界的なハイブランドは、デザイン性やブランド価値の分、価格帯も高めです。 一方、俄(NIWAKA)や4℃ブライダルのような国内ブランドは、高品質ながらも比較的リーズナブルな価格帯から選べるのが魅力です。
3. デザインの複雑さ
シンプルなストレートラインの指輪よりも、S字やV字のウェーブがかかったデザイン、彫りやミル打ちなどの装飾が施されたデザインの方が、加工の手間がかかるため価格は上がります。
4. ダイヤモンドの有無と品質
指輪にダイヤモンドを留める場合、その数や大きさ、品質によって価格は大きく変動します。特に婚約指輪で重要視されるダイヤモンドの品質「4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)」は、結婚指輪にあしらわれるメレダイヤ(小粒ダイヤ)の価格にも影響します。
ダイヤモンドの品質は難しく感じるかもしれませんが、ショップの専門スタッフが丁寧に説明してくれるので、聞きながら選べば大丈夫ですよ。

平均に惑わされない!後悔しない結婚指輪の予算の決め方3ステップ
では、いよいよ本題です。平均データや私の体験談を踏まえて、おふたりにぴったりの予算を決めるための具体的な3ステップをご紹介します。
Step1: ふたりの収入や貯蓄からざっくりとした上限を決める
まずは現実的なラインとして、「これ以上は出せない」という上限を決めましょう。よく言われる目安は「ふたりの手取り月収の1ヶ月分」ですが、これもあくまで目安。結婚式の費用や新生活の準備など、他にかかるお金とのバランスを考えて、無理のない範囲で設定することが大切です。
Step2: 譲れないポイントの優先順位をつける
次に、指輪選びで何を一番大切にしたいか、優先順位を話し合ってみましょう。
- ブランド?:「憧れのあのブランドの指輪がいい!」
- デザイン?:「毎日つけるから、つけ心地とデザインを最優先したい」
- 素材?:「金属アレルギーが心配だから、プラチナ一択」
- 価格?:「結婚式にお金をかけたいから、指輪はできるだけ抑えたい」
例えば、「ブランドにはこだわらないから、その分デザインを凝ったものにしたい」となれば、国内のジュエリーブランドや工房系のブランドが選択肢に入ってきます。この優先順位が、予算を考える上での大きなヒントになります。
Step3: 複数のショップで試着・見積もりを取る
上限と優先順位が決まったら、いよいよショップへ。最低でも2〜3店舗は回って、実際に試着し、見積もりをもらうことを強くおすすめします。
Webサイトで見ているのと、実際に指にはめてみるのとでは、印象が全く違うこともよくあります。また、複数の見積もりを比較することで、自分たちの希望を叶えるにはどれくらいの予算が必要か、リアルな相場観が掴めます。
「ショップに行くと押し売りされないか心配…」という声も聞きますが、最近の専門店では無理な勧誘はほとんどありません。来店予約をすれば専門のコンシェルジュが丁寧に対応してくれるので、まずは情報収集のつもりで気軽に訪れてみてくださいね。
【価格帯別】おすすめの結婚指輪ブランド
「予算の決め方はわかったけど、具体的にどんなブランドがあるの?」という方のために、価格帯別におすすめのブランドをご紹介しますね。
コスパ重視派におすすめ(ペア20万円以下)
■ 4℃ブライダル 全国に店舗があり、立ち寄りやすいのが魅力。シンプルで清楚なデザインが多く、高品質ながらもペアで10万円台から探せるコストパフォーマンスの高さが人気です。アフターサービスも充実しています。
平均価格帯で探すなら(ペア20〜30万円台)
■ 銀座ダイヤモンドシライシ 日本初のブライダルジュエリー専門店。ダイヤモンドの品質に定評があり、豊富なデザインの中から選べます。指を知り尽くしたコンシェルジュが、つけ心地の良い指輪を提案してくれます。
■ エクセルコダイヤモンド ダイヤモンドのカット技術で世界的に有名なブランド。ダイヤモンドの「輝き」を何より重視するカップルから絶大な支持を得ています。その輝きを最大限に引き出すデザインが特徴です。
こだわり派におすすめ(ペア40万円以上)
■ ティファニー 言わずと知れた世界的なジュエラー。洗練されたデザインとブランドの持つストーリーは、多くの花嫁の憧れです。シンプルなものから個性的なものまで、幅広いデザインが揃います。
■ カルティエ フランスの名門ジュエラー。「トリニティリング」や「ラブリング」など、アイコニックなデザインが豊富。流行に左右されない、確固たる品格とステータスを求めるカップルに人気です。
ブランドがたくさんあって迷ってしまいますよね。まずは公式サイトでデザインの好みをチェックして、2〜3ブランドに絞ってからお店に行くとスムーズですよ。
まとめ:結婚指輪の値段は「平均」より「ふたりの納得感」がすべて
今回は、結婚指輪の値段の平均と、後悔しない予算の決め方について解説しました。
- 結婚指輪の平均購入額はペアで28.1万円
- 価格は「素材・ブランド・デザイン・ダイヤ」で決まる
- 予算を決めるには「上限設定→優先順位→試着・見積もり」の3ステップが重要
たくさんのデータや情報をお伝えしましたが、最後にもう一度、大切なことをお伝えします。結婚指輪選びで最も大切なのは、平均額に合わせることではなく、おふたりがその指輪に心から価値を感じ、納得して身につけられるかどうかです。
これから何十年という長い時間、おふたりの人生に寄り添ってくれる大切なシンボルです。周りの声に惑わされず、じっくりと話し合って、おふたりにとって最高の指輪を見つけてくださいね。
もし少しでも気になる指輪が見つかったら、まずは資料請求や来店予約で一歩踏み出してみるのがおすすめです。この記事が、あなたの後悔しない指輪選びの助けになれば、心から嬉しく思います。


ご質問があればコメント欄まで