「婚約指輪って、最近は渡さない人も多いのかな?」 「『いらない』って言われたけど、本当に贈らなくていいの?」
プロポーズを考え始めると、婚約指輪を贈るべきか悩む方は少なくありません。特に最近は価値観が多様化し、「婚約指輪はなしで、その分を新生活や旅行に使いたい」という声も聞かれますよね。
結婚情報メディアの取材で多くのカップルや式場の方々と話してきた私から見ても、確かに選択肢は増えていると感じます。ですが、データを見てみると意外な事実も。
この記事では、【2026年最新】の調査データを元に、婚約指輪渡す割合のリアルな現状や、渡さない派の理由、そして後悔しないための考え方を、元業界人としての視点と自身の経験を交えて詳しく解説します。
この記事を読めば、周りの状況がわかり、お二人にとってベストな選択をするためのヒントが見つかりますよ。
婚約指輪の基本から知りたいあなたへ
婚約指輪の選び方や人気ブランド、相場など、全体像をまず把握したい方はこちらのガイド記事もおすすめです。

【2026年最新データ】婚約指輪を贈った・もらった人の割合は?

結論から言うと、婚約指輪を贈るカップルは今でも多数派です。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」によると、婚約記念品があった人のうち、婚約指輪をもらったと回答した人は88.6%にものぼります。また、婚約記念品があった人自体の割合が83.6%なので、全体で見ると約74%のカップルが婚約指輪を贈っている計算になります。

「いらない」「なしでいい」という声も聞かれるようになりましたが、実際には4組に3組以上が婚約指輪を贈っているのが現状です。
私の周りでも「贈る派」が圧倒的多数
私自身の結婚式の際もそうでしたが、友人や知人の結婚報告を聞くと、ほとんどのカップルが婚約指輪を贈っています。SNSでプロポーズの投稿を見ても、素敵な指輪の写真が添えられていることが多いですよね。
メディアで取材をしていた頃も、「婚約指輪はいらない」というトレンドが話題になることはありましたが、実際に指輪ショップに伺うと、週末はいつもカップルで賑わっていました。データが示す通り、今でも婚約の証として指輪を贈る文化は根強く残っていると言えます。
ちなみに、婚約指輪を贈るかどうかはカップル次第なので、74%という数字に縛られる必要は全くありません。あくまで「今のリアルな割合」として参考にしてくださいね。
なぜ?婚約指輪を「いらない」と考える5つの理由

では、婚約指輪を贈らなかった約26%のカップルは、なぜ「いらない」という選択をしたのでしょうか。主な理由を5つご紹介します。
1. 費用を他のことに使いたい
最も多いのがこの理由です。婚約指輪の平均購入金額は30万円〜40万円ほど。決して安い買い物ではありません。
- 新婚旅行を豪華にしたい
- 新生活の家具・家電の購入費用に充てたい
- 結婚式の費用に回したい
このように、形に残るモノより「コト(体験)」や実用的なものにお金を使いたいと考えるカップルが増えています。
2. 普段身に着ける機会がない
「高価な指輪をもらっても、傷つけるのが怖くてタンスの肥やしになりそう」という現実的な意見です。
- 仕事柄、指輪をつけられない
- 派手なアクセサリーは普段のファッションに合わない
- 子育てが始まったら、子供を傷つけそうで着けられない
特にアクティブな女性や、シンプルなスタイルを好む方から聞かれることが多い理由です。
3. パートナーに金銭的な負担をかけたくない
相手の経済状況を思いやって「いらない」と伝えるケースです。 「高価なものを買ってもらうのは申し訳ない」「その分、二人で貯金したい」という、パートナーへの優しさからくる選択ですね。
4. 指輪やジュエリーに興味がない
そもそもアクセサリーを身に着ける習慣がなく、指輪をもらっても嬉しくない、という方もいます。ファッションの好みは人それぞれなので、これは自然なことでしょう。
5. 金属アレルギーがある
指輪の素材によっては、金属アレルギーで着けたくても着けられない、という方もいます。プラチナやゴールドはアレルギーが出にくいとされていますが、体質によっては難しい場合もあります。
ちなみに、これらの理由で「婚約指輪はいらない」と決めたカップルでも、何か記念になるものを贈るケースは多いです。その代替品については、次の章で詳しく解説しますね。
婚約指輪の代わり、人気の記念品は?

婚約指輪は贈らないけれど、何か婚約の証を残したい。そんなカップルに選ばれている、人気の代替品をご紹介します。
1. 腕時計
婚約指輪と並んで人気なのが、ペアウォッチなどの腕時計です。
- 実用性が高い:毎日身に着けられる
- 長く使える:質の良いものを選べば一生モノになる
- お揃いにしやすい:ペアデザインが豊富
「二人で同じ時を刻んでいく」という意味合いも素敵で、婚約記念品として非常に人気があります。
2. 結婚指輪のグレードアップ
婚約指輪の予算を、毎日身に着ける結婚指輪に上乗せするという選択です。
- 結婚指輪にダイヤモンドを追加する
- 素材をプラチナからゴールドへ、またはその逆へ変更する
- 有名ブランドの結婚指輪を選ぶ
婚約指輪は特別な時にしか着けないけれど、結婚指輪なら毎日着けるから、そちらにお金をかけたいという合理的な考え方ですね。
3. ネックレスやピアスなどのアクセサリー
指輪は着けないけれど、ネックレスやピアスなら普段使いできる、という女性に人気の選択肢です。特に一粒ダイヤのネックレスは、流行り廃りがなく、どんなシーンでも使えるのでおすすめです。
4. 新婚旅行や家具・家電
「モノより思い出」を重視するカップルは、婚約指輪の予算を新婚旅行に充てて、行き先をグレードアップしたり、滞在日数を延ばしたりします。また、新生活で使う質の良いソファやベッド、最新の家電などを二人で選ぶのも、素敵な記念になりますね。
ちなみに、婚約指輪を「なし」にする場合は、必ず二人で話し合って決めることが大切です。「いらないって言ったけど、本当は少し欲しかった…」と後から後悔しないよう、お互いの本音をしっかり確認しましょう。
実は地域差も?都市部と地方での価値観の違い
婚約指輪を贈る割合には、実は地域による差も見られます。
都市部は「多様性」、地方は「伝統」を重んじる傾向
一般的に、首都圏や関西圏などの都市部では、カップルの価値観が多様化しており、「婚約指輪なし」や代替品を選ぶことに抵抗が少ない傾向があります。
一方で、地方では、古くからの慣習や「家」としての結びつきを大切にする文化が根強く残っている地域も多く、「婚約指輪は贈るのが当たり前」と考える方が多い傾向にあります。
これは、親世代や親戚との関わりの深さも影響しています。特に地方では、ご両親や親戚から「婚約指輪はどうしたの?」と聞かれることも少なくないようです。
親世代との価値観のギャップにも注意
婚約指輪に対する考え方は、世代間でも違いがあります。 特に親世代(50代〜60代)の方々にとっては、「婚約指輪は男性が誠意を示す大切な証」という価値観が一般的です。
そのため、自分たちは「いらない」と決めていても、親から心配されたり、反対されたりするケースもあります。もしご両親の意向が気になる場合は、事前に二人で話し合った結果をきちんと説明することが大切です。
「指輪の代わりに、新生活の家具を二人で選びました」 「その分のお金で、結婚式で両親にプレゼントを用意しようと思っています」
このように、二人で考えた前向きな理由を伝えることで、ご両親も安心して納得してくれるはずです。親への挨拶の進め方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

ちなみに、もし親から援助を受けて結婚式を挙げる場合は、特にご両親の意向を尊重する姿勢を見せることが、後々の良好な関係に繋がりますよ。
【体験談】私が婚約指輪を贈って心から良かったと思う理由
ここまでデータや一般論をお伝えしてきましたが、最後に私個人の体験談をお話しさせてください。
実は、私自身は婚約指輪を「いらない」とか「不要だ」と思ったことは一度もありませんでした。 そして、実際に妻に贈ったところ、本当に心から喜んでくれたんです。
妻は普段、派手なアクセサリーを着けるタイプではありません。それでも、贈った婚約指輪はとても気に入ってくれて、友人の結婚式や記念日のディナーなど、少し特別なタイミングで嬉しそうに着けています。
結婚指輪との重ね付けも楽しんでいるようで、「キラキラしてると気分が上がるね!もっと着ける機会が欲しいな」なんて言うほどです。
その姿を見ていると、婚約指輪の価値は、旅行や家具といった実用的なものに決して劣るものではないと実感します。プロポーズの瞬間の思い出や、贈った側の「覚悟」、そして受け取った側の「喜び」が、小さな指輪にぎゅっと詰まっている。その輝きは、二人の人生を豊かにしてくれる特別なものだと感じています。
もちろん、これはあくまで私たち夫婦の場合です。何に価値を感じるかは人それぞれ。だからこそ、お二人でしっかり話し合って、納得のいく結論を出すことが何よりも大切です。
ちなみに、もし彼女が「高いから申し訳ない」という理由で遠慮しているようなら、予算を伝えた上で一緒に見に行ってみるのも一つの手ですよ。
まとめ:婚約指輪を贈る割合は多数派!でも一番大切なのは二人の気持ち
今回は、婚約指輪を渡す割合や、贈らない理由について解説しました。
- 【2026年最新】婚約指輪を贈るカップルは約74%で、今も多数派
- 「いらない」理由の多くは「費用を他に回したい」「着ける機会がない」など現実的なもの
- 代替品としては腕時計や結婚指輪のグレードアップが人気
- 都市部と地方、また親世代とでは価値観に差があることも
最新のデータを見ても、婚約指輪は多くのカップルにとって特別な意味を持つアイテムであることに変わりはありません。
しかし、最も重要なのは、周りがどうしているかではなく、お二人が心から納得できる選択をすることです。
「やっぱり欲しい」「なくても大丈夫」「代わりに◯◯がしたい」 ぜひ、お互いの本音をじっくり話し合ってみてください。この記事が、そのためのきっかけになれば嬉しいです。


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