「年収600万円だと、婚約指輪の相場はいくらくらいなんだろう?」 「『給料の3ヶ月分』って聞くけど、それだと100万円を超えちゃう…。本当にそうなの?」
プロポーズを考え始めると、まず気になるのが婚約指輪の予算ですよね。特に年収を基準に考えようとすると、昔ながらの「給料3ヶ月分」という言葉がプレッシャーになることも。
そのプレッシャー、痛いほどわかります。かつて情報誌の営業として多くのカップルを取材し、自身も卒花嫁である私から断言します。「給料3ヶ月分」は、もはや過去の神話。現代の価値観には合わないので、どうか安心してください。
この記事では、年収600万円のリアルな婚約指輪の相場から、後悔しない予算の決め方までを徹底解説。読み終える頃には、予算の不安が自信に変わり、最高の指輪選びをスタートできますよ。
結論:年収600万円の婚約指輪相場は「30〜60万円」が現実的
さっそく結論から。年収600万円の方に最も現実的な婚約指輪の相場は30万円〜60万円です。これは、ズバリ手取り月収の1ヶ月分〜1.5ヶ月分に相当します。
「え、給料3ヶ月分じゃないの?」と驚いた方もいるかもしれませんね。まずは、その神話のからくりと、現代のリアルな相場を見ていきましょう。
なぜ「給料3ヶ月分」は古いのか?
「婚約指輪は給料3ヶ月分」という言葉は、1970年代にダイヤモンド会社が広告で用いたキャッチコピーが元祖です。当時はトレンドになりましたが、物価も給与水準も今とは全く異なります。
私自身、婚約指輪を選んだとき「給料3ヶ月分」という言葉が頭をよぎりました。でも、年収600万円の手取り月収を約40万円とすると、3ヶ月分は120万円。現代の金銭感覚からすると、かなり高額ですよね。
情報誌の営業時代に取材した実感としても、30万円〜50万円の予算で、心から満足できる指輪を選んでいるカップルが大多数でした。ですから、古い常識に縛られる必要は全くないのです。
現代のリアルな平均購入額は「38.2万円」
では、今のカップルは実際にいくらくらいの婚約指輪を購入しているのでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、婚約指輪の全国平均購入価格は38.2万円です。年収600万円の方の手取り月収が約38〜40万円であることを考えると、まさに「手取り1ヶ月分」がリアルな平均値と言えますね。

データが示す通り、20万円〜50万円の価格帯で全体の6割以上を占めており、これが現代のスタンダードであることがわかります。
ちなみに、婚約指輪の相場やダイヤモンドの基礎知識(4C)など、選び方の全体像を詳しく知りたい方は、こちらのガイド記事もぜひ参考にしてくださいね。

年収600万円カップルのための予算の決め方3ステップ
「相場はわかったけど、自分たちの場合はどうやって予算を決めればいいの?」という方のために、具体的な予算の決め方を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:二人で将来のライフプランを話し合う
婚約指輪は、二人の新しい生活の始まりの証。だからこそ、指輪のことだけを考えるのではなく、今後のライフプラン全体を見据えることが大切です。
- 結婚式の費用
- 新婚旅行の費用
- 新居への引っ越しや家具・家電の購入費用
- 将来のための貯金
これらの「これからかかるお金」を二人でリストアップしてみましょう。全体像が見えることで、「婚約指輪には、これくらいまでなら無理なくかけられるね」という共通認識が生まれます。
ステップ2:手取り月収を基準に上限を決める
ライフプランを共有できたら、具体的な金額を決めていきます。ここでも基準になるのは「年収」ではなく「手取り月収」です。
年収600万円の場合、社会保険料や税金が引かれた後の手取り年収は約450〜480万円。ボーナスにもよりますが、手取り月収に換算すると約38〜40万円が目安です。
この手取り月収をベースに、
- 現実的なライン:手取り1ヶ月分(約40万円)
- 少し奮発するなら:手取り1.5ヶ月分(約60万円)
といった形で上限を設定すると、無理のない予算計画が立てられます。
ステップ3:彼女の希望もさりげなくリサーチ
予算を決める上で、パートナーである彼女の希望を聞くことも忘れてはいけません。
- 「好きなジュエリーブランドってある?」
- 「雑誌とか見てて、素敵だなって思う指輪のデザインとかある?」
など、普段の会話の中でさりげなくリサーチしてみましょう。もしサプライズでプロポーズを考えているなら、彼女の親しい友人に協力してもらうのも良い方法です。
ちなみに私自身は、あえて予算を決めずに彼とお店へ向かいました。様々な指輪を試着するうちに、自然と「このデザインで、この価格帯が良いね」と二人の価値観が一致。最終的に45万円ほどの指輪に決まりましたが、二人で悩みながら選んだ時間そのものが、かけがえのない思い出になっています。
二人で一緒に選ぶ場合でも、彼が「上限は◯◯円くらいで考えてるよ」と先に伝えてくれると、女性側も安心して選びやすいのでおすすめですよ。
【予算別】年収600万円におすすめの婚約指輪ブランド
ここでは、年収600万円の予算感(30〜60万円)に合う、人気の婚約指輪ブランドを価格帯別にご紹介します。
〜30万円台:品質とデザインを両立できる人気ブランド
この価格帯は、国内の人気ブライダル専門店が強みを発揮します。ダイヤモンドの品質にこだわりつつ、洗練されたデザインが豊富に揃っています。
- 銀座ダイヤモンドシライシ:日本初のブライダルジュエリー専門店。ダイヤモンドの品質に定評があり、豊富なデザインから選べます。永久保証サービスも魅力。
- 4℃ブライダル:シンプルで上品なデザインが多く、普段使いしやすい指輪を探している方におすすめ。全国に店舗があり、立ち寄りやすいのもポイントです。
- 俄(NIWAKA):京都発のブランドで、指輪一つひとつに和の名前とストーリーが込められています。個性と品質を両立したいカップルに人気です。
まずはどんな指輪があるのか見てみたい、という方は、品揃えが豊富な専門店の無料相談から始めてみるのがおすすめです。
40万円〜60万円台:憧れのブランドや高品質ダイヤが視野に
予算を少し上げることで、ダイヤモンドの質(4C)をさらにグレードアップさせたり、世界的に評価の高いブランドも選択肢に入ってきます。
- Exelco Diamond(エクセルコダイヤモンド):ダイヤモンドのカット(輝き)を追求したベルギー発祥のブランド。ダイヤモンドの輝きを最優先したい方に圧倒的な支持を得ています。
- ティファニー:女性の永遠の憧れ。アイコニックな「ティファニーセッティング」は、一目でそれとわかる存在感を放ちます。
特にダイヤモンドの輝きは、写真だけでは伝わりません。ぜひ一度、お店で実物の輝きを体験してみてください。
60万円以上:海外ハイブランドも選択肢に
予算に余裕があれば、世界5大ジュエラーと呼ばれるような海外のハイブランドも視野に入ってきます。
- カルティエ:フランスの名門ジュエラー。王室御用達としても知られ、その気品あるデザインは時代を超えて愛されています。
このクラスになると、ブランドの歴史やステータスも価格に含まれてきます。二人にとって何が一番価値があるかを話し合って選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、ブランドによっては来店予約をすると特典がもらえるキャンペーンを実施していることも。賢く活用してお得に指輪選びを進めてくださいね。
婚約指輪選びでよくある質問(Q&A)
最後に、プレ花嫁さんからよく聞かれる質問にお答えします。
Q. 婚約指輪のお返しは必要?相場は?
A. 必ずしも必要ではありませんが、感謝の気持ちとして贈る方が多いです。慣習としては「半返し」が一般的で、もらった婚約指輪の半額程度の品物を贈るのが目安。人気の品物は、高級腕時計やオーダースーツ、最新のカメラなど、彼が長く使える実用的なものが選ばれています。
Q. 婚約指輪と結婚指輪、セットで買うべき?
A. セットリング(重ね付けできるようデザインされた婚約指輪と結婚指輪)を選ぶメリットは、デザインの統一感が出て美しいことや、セット割引が適用される場合があることです。一方で、選択肢が限られるというデメリットも。それぞれの指輪をじっくり選びたい場合は、別々に購入するのも全く問題ありません。
結婚指輪の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

Q. ローンを組んで買うのはアリ?
A. ジュエリーショップによっては、分割払いやブライダルローンを用意しています。どうしても欲しい指輪が予算を少しオーバーしてしまう場合などには有効な手段です。ただし、金利手数料がかかる場合もあるので、無理のない返済計画を立てることが大前提です。
ローンに抵抗がある方もご安心を。ショップによっては期間限定で「無金利キャンペーン」を実施していることも。賢く活用すれば、無理なく理想の指輪を手にできますよ。
まとめ:年収にとらわれず、二人が納得できる指輪を選ぼう
今回は、年収600万円の婚約指輪の相場について解説しました。
- 年収600万円のリアルな相場は「30万円〜60万円」
- 「給料3ヶ月分」は気にしなくてOK!現代の平均は「手取り1ヶ月分」
- 予算はライフプラン全体を見て、二人で話し合って決めるのがベスト
婚約指輪は、一生に一度の大切な贈り物。しかし、その価値は値段だけでは決まりません。最も大切なのは、年収や相場という数字に縛られず、二人が心から「これが私たちの指輪だね」と納得できる一本を選ぶことです。
この記事で、あなたの予算に関する不安が少しでも軽くなったなら、これほど嬉しいことはありません。
さあ、まずは気になるブランドのショップへ足を運んでみませんか?たくさんの指輪に触れ、その輝きを確かめる、その一歩が最高の指輪選びの始まりです。プロに相談すれば、予算内で理想を叶える方法もきっと見つかりますよ。


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